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2023年11月5日(日)本日は先月中旬にオープンしたばかりであるこちらの新店を初訪問。尚、店主は「藤花」出身との噂を聞いたものの、真偽を推し量れるほど確実な情報は幾ら探しても見当たりませんでした(汗)13時54分に到着すると、店の前では8名の先客が入店待ちの状況です。先ずは「塩らぁ麺」と「海苔」の食券を購入し、外で待つ事21分ほどで店内に案内されました。そして、食券を渡して席に着くと、待つ事4分ほどで待望のラーメンが到着です。黄金色に染まったスープには薄らと鶏油が浮いていて、細麺の上にはチャーシュー、メンマ、刻み紫玉ネギ、斜め切りのネギが乗っています。先ずはスープを飲んでみると、適度に効きつつも角が丸められた塩味と共に、膨よかでいて一体感に満ちた出汁の旨味が口の中に広がります。蘊蓄によると出汁は鶏のみであり、尚且つ塩ダレには貝や昆布に加えて乾物魚介が使われている様です。ただ、自ら味わう限りでは、特に魚介節と昆布に至ってはタレではなく寧ろ出汁由来の旨味と錯覚するほど輪郭が鮮明に現れている印象です。また、鶏のエキスは決して濃過ぎる事なく、旨味の土台を堅実に担いつつもタレで与えた多様な風味を映し出す背景の役割を果たしています。尚、生貝に感じがちな琥珀酸の渋味は至って希薄である事から、タレに使われている貝類は恐らく貝柱或いは乾貝が基軸であると思われます。次に麺を食べてみると、多加水寄りの細麺が適度な硬さに茹でられていて、噛み締めると靱やかなコシと共に清々しい小麦の風味を感じます。そして、嫋やかな麺にはスープが潤沢に絡み込み、小麦の甘味に重層的なスープの旨味が重なる事で味わいに豊潤な膨らみが生み出されます。次にチャーシューを食べてみると、1枚ずつ炙られた豚バラ肉と低温調理で仕上げられた鶏胸肉が何れも適度な厚みにスライスされています。豚バラ肉は赤身が緻密に引き締まっていて、噛み締めると焦げた肉質やタレの香ばしい風味と共に脂身のコクや甘味が舌に存分に伝わります。一方、鶏胸肉はレアならではの瑞々しさを保っていて、柑橘の香りや仄かな塩味が重なる事で素材の淡白な旨味が舌に素直に映し出されます。食べ終えた感想ですが、初動のインパクトは決して明瞭ではないものの、食べ進めるに連れて徐々に滋味が伝わる実直さに満ちた一杯でした。尚、麺顔からは「藤花」の面影を色濃く感じる反面、味わいの方向性は少なくとも私の知る「藤花」からは著しく掛け離れている印象でした。嘗ての「藤花」は私の中ではお気に入り店でしたが、塩ダレが徐々に丸くなるに連れて好みから離れた事で足が遠ざかってしまった次第です(汗)一方、こちらの塩ダレも幾分丸め寄りである反面、麺の加水を高めつつ柔らかめに茹でる事でスープとの相性が飛躍的に増している印象です。改めて訪れる機会があれば、次回は券売機のメニューを見て気になっていた「しじみ昆布水つけ麺」を是非試してみたいと思います。ご馳走さまでした。
本日は先月中旬にオープンしたばかりであるこちらの新店を初訪問。
尚、店主は「藤花」出身との噂を聞いたものの、真偽を推し量れるほど確実な情報は幾ら探しても見当たりませんでした(汗)
13時54分に到着すると、店の前では8名の先客が入店待ちの状況です。
先ずは「塩らぁ麺」と「海苔」の食券を購入し、外で待つ事21分ほどで店内に案内されました。
そして、食券を渡して席に着くと、待つ事4分ほどで待望のラーメンが到着です。
黄金色に染まったスープには薄らと鶏油が浮いていて、細麺の上にはチャーシュー、メンマ、刻み紫玉ネギ、斜め切りのネギが乗っています。
先ずはスープを飲んでみると、適度に効きつつも角が丸められた塩味と共に、膨よかでいて一体感に満ちた出汁の旨味が口の中に広がります。
蘊蓄によると出汁は鶏のみであり、尚且つ塩ダレには貝や昆布に加えて乾物魚介が使われている様です。
ただ、自ら味わう限りでは、特に魚介節と昆布に至ってはタレではなく寧ろ出汁由来の旨味と錯覚するほど輪郭が鮮明に現れている印象です。
また、鶏のエキスは決して濃過ぎる事なく、旨味の土台を堅実に担いつつもタレで与えた多様な風味を映し出す背景の役割を果たしています。
尚、生貝に感じがちな琥珀酸の渋味は至って希薄である事から、タレに使われている貝類は恐らく貝柱或いは乾貝が基軸であると思われます。
次に麺を食べてみると、多加水寄りの細麺が適度な硬さに茹でられていて、噛み締めると靱やかなコシと共に清々しい小麦の風味を感じます。
そして、嫋やかな麺にはスープが潤沢に絡み込み、小麦の甘味に重層的なスープの旨味が重なる事で味わいに豊潤な膨らみが生み出されます。
次にチャーシューを食べてみると、1枚ずつ炙られた豚バラ肉と低温調理で仕上げられた鶏胸肉が何れも適度な厚みにスライスされています。
豚バラ肉は赤身が緻密に引き締まっていて、噛み締めると焦げた肉質やタレの香ばしい風味と共に脂身のコクや甘味が舌に存分に伝わります。
一方、鶏胸肉はレアならではの瑞々しさを保っていて、柑橘の香りや仄かな塩味が重なる事で素材の淡白な旨味が舌に素直に映し出されます。
食べ終えた感想ですが、初動のインパクトは決して明瞭ではないものの、食べ進めるに連れて徐々に滋味が伝わる実直さに満ちた一杯でした。
尚、麺顔からは「藤花」の面影を色濃く感じる反面、味わいの方向性は少なくとも私の知る「藤花」からは著しく掛け離れている印象でした。
嘗ての「藤花」は私の中ではお気に入り店でしたが、塩ダレが徐々に丸くなるに連れて好みから離れた事で足が遠ざかってしまった次第です(汗)
一方、こちらの塩ダレも幾分丸め寄りである反面、麺の加水を高めつつ柔らかめに茹でる事でスープとの相性が飛躍的に増している印象です。
改めて訪れる機会があれば、次回は券売機のメニューを見て気になっていた「しじみ昆布水つけ麺」を是非試してみたいと思います。
ご馳走さまでした。