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地元、六角橋仲見世の中華料理店「紅郷」の担担麺です。

一時担担麺がマイブームであった時期に担担麺を食べまくっていました。
自分のなかでは中華料理屋の麺類とラーメン店のそれとは切り離して分類しているので、通常私は中華料理屋では担担麺以外の汁麺は食べません。紅郷では専ら一般の中華料理のメニューを頼んでいた訳です。

因みに紅郷は六角橋界隈の中華料理屋の中ではしっかりした本格的な味で、値段もリーゾナブルで、「鶏肉とカシューナッツの炒めモノ」を食した時は、カシューナッツの香ばしい煎り加減、しゃきしゃきの野菜類と鶏肉の柔らかさを残した絶妙の火加減に横浜・中華街の一流店の技にも匹敵すると感心したものです。確か台湾出身のご夫妻家族で切り盛りしていて家庭的な雰囲気で地元では固定ファンを掴んでいます。

お店は東急・東横線白楽駅から徒歩3分、六角橋商店街と平行した古いアーケード商店街、通称仲見世の中、ピーコックへ曲がる路地との丁度交差する角にあります。
店内は3名が一杯の小さなカウンターと4つのテーブル席のみの小さな空間です。
女将さんと息子さんが調理場、女将さんの妹さんが接客担当で、この三人の会話は中国語ですが、皆さん日本語も日本人のように話されます。

この店の担担麺との出会いはある時、当然といえば当然ですが、紅郷のメニューに担担麺を発見してから偶に担担麺だけを食べに行くようになりました。

担担麺は特に東京では個性的な品がたくさんあり、担担麺マイブーム中の折は舌鼓を打ったものでした。
紅郷の担担麺は東京の専門店とは異なりどこにも奇を衒ったところのない、庶民的で親しみのある一品です。

材料は全く一般的で、見た目は普通のラーメンのように麺がスープの中で泳いでおり、所謂中華本来の汁麺スタイルの担担麺とは異なる、日本で認知されている一般的な担担麺の形態です。

神奈川区では反町に30年位昔「たんたん」と言う店が出現し、深夜までオープンしていたことと激辛ブームにも乗ってそこのタンタン麺が一世風靡したことから、所謂細ストレート麺が唐辛子スープに浸って、一応青梗菜を浮かべ挽肉を炒めたものを玉子でとじたラーメン風のタンタン麺(陳建民さんが日本人用にアレンジした担担麺とはまた別物)が流行り出しました。
その後反町のたんたんは閉店(現在元のマスターが当時の所在地の近くの松本通り商店街に復活)し、この地域では代って川崎を本拠とした元祖ニュータンタンメン本舗というチェーン店が展開し、玉子とじ風の辛味の利いたタンタンメンが現在に至っています。

紅郷の担担麺もラーメンスタイルで、スープの味付けは甘からず、辛からず(辛味はオーダーで応じてくれます)で中華一般のトリガラスープでゴマペースト、辛味噌を溶き、サラッとしたスープにストレート細麺を泳がせ、炒めた挽肉、刻みねぎ、青梗菜をトッピングしラー油を塗した一品ですが、僅かながら砕いたナッツと中国野菜の香味(漬物?)を利かせているところが特徴です。スープは最後の一滴まで美味しく味わえます。

この店の味メニューは勿論プロではあるのですが、女将さん(現在はおかみさんと息子の二人で調理場を担当)の暖かい人情が料理にも感じる為、家庭的な味わいもある中華料理の品々で、担担麺の味にもその人柄が表れていてホットする味わいが出ていると思います。

個性的な担担麺を食す一方で、たまに食べたくなる庶民的な担担麺です。

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