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「ラーメン700円硬め濃いめニンニク別皿」@博多だるま JAPAN 越谷レイクタウンカゼ店の写真紀元二千二十六年 二月二十一日
​聖土曜日の間食における覚書
​【訪問先:博多だるまJAPAN】
​新春の候、初となる「だるま」の門を潜る。

本年の我が指針として、一度渉猟した店舗への再訪を厳に慎むという、一種の自己規律を課している。既知の味に安住せず、常に未知なる地平を希求せんがためである。ただし、幸楽苑という例外(エクセプション)を除いては。
……もっとも、この禁欲的な誓約が砂上の楼閣に過ぎぬことは、私自身が最も痛感しているところではあるが。

​注文:拉麺(七百円也)
​仕様:硬・濃(硬度及び濃度への偏執的指定)
附随:大蒜(にんにく)及び紅生姜の無償提供

​現今の苛烈な経済情勢下において、未だ「七百円」という価格を死守するその姿勢。これはもはや単なる価格設定ではなく、店主の矜持が結晶化した「意地」の顕現に他ならない。

​供された一杯は、食塩の輪郭が峻烈に際立ち、味覚の深淵を穿つような衝撃を伴っていた。表面を覆う過剰なまでの油膜に、一瞬、生理的な嫌厭が脳裏を掠めたものの、それすらも重厚な旨味の構成要素として昇華されている。
​総じて、五臓六腑に染み渡る至高の体験であった。
深謝し、ここに擱筆する。

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