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「担仔麺」@台湾料理 天天の写真 暴力的なまでに強烈な日差しの土曜日(28日)、注文毎に麺を手打ち・手延べする店があると聞き、乾いた生温い風の中、千葉駅からテクテク西へ。目指すは「台湾料理 天天」。
 鮮やかな朱色に塗られた、ステレオタイプ的な中華風の店構え。店頭に設置された、麺打ち実演用のショウケースが特徴的です。店内は事実上テーブル席のみ、壁にかけられた小物類が、エキゾチックな雰囲気を醸しています。厨房のご主人は広東省出身とのこと、接客の女性店員(奥さん?)も中国の方のようです。
 この店の一番人気「担仔麺(タンツォーメン)」を注文しますと、怪訝そうな表情をする店員さん。メニューを指さしながらもう一度「タンツォーメン」というと破顔一笑、ネイティブな発音で「『テン・ツァー・ミン』ね」。「タ(テ)」と「メ(ミ)」にアクセントが来るんですな……
 麺打ち場の「かぶりつき席」では常連さんがくつろいでおられ、店奥のテーブルに着いたため、麺打ち・手延べは見えませんでしたが、注文するとすぐ、「ダン、ダン」と音が聞こえ、本当に注文ごとに打つようです。時間がかかるかと思いましたが意外に早く、丼は約7分で到着。
 透明に近いスープをレンゲですくい、一口……何とも穏やかな味の鶏スープ。鶏の旨みがよく出ており、塩分を控え雑味を排した、透き通るような優しい味です。麺の上にのるそぼろ肉をスープに沈めて、味の変化を見ましたが……う〜ん、ややコクが増す程度です。
 さて期待の麺は、手延べ独特の太さ不揃いのもので、概して言えば中太のストレート。噛んだ瞬間は柔らかめに感じますが、最後まで歯をググッと受け止めるような弾力があって、手打ち独特のモチモチ感です。ほんのりとした甘さが、スープの優しい味わいとよくマッチしますなぁ……麺にはヘルシーな韃靼(ダッタン)蕎麦も配合されているとのこと。
 具材はそぼろ肉に、モヤシ、ニラとネギ。特にモヤシは、モチモチの麺にシャキシャキ感を加えて、なかなかグッド。そぼろ肉は徐々に粉状になってスープに混じっていき、終盤へ向けコクを増していきますが……「劇的なラストシーン」を迎えるまでには、もう一歩至りませんでした。
 中華料理にありがちなケミカルな嫌味もほとんど無く、イマ風に例えれば「スローフード」的ともいえる、体に優しい一品。台湾麺といえば屋台で出される小椀を連想しますが、この「担仔麺」は量も十分、マッタリと楽しめる一杯です。
 帰り道、富士見の交差点で信号待ちをしていると、街路樹から「ジジジジ」という音……今年初めて聞くセミの声、いよいよ夏本番。

投稿(更新) | コメント (1) | このお店へのレビュー: 1件

コメント

こんにちは〜
手打ち麺とネイティブとの会話を堪能されたようですねw
最初は「坦々麺」の割りにスープがクリアだなぁ・・・
なんて思ったら、坦坦では無かったですね(汗)
行ってみたいお店がまた一つ・・・ww

職場の隣にちょっとした樹木があるのでセミの声は比較的聞いています!!

| 2007年8月3日 10:20