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「味玉らぁ麺」@麺庵ちとせの写真都営線の若松河田から行きました。
細い路地を使わないといけないので行き難いですw

予習不足でした。
店主殿がめっちゃ若くでビックリ!!23歳ですか!

その店主殿が丁寧に作る一杯。
どうやらコンセプトは「醤油を味わう」そば!

鶏・昆布・貝類という、三種の旨味成分を巧みにブレンド、
特定素材が突出していない、というよりも、
全ての旨味が混然一体、否、完全に一つの物質になって、
混合物のはずなのにピュアで上品な旨味を放っています。

その出汁成分が、自ら主役になるのではなく、
これまたブレンドされた数種の醤油からなるタレに
旨味の照明と透明度を与えるチューニング。

ときに「フルーティ」と形容される上質な醤油、
まさにその「フルーティ」さを引き出すために出汁があるかの如し。

麺は北海道小麦100%という自家製麺、
平打ちの中太、いや、けっこう細め、
小麦100%という割には、風味を前面に押し出したものではなく、
つるんとした食感の喉越し滑らかなもので、ちょっと意表を突かれます。
この麺の解釈にちょっと悩む、きっと評価も分かれる。
しかし、ほどなくしてわかった気がする「味の設計」、
つるんとしている割には、麺肌がしっかり醤油色に染まる!
きっと、麺も醤油を吸わせ(纏わせ?)、小麦の風味とも融和させつつ、
喉の奥に流し込ませるシステム。
ここでも醤油を味わうために全てが仕組まれたプランニング。
もし私の解釈が当たっているなら、この若さで何と精巧でしたたかな味づくり!

薬味として、刻み葱のほか、開店当初のネット記事には見られなかった春菊がラインアップ。
これがラストに、フワッと後味を爽快にして、風味戦略のダメ押し役を務めます。

チャーシューは、諸ブログ・RDBで拝見した大判のものではなく、
2枚にカットされたロースチャーでしたが、
一見、ミシッと硬め感を予測させておいて、
しかし必要以上に肉の繊維に抵抗させない絶妙の火入れ。
肉の癖もしっかり抑えこんで(消し去って?)います。

細切り硬めの食感のメンマにも、自慢の醤油がしっかりしみて、
これまたコリコリ強めの食感を出すことで、
口の中で醤油の味わいが長く響くような細工。

後から考えるほどに、作り込まれた見事な一杯。
おそらく今後も地道に微進化を続けていくのでしょう。

こういう一杯には「鶏の旨味をしっかり強調」というタイプが多いものですが、
これ見よがしに動物素材を押し出さない方向性は、個人的に好みにドンピシャ。
敢えて難を言うと、全てが整いすぎ、キレイすぎな感がすることでしょうか。
でも、煮干しにもチャレンジ、さらには「闇出汁」なんていう限定も手掛けています。
今は優等生的な印象が強いですが、
今後は唸るような個性的な一杯を編み出しそうなオーラがいっぱい!

ちょっと行き難いですが、目が離せないお店ではないでしょうか。
というか、こういうお店が近所に欲しいなあ。

投稿(更新) | コメント (3) | このお店へのレビュー: 1件

コメント

曙橋のお店なんですね。若干23歳の店主さんって立ち上げたときは22歳?
まだ1年の営業なのに3ケタのレビュ数が美味さを物語るのでしょう。
麺に絡む味の設定の計算高さ。
興味が沸きましたよ。

mona2 | 2016年6月20日 18:48

ついに行かれましたね!このお店。
きりりとした醤油の中に、瑞々しさもあり、かなり好きな醤油ですねー。
もっと食わねばならない使命感に目覚めてしまいましたf^_^;)。

おはようございます。
皆さん高評価ですね。暫く伺っていないので再訪しないと!と
思っていますよ。
そういうお店も多いのですが(;'∀')

mocopapa(S852) | 2016年6月21日 06:02