なんとかデータベースラーメンカレーチャーハンぎょうざうどんそば
 

「<<高橋作>>山かけ冷やし鶏そば〜山葵仕立て〜」@鯛塩そば 灯花 本店の写真<昨年夏の「限定冷やし」食いそびれのリベンジ>



 昨年の夏は、汁なしシリーズ食いまくりを一ヶ月あまり続けておりました。そしてそれが飽きた頃、すぐに冷やしシリーズを半月程度続けた記憶。その中で、マイベスト冷やしを決めてたんですが、まだ他に鯛塩そば 灯花の冷やしが美味いよととあるレビュアーさんに教えてもらったところが、時期が悪く終了してしまって食いそびれたまま、夏が終わった。今回はそのリベンジです。


 そもそもこちらもいつも行列でして、タイミングをずらして訪問したいものの、滅多に曙橋方面には仕事に縁がないんですもの。思い切って休みのタイミングでわざわざ出かけてみました。危うく、限定の15食にありつけないところでしたが、なんとなくゲット。ギリギリだったため、通常のトッピングに使われる「お揚げ」が切れて、メンマで代用と言う顛末ですが、気にしませんよ。今回は、鯛塩専門店ながら、鶏そばと相成りました。

(外観)http://photozou.jp/photo/show/1985094/237581832





【まさに和風!和の心!淡さをベースに綺麗な刺激の構成】


 それにしても、開店当時のまま美しい店内。掃除が行き届いているという店は、ありそうでそうそうありません。近くのマダムもひょこっと訪れ易い粋な空間で、店主とサブの方の息の合うところとか、接客もとても気持ち良く、座っただけで来てよかった感が漂います。ちょこっとだけでも日本酒があれば似合うと思うのになーと思える店内です。さて、その限定の冷やしの一杯ですが、かなり手をかけてるなーと思えます。スープと麺の絡ませにも相当に手間をかけますね。そんな感じで恭しく配膳が完了。

(麺顔全景)http://photozou.jp/photo/show/1985094/237581726

 そのお姿…………とても涼しげ!いきなり夏はモードになってしまった東京砂漠に、凛とした清涼感を感じる一杯。器のガラスが見栄え的にも涼しげさをアップです。まずは、トッピングや薬味を溶かさずにスープを味わうと、本当におとなしい味わい。冷やすと塩気が感じにくいのですが、無理に塩気アクセルを効かせません。ナチュラルと言えましょう。正直言って「鶏!」と言う感じしかせんが、淡くとも確かな旨味が滲み出るといった上品な感覚。この時点で気分的には和風です。

(スープアップ)http://photozou.jp/photo/show/1985094/237581772

 山かけが次第に溶けて行きます。そこをレンゲで選び啜ると、滑らかなズルズル感覚に微かな滋養エキス。仄かな青のりはほとんど感じないけど、そこに山葵を溶かすといきなりそば感覚がビビッと立ち上がります。ラーメンの感覚ではありませんな。しかしこれだけで夢中になってしまいます。イカンイカンと、後半に少し梅を潰して塩気と淡い酸味を足しこむ。少しニュアンスが変わるが、残りの梅を頬張って箸休めとして楽しみました。意外に麺の風合いがスープに移ることが少なく、最後まで出汁の素性をそのまま楽しめる一杯でした。







【まさに冷水で〆た!キンキンの冷たさも味わいと感じる細い風流麺】


 どうしてボクは、ストレートな細麺が好きなんだろう。すすり上げが気持ち良い。火傷する心配なく思いっきりすすって滑りを楽しみますが、これには細麺が最高です。そしてこの麺が実に冷えてていい気持ち。粗熱とった程度じゃなく、急激に冷えています。そのため、か細い麺にすごい引き締まりがあり、驚くほどクッシリとしていて、そのくせ縦伸びする弾力性も併せ持ちます。前歯で千切ってもビヨーーーーン弾む。

