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「中華そば 小 + 味玉」@銀座 朧月の写真 諸案件が「デッドロック」に陥って、仕事も一旦休止の水曜昼(20日)。某店に向かう途中、一昨日オープンの「朧月」の前を通りがかりますと……行列がない。店をのぞくと先客4名、まだ2席ほど空いており、思わず入店。
 券売機は入口右手、この店は「並」で麺2玉と聞いておりますので、ここは1玉の「中華そば 小」(680円)で、「味玉」(100円)をお供にポチッとな。6人掛け程度のカウンターに着席し、なんとなく見下ろしてギョッ!……なんと天然木の一枚板。ま、ここは銀座ゆえ、小さな寿司屋でも居抜けば、こういうことになりかねません。小さな厨房はご主人一人で切り盛り、まだお若い方ですが、眼に宿る強い光。麺は角型の笊でゆで、丸型のテボに移してから湯を切るという独特の方法、2ロット見送りで、丼は約7分で到着。
 ご主人に撮影許可を求めると、「どうぞ」と落ち着いた一言……こんなことをいろんな店で繰り返すうち、受け答えで「何か」が感じられるようになりましたが……「自信」というか、外野の声に左右されない「職人気質(かたぎ)」を感じますな。
 では、スープを一口……鶏の香りが強い半濁スープ、動物系のまろやかさを、昆布・煮干主体の魚介系が、旨みを充満させながらミッシリと取り巻いており、醤油の風味は弱めながらも、ガツンときいた塩加減。正直言って、スープ単体ではキレが強すぎる印象ですが、こういうタイプは麺と合わさってナンボのモン、そう丼が訴えかけています。
 麺はカネジン食品製、やや太めの中太で、平打ちに近い断面の縮れ麺。「並」で2玉という設定からか、ダレ防止のために加水率は結構高めで、プリプリとした食感。しかし、風味は決して弱くなく、さらに鶏ガラのコクやタレの塩気に、味の輪郭線がクッキリと浮き彫りにされて……うん、これは美味い。
 具材は、チャーシューにメンマ、青菜にナルト・ネギ、それにウズラが1玉と追加の味玉。驚きはチャーシューで、小型の肩ロースながら、なんとデフォで5枚入り。塩気の強いスープに合わせて少し薄めの味付けですが、ミッシリとした「食感」が潔い。メンマも同様で、味よりは「食感」に神経を集中させており、麺とのコラボも抜群です。例外はウズラ玉子で、醤油でキリッと味付けており、実にいいアクセント。「味玉」じゃなく、コイツのトッピング・メニューが欲しいところですな。
 ―――麺量の設定が永福町系を連想させますが、醤油の主張を抑え、食材の美味さをノビノビ謳歌するその境地は……この辺りで例えれば、「らーめん日吉」のようなスタイル。なんかこう、流行をチビチビ追い求めるイマドキの新店とは全く「座標軸」が異なって、寄って立つスタート点も違えば、「志(こころざし)」もずいぶん違う。これは面白い店ができましたなぁ……行列ができないうちに(※)、アレコレ食べよ。

(※)数日後に再訪したところ、すでにランチタイムは10人程度の行列

投稿 | コメント (2) | このお店へのレビュー: 2件

コメント

お久しぶりです!
先日こちらに伺いましてレベルの高さに驚いて絶賛したのですが、milesさんの評価も上々で嬉しい限りです。
ご主人の受け答えや物腰は確かに『自信』を感じさせるモノでした。
夕方、18時前は空いていましたがやはり昼は行列ができているんですね。このタイミングで訪問して食べられたのはラッキーでした。

ryuty | 2010年11月1日 23:12

どうもです~。

コチラ、何かで見て惹かれたので、探したんですが見つからず・・・
結局、高速の向こう側をウロチョロしてたようです(爆)
なるほど、「自信」オーラが感じられますかw
銀座に出すんですもんねww
もう、場所もバッチリですので、早々にも伺えればと思っております!
「日吉」さんも行きたいんですけど…(汗)

おうじろう | 2010年11月2日 14:53