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「ラーメン」@元祖とんこつラーメン 南京千両の写真2022年4月24日(日)

本日は前々からの念願であったこちらの店を初訪問。

創業85年を迎える久留米の老舗であり、九州で最古のラーメン店と言われています。

一方、現在の乳化した豚骨ラーメンの源流は、福岡市内の「赤のれん」と今は無き久留米の「三九」であるとの説が有力と言われています。

11時32分に到着すると、開店直後である事から店内には先客が誰も居ない状況です。

そして、早速席に着いて「ラーメン」を注文すると、待つ事6分ほどで待望のラーメンが到着です。

白濁した豚骨スープはきめ細かな乳化を保っていて、緻密に縮れた中太麺の上には細切りチャーシューやメンマと共に刻みネギが乗っています。

先ずはスープを飲んでみると、白醤油で与えたと思しき軽やかな塩味と共に、淡麗でいて極めて円やかな豚骨出汁の旨味が口の中に広がります。

出汁は恐らく豚のみと思われますが、豚骨の臭味や油を徹底的に取り除く事で純粋な旨味だけがピンポイントで絞り出されている様に感じます。

また、スープを味わう限りでは骨髄が旨味の主体を占めている一方、肉質から出た旨味も少なからず味わいに影響を与えている様な気がします。

尚、出汁の濃度は至って薄めではあるものの、旨味が隙間なく溶け込んでいる事で味わいに厚みが生まれると共に滑らかな舌触り与えています。

一方、塩味は低めに抑えられつつも後味に複雑な余韻が残る事から、タレには醤油や化調の他にも様々な旨味が溶け込んでいる様に思われます。

次に麺を食べてみると、若干多加水寄りの中太麺が適度な硬さに茹でられていて、噛み締めると靱やかなコシと共に小麦の仄かな風味を感じます。

そして、縮れた中太麺にはスープが存分に絡み込み、噛み締めると小麦の甘味とスープの旨味が相乗する事で味わいに緩やかな奥行きを与えます。

次にチャーシューを食べてみると、豚バラ肉の煮豚がまるで冷し中華の具材の様に細く切られています。

肉質は至って穏やかな塩味を帯びていて、噛み締めるとフワリとした歯触りを感じると共に、滲み出た脂身のコクや甘味が舌に存分に伝わります。

食べ終えた感想ですが、訪れる前までは古びた味を想像していたものの、実際に食べてみると現代でも通用する極めて秀逸な味わいに感じました。

昨日食べた佐賀ラーメンを含め、豚骨の旨味をピンポイントで取り出すと、今までの豚骨とは違った新たな表情が生まれる事を改めて知りました。

関東に住む人間は豚骨に画一的な印象を抱きがちではあるものの、今回本場の名店を食べ歩いた事で豚骨の奥深さを再び実感する事が出来ました。

一方、こちらのスープは半濁と聞いてはいたものの、実際には現代の豚骨の原型と言っても差し障りが無いほど充分に乳化していた様に感じます。

改めて訪れる機会があれば、次回は「ギョーザ」や「チャーハン」も是非一緒に食べてみたいと思います。

ご馳走さまでした。

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