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「途(800円)」@麺や 一途の写真【2015.01.22初訪】
最近しばしば武蔵小山周辺で仕事があります。当然昼飯は駅界隈で食べるわけですが、ここは商店街が充実していて素晴らしいです。今では東京のベッドタウン…例えば私が住む相模原などが典型的ですが、大型の店舗に押されて駅前の商店街は寂れる一方です。しかし住みやすい街というのは歩いて買い物ができる商店街が充実している地域なのだと思います。そしてそんな商店街には旨いものを食べさせてくれる店が沢山あるもので、武蔵小山の商店街も昼飯で困ることはまずありません。
この日も駅そばで仕事があったわけですが、たまには商店街から外れたところで食事をしてみようと思い立ち、従前からチェックだけは入れておいたこちらの店を訪ねてみました。何でも店主は目黒の『雅叙園』と銀座の有名フレンチ店『マキシム・ド・パリ』でシェフをされていたのだとか。どんなラーメンを食べさせてもらえるのか楽しみです。

12:10頃店到着。私としては比較的まともな時間に昼飯を食べることになりました。なので混雑が心配されましたが、店内はまだ席に余裕があります。私はカウンターの空いた席に腰掛けてメニューを眺めます。初めての店で、しかも店主がフレンチ出身ということくらいしかまともな予備知識がないまま訪問してしまったのですが、やはり最初は基本的なラーメンだろうと、いくつかあるレギュラーメニューから「途/みち(800円)」を注文します。このメニュー、小さなライスがサービスされるとのことでしたので、ありがたくいただきます。待つこと数分。
この日は店主と思しきメガネの男性ともう一人の男性店員さんの二人体制での営業でした。物静かですが丁寧な接客。落ち着いています。ラーメン店というと時折元気が良すぎて馬鹿でかい声を張り上げているチェーン店系の店がありますが、あれは耳元近くでやられるとイラっとします。接客は丁寧さは重要ですが、必要以上の大声は五月蝿いだけです。この店のような接客は非常に好印象。

ほどなくして出てきた私のラーメン。メニューの説明書きのとおりカレースープのラーメンでありました。見た目は非常にシンプル。幾種類かの野菜とチャーシュー。そして青菜が丼の真ん中に据えられていて彩が鮮やかです。さすがフレンチ出身。シンプルながら見た目も綺麗です。では早速いつものようにスープから一口頂いています。
…一口飲んだ瞬間、これはしっかりと作りこまれていることがわかりました。スープはスープカレーそのものです。非常にスパイシー。そしてベースの出汁もしっかりしていることが良く分かります。恐らく鶏ガラがベース。そして玉葱などの野菜類でしょうか。カレーは、あまりいろいろなものを煮込みすぎてしまうと家カレー的な味わいにどんどん近付いてしまうところがあります。それはそれでラーメンの上に後乗せするようなカレーにすると美味しいのだけれど、ラーメンスープとしてスープそのものがカレー味にまとまったものはなかなかお目にかかれません。このスープは非常に美味しいです。名手は洋の東西を問わず、スープの作り方が上手なのでしょう。

麺は加水率低めのストレート細麺でした。ちょっとザクッとした歯応えのある麺で、さらりとしたスープをよく持ち上げます。麺量は140g前後と思われ標準的。この麺は悪くはないですがスープに比べると特徴的なところはあまりないですね。

チャーシューがまた素晴らしいです。脂身を適度に残したもも肉と思しき部位。しっとり柔らかく仕上がっています。味付けは控えめなのでスープに浸しながら食べるのが美味しい。大きくはないですが5枚くらい入っていました。良心的です。
その他の具は茹で野菜のみ。モヤシと玉葱スライスでした。さっと茹でただけのようで、シャキシャキの食感で歯応えが心地よい。シンプルですが、いやだからこそ美味しいのかも。

最後は残ったスープにサービスで頂いたミニライスを投入して〆。
まんまスープカレーになりました。こうしてごはんでいただくと、麺とはまた違った美味しさを感じられて2度美味しい。

この店は確信しました。きっとどんな料理を作っても旨いはず。こんな店で、夜に店主が作るつまみでワインなんかを飲むのが美味しそう。この界隈ではなかなか夜に落ち着いて飲むことはできないけど、そんな営業をしていたらぜひ入ってみたいです。
いずれにしても、機会があれば是非ほかのメニューも食べてみたいものです。

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