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京都での会合を終え(2日)、こんどは夕暮れの北白川をブラリ。 かつては池田町や仕伏町あたりも、ディープな学生街でしたが……昔あった定食屋や銭湯がいくつか消えており、Jazz喫茶もいつのまにか小料理屋に。「小さな石鹸カタカタ」なんて時代も、過去のものになりつつありますな……白川通りに出て見渡すと、通りを挟んで「東龍 北白川本店」と「ラーメン あかつき」が見えました。同じ白川通り沿いでも、昔は「ラーメン あかつき」がある西側よりは「東龍 北白川本店」サイドの方が庶民的な街でしたので、ここは「庶民派」(?)の方へ。 赤・白・黒を効果的に配した外装・内装で、なかなかお洒落な店づくり。店内はテーブル席中心ですが、一人客は5席ほどあるカウンターへ誘導されます。いかにも京都っぽい「背脂醤油」の「中華そば」(600円)にも引かれますが……ま、ここは代表メニューの「東龍そば」(600円)と「味玉子(魯蛋・ローヌン)のせ」(100円)で。麺は細麺ストレートと縮れ麺を選べますが、お昼にいただいた「中華そば たく味」の細麺が上出来( http://ramendb.supleks.jp/score/252939 )でしたので、なんとなく細麺で。丼は約4分で到着。 おぉ、スープ表面はなにやら妖艶な色合い、豚骨醤油の乳褐色に、黄色と言うか黄緑色と言うか、不思議な色のフィルターがかかっています。では、スープを一口……ポッテリとした粘度がありながら、シャリシャリと軽快な口あたりのスープ。東京で流行りの芋粉や米粉を使った「ベジポタ」のモタツキはなく、野菜をじっくり丁寧に煮崩したようなキメの細かさ。動物系は豚骨・鶏ガラだそうですが、味わいとしては鶏白湯に近く、表面の黄色っぽい色も、鶏油由来の色なのかも。鶏の優しい旨みと野菜のスッキリした旨みがシナジーして、舌をムンムンと包み込むような、ジンジンと訴えかけるような、豊潤な味わいがたまりません……なんとなく、食感・風味には「天下一品」に通じるものがあり、あのドロドロ・スープを、エレガントに「昇華」させたような、そんなニュアンス。 麺は細麺ストレート。玉子麺をかなり柔らかめにゆでており、舌にベタ付くような食感がイマイチですな。玉子麺らしい柔和な甘みもシンプル過ぎて、「エレガンス」を感じさせるこのスープには、ちょっと合わないような……具材は、チャーシュー、メンマ・モヤシ・味玉に、お約束の九条ネギがタップリ。このスープにも九条ネギが実によく合い、京都ラーメンの面目躍如。味玉も、ちょっと中華風の味付けでなかなか美味です。 ―――卓上には辛味をまぶしたニラが用意されており、後半に投入すると、グッとエスニックなコクが出る上、辛味で味の輪郭線が引き締まり、極上のスープがさらに光りますが……その分、どんどん麺が取り残されていくような印象。やはり「天下一品」同様個性の強いスープですから、麺も個性の強いものを使う必要がありそうですな。ちょっともったいないバランスの一杯でした。
かつては池田町や仕伏町あたりも、ディープな学生街でしたが……昔あった定食屋や銭湯がいくつか消えており、Jazz喫茶もいつのまにか小料理屋に。「小さな石鹸カタカタ」なんて時代も、過去のものになりつつありますな……白川通りに出て見渡すと、通りを挟んで「東龍 北白川本店」と「ラーメン あかつき」が見えました。同じ白川通り沿いでも、昔は「ラーメン あかつき」がある西側よりは「東龍 北白川本店」サイドの方が庶民的な街でしたので、ここは「庶民派」(?)の方へ。
赤・白・黒を効果的に配した外装・内装で、なかなかお洒落な店づくり。店内はテーブル席中心ですが、一人客は5席ほどあるカウンターへ誘導されます。いかにも京都っぽい「背脂醤油」の「中華そば」(600円)にも引かれますが……ま、ここは代表メニューの「東龍そば」(600円)と「味玉子(魯蛋・ローヌン)のせ」(100円)で。麺は細麺ストレートと縮れ麺を選べますが、お昼にいただいた「中華そば たく味」の細麺が上出来( http://ramendb.supleks.jp/score/252939 )でしたので、なんとなく細麺で。丼は約4分で到着。
おぉ、スープ表面はなにやら妖艶な色合い、豚骨醤油の乳褐色に、黄色と言うか黄緑色と言うか、不思議な色のフィルターがかかっています。では、スープを一口……ポッテリとした粘度がありながら、シャリシャリと軽快な口あたりのスープ。東京で流行りの芋粉や米粉を使った「ベジポタ」のモタツキはなく、野菜をじっくり丁寧に煮崩したようなキメの細かさ。動物系は豚骨・鶏ガラだそうですが、味わいとしては鶏白湯に近く、表面の黄色っぽい色も、鶏油由来の色なのかも。鶏の優しい旨みと野菜のスッキリした旨みがシナジーして、舌をムンムンと包み込むような、ジンジンと訴えかけるような、豊潤な味わいがたまりません……なんとなく、食感・風味には「天下一品」に通じるものがあり、あのドロドロ・スープを、エレガントに「昇華」させたような、そんなニュアンス。
麺は細麺ストレート。玉子麺をかなり柔らかめにゆでており、舌にベタ付くような食感がイマイチですな。玉子麺らしい柔和な甘みもシンプル過ぎて、「エレガンス」を感じさせるこのスープには、ちょっと合わないような……具材は、チャーシュー、メンマ・モヤシ・味玉に、お約束の九条ネギがタップリ。このスープにも九条ネギが実によく合い、京都ラーメンの面目躍如。味玉も、ちょっと中華風の味付けでなかなか美味です。
―――卓上には辛味をまぶしたニラが用意されており、後半に投入すると、グッとエスニックなコクが出る上、辛味で味の輪郭線が引き締まり、極上のスープがさらに光りますが……その分、どんどん麺が取り残されていくような印象。やはり「天下一品」同様個性の強いスープですから、麺も個性の強いものを使う必要がありそうですな。ちょっともったいないバランスの一杯でした。