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「塩ラーメン」@横浜家系ラーメン 壱蔵家の写真 土曜のお花見日和がウソのように、月曜は朝から寒風・驟雨の「花の嵐」(31日)。傘を握りしめ、肩をすぼめながら百人町の「壱蔵家」を再訪。
 2月オープンの新店ですが、この店の一品は完成度が高い。
http://ramendb.supleks.jp/score/83735
 メニューは醤油と塩の2系統、前回の醤油に引き続き、今度は「塩ラーメン」(650円)を、例によって「麺固め、脂少なめ」で。カウンターにお冷やを置いて誘導する店員さん、ちょうど厨房をのぞける位置に通されましたので、じっくり製造工程を観察……といっても、なんの変哲もありません。丼に塩ダレとアブラを入れて、白濁した豚骨を注ぎ込むだけ。前ロットの醤油系「ラーメン」の製造も見ましたが、やはり工程はシンプル。それで、なんであんな味が出せるのか……丼は約4分で到着。
 クリームシチューのような白さのスープに、真っ白なうずら卵がチョコナンとのる、なんともかわいらしい「メルヘンチック」な丼姿。では、スープを一口……うん、コイツもイケます。まるでミルクのようにクリーミィーですが、甘ったるさは皆無で、絶妙の塩加減で豚骨のコクをフワリと包み込み、ジワジワと旨みを舌につたえる……なんとも、ホノボノとした美味しさ。口の中を、「春」の暖かな風が吹き抜けていくような「口福感」です。
 麺は、醤油系同様の中太麺で、今回もキッチリとイメージ通りの「固め」の仕上がり。歯切れ、歯応えとも申し分なく、ほのかな甘みがまた、この「春のスープ」によく合います。肩ロース・チャーシュも、比較的薄味ながら全体に味がよくしみており、噛みしめるほどにスープのうま味とシナジーして、醤油の時よりも更に好印象。うずら卵のホクホクした甘さも、このスープにはよく合うなぁ……何がなし、具材の味付けはこの塩系に合わせた設定じゃないかと思えるほど。
 マイルドながら「質実剛健」を感じさせる「醤油」系に対し、「春」を感じさせるメルヘンチックな「塩」。タオル鉢巻きのイカついニイさん方から、なんでこんなホノボノした一品が生まれるのか……帰り道、またもや冷たい風雨が吹き付けますが、「塩」で暖まった体はすでに「春」。電車から沿線の桜を眺めながら、上機嫌で会社に引き返す、オジサンなのでした。

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