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「濃厚つけ麺 並 + 半肉増」@銀座 朧月の写真 ヘビーな話題の会議ほど、体力切れを狙ってわざと金曜夕方に設定されたりしますが……ヘビーな話題だからこそ、長引く会議(5日)。ヘトヘトに疲れ果てた帰り道、銀座「朧月」へ。
 この界隈では、すでに評判になりつつあるこのお店、お昼時はいつも行列ゆえ、私のような行列嫌いには近寄りがたくなりました。しかし、夜はまだすんなりと入れるようですな……券売機は入口右手、「濃厚つけ麺 並(240g)」(750円)と「半肉増」(150円)をポチッとな。カウンター席について、BGMがわりのFM放送に聞き入ります。
 厨房は例によってご主人一人、翌日の仕込みなのかネギを切りつつも、手鍋のスープやゆで湯の様子に細かな目配り、包丁さばきもラーメン屋らしからぬ丁寧さで……やはり、どこかで料理人をされていた人なのかしら。丼は、約9分で到着。
 褐色のスープに、チョコレート色のタレがすじ状に浮かぶという、なかなか珍しい丼景色。では、つけ汁を一口……いや、「中華そば」( http://ramendb.supleks.jp/score/296380 )に劣らぬインパクト。ベース・スープは鶏主体の濃厚な動物系に、カツオ・サバ節を程よくきかせたもの、チョコレート色のタレは熟成した醤油とカツオ節が中心のようです。スープ側のカツオでキリッと味を引き締め、タレのカツオと醤油でクッキリと味の輪郭線を引く。さらにサバ節で魚介と動物系を上手くつないで……実によく練り込まれた味の構成には、舌を巻くばかり。
 麺は、太めの中太ストレート。そのまま一口いただきますと……コシ・弾力・歯切れ、どれをとっても軽すぎず重すぎず、つけ麺用としては理想的な仕上がり。さらに甘みもクッキリと明瞭で、国産小麦だけでは出せない力強さがあります。もはや結果は明白ですが、一応つけ汁につけズバァ~~ッとイキますと……あぁ、この溜息が出るような美味さ。一つ一つの味を磨き、慎重に組み合わされた料理だけが持つ、このジンジンと沁み入るような深き味わい、もはや言葉は要りません。
 写真では明瞭ではありませんが、具材は「つけ麺」用と思わしきブツ切りチャーシューと、「中華そば」用と思わしきスライスしたタイプのチャーシューの混成で、おそらく後者が「半肉増」のご利益。後はメンマ、ナルト、ネギですが、ご想像の通り、どの具材一つとってもスキがありません。それどころか、ネギの使い方ひとつとってみても、敢えて辛味を少し出すような仕込みで、辛味の少ないつけ汁に、ピリッと加えるアクセント。「薬味」とは何か、深く理解した使い方です。
 ―――外国ブランドのド派手な店が立ち並び、「銀座」を感じさせる店も少なくなりましたが……そんな時代に、「銀座のエスプリ」を体現する、新たな「名店」の誕生に立ち会えるとは嬉しい限り。「気品」すら感じさせるこの一品が、銀座の新たな「顔」となるでしょう。

(補)「中華そば」のスープは、このつけ汁のベース・スープに、煮干出汁を加えたもののよう。スープ割で、その変化を楽しめます。

投稿(更新) | コメント (2) | このお店へのレビュー: 2件

コメント

milesさん、kaitです。
登録者として早くイカネバと思ってます。
昼は混んでるんですね。夜行きます。
(補)も参考になりました。

kait | 2010年11月11日 19:15

どうもです!!
レビューを参考にお邪魔して参りましたw
寒さから中華そばを選びましたが、なかなかの満足度でしたw
次回はつけをいただきたいと思っております!!

夜ならばまだ並びは無いようですね~

| 2010年11月17日 08:19