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「特製平子煮干そば(950円)」@新橋 纏の写真新橋に来ています。

前の晩から、いや家を出るときもこの日のランチは新橋のひとかどの江戸前寿司店に行こうと決めてました。このときに限らずずっと行こう行こうと思いつつ、なんか行くのがもったいない感じで。初訪の新鮮さとか興奮を残しておきたい、と思うような店。一度行ったら、大満足になるかがっかりになるかは分かりませんが、ずっと期待感を抱いておきたいような寿司店。

いやあ、もう待つのはよそう。この日で決着してしまおうと、前の日も新橋の大和鮨に来ましたが2日連続の新橋詣でとは相成りました。

好事魔多し。常磐線の中では相変わらずフロリダ州のFM放送を聴きながら、開くページは食べ物サイト。ああ、もうこれ絶対に食べたい!と思うラーメンブログの写真を見てしまったのですよ。困ったちゃんです。新橋纏の平子煮干そば。平子煮干って真鰯の煮干でしたっけ。

新橋纏は開店した時からどうも足が向かない感じだったのですよ。噂では、銀座のあの店の系列でスープはセントラルキッチンに頼っている店、という本当に噂なんですけど。それはありまして、創業以来行きたい店リストには一度も入れたことがない店だったのです。

それが、この日見た写真はちょっと迫力だったんですね。うまそうオーラがびんびん。同じ新橋というのも何か不思議なものを感じ、この日はとりあえず煮干ラーメンで行くかと。最近、えんや以来旨いラーメンを食べてないものですから纏も悪くないなって。

寿司屋の開店時間に合わせて新橋に来てますので、11時開店のこの店には当然シャッターと言うわけには行きません。

店を見つけて路地を入っていった突き当りまで進み。入口に券売機がありますので、買ったのは、つけ麺でもなく、鶏白湯でもなく、

特製平子煮干そば(950円)。

店内は狭いす。奥の席にどうぞと言われ、カウンターに座っているサラリーマンの背中にぶつかりながら奥に進みます。もっと椅子を引いて座れやい。厨房には3人。店内には煮干のフレーグランスが充満してます。動物系を煮出している大型の寸胴はありませんね。この狭い厨房では無理でしょう。雪平小鍋を使いながらスープを調合してる感じです。

前の客のつけ麺に作業が集中し、ジブンの元に配膳されたのはおよそ6分後。

いい麺相をしてます。メインキャストのチャーシューはやや小ぶりのバラ巻。これは日によって、食材の仕込みで変わってくるんでしょうか。写真で見たチャーシューとは全く違う形をしてます。メンマ、味玉、三つ葉。刻み葱は極少。

スープですね。表面には小さな脂玉が浮いて、この旨そうな濁り加減がなんとも和みます。レンゲで一口口に含むと、柔らかい煮干の味わいとそれを支える動物系の出汁が見事な調和を口いっぱいに感じさせてくれます。煮干を決して派手で目立ちがりの主役にさせることなく、優雅で実力がある出汁の柱にするところが何ともすばらしいスープです。

こうきてましたか。これはごくごくと最後の一滴まで飲んでしまうスープですね。レコードダイエットでは、ラーメンの登録でスープを飲んだか、飲んだらどのくらいか記録するんですが。もうそれだけで200kcalくらいすぐに増えてしまいますが、仕方ありません。残せるわけがない。

麺。三河屋製麺の中でも非常に優秀な麺だと思い ましたね。ともすれば低加水のぱつぱつ麺と合わせたくなるのを、ここでは中加水の中太麺にして、茹でもそんなにかたくはしません。そこがこのラーメンのポイントであるように感じました。馴染ませた麺。麺の熱が入らない芯の硬さでコントロールするのではなくて、麺自体の熟成からくる高密度感が実に心地がいい。

このラーメンではメンカタコールをする愚は避けたほうがよろしいかと。

チャーシューの味入れも、味玉の沁み具合もいい感じ。メンマもこりこり感もこのラーメンに合ってます。

完成されたラーメンと言った感じでした。日本一醤油がここでもメインロールを演じてましたね。満足な一杯でした。

さ、次の店で余韻を味わいながら。

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