(麺アップ)http://photozou.jp/photo/show/1985094/237581765

 また風合いが嬉しい。全粒粉が多少練りこまれており、見栄えだけでも好き。〆てある麺を啜ると鼻腔に広がるグルテンの風合いも、一段と凛としていそうで大好きです。これはいくらでも食えそうだけど、大盛りにするとちょっとバランスを崩しそうです。一玉がちょうどいいかも。







【半レア肉の塩気はアクセント!薬味も考える抜かれたバランス!】


 大葉が大好き。パンと手のひらで叩いたと思われ、匂い立つ香りがいい。私はいつも海苔でするようにこれで麺を巻き取って一緒に食い切りました。風流な麺と大葉の相性はバツグンです。山葵も梅も、両方合うとは器用な設計。そして半レアなチャーシュー。少し塩気が効いた感じかな?でも普通よりはずっと薄味。こういう淡麗でいい仕上げの肉を食うと…………くどいけど日本酒が欲しくなる。

(チャーシュー)http://photozou.jp/photo/show/1985094/237581746





 総じまして、「夏の木陰のような涼やかさを感じる大人の冷やし麺」と言う感覚でしょうか。これは、おとなしい味わいですが、それだけに沁みる一杯。前回に食った千里眼の冷やしの真逆ですな。胃が食傷気味でもスルスルと食えるし、淡麗好きにはたまらない。猛暑の時期にはぴったりの味わいです。夏バテの時期にもう一度リリースしていただけないものだろうか………。


 ところで、厨房の上の方に、お店の社是のようなものが掲げられておりました。私の職場にもあるのですがあることも知らない人ばかり。ちゃんと理念があるお店と経営なんだなと、少し感心してしまった。なので、それをモジって・・・・なので詠います!



   美味しさで
   心に情熱
   火を灯し



   世界の人々
   笑顔花咲く



 完全パクリ!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!

投稿 | コメント (6) | このお店へのレビュー: 3件

コメント

こんにちは~
こちら食べたかったですが、未食のまま終わりを迎えてしまいました。ハードル結構高いですよね。鯛の冷やしはどこかでもう一回出るようなので、もう一度食べたいとは思っていますが。
とまそんさんはお心が広いので気にされなかったようですが、僕は人間ができていないので、油揚げが無かったらすごく悲しみます。限定の杯数が決まっているのになぜと。
このメニューの麺、すごく気になっています。他のものとは違うようで。ビヨーーーンとした感覚、味わってみたいです。和テストなスープにもよく合っていたようですね。
近くのマダム・・僕が先日伺ったときまさにそのようなお方がいました(笑)

KJ7 | 2016年6月12日 08:27

火傷することがない!
なるほど!それは冷やしならではの魅力だったわ!
おまけに咽ないw
今さら気づいたw
そして、確かに、冷やした時に気になる薄味感。
その克服が冷やしの一大ポイントなのでしょうが、
無理にアクセルふかさず、身体に染み込ませて解決する、と。
できれば私は、「鶏!」より「鯛!」がいいけどw

GT猫(ひっそり活動中...) | 2016年6月12日 09:24

こんにちわ〜

涼しげな一杯ですね〜♪

ワタクシも大人の冷やし麺を頂いてみたいです!

たく☆ | 2016年6月12日 12:16

おばんです。
ギリギリでもゲット出来て良かったですね。
自分も狙っていましたが、機会を作れませんでした。

昨夏の冷やしは、マスコミ(確か王様のブランチ)で、
紹介された以後ハードルが上がる中、2回ほど対麺でき、
昨夏の自分の冷やしランキングでは、1位でした。

表題のセンスの良いビジュアルも、堪りません!
とろろを、S字形の分界領の様にセンターに置き、
右側には具材を品よく配置し、
左側にははラインの整った麺を見せて...

おゆ | 2016年6月12日 23:52

どうもです!

まさしく涼を感じさせてくれるものですな~

じゃい(停滞中) | 2016年6月13日 08:20

涼を感じる一杯素敵です。
この系列、近くのつけ麺しか
行ったことないので、いずれ!

YMK | 2016年6月13日 11:42