なんとかデータベースラーメンカレーチャーハンぎょうざうどんそば
 

「にぼし中華そば(並) + 味玉」@づゅる麺 AOYAMAの写真 気候も安定したと見て、春のスーツに着替えた月曜日(20日)、ずっと宿題になっていた一品を食しに青山「づゅる麺 AOYAMA」へ。
 開店直前にお店に着くと、新作「濃厚えび出汁ワンタンつけ麺」(900円)の掲示。ここは鶏ベースだし海老とは合いそうですな。しかも限定20食にありつける絶好のチャンスですが……しかし初志貫徹、券売機で「にぼし中華そば(並)」(750円)と「味玉」(100円)をポチッとな。
 カウンター脇のサッシから見上げる曇天、店内のBGMは小野リサのボサノヴァで、「もの憂い」けだるさがピッタリですな……続々と入る後客が、次々に新作を注文していくせわしさも、BGMのお陰で気になりません。丼は、約5分で到着。
 では、スープを一口……おぉ、これは「大胆」。「焼きアゴ・タラ干し・アジ・イワシの煮干しのみ」で作ったというこのスープ、個人的にはタラ干しで遊んだことがないので何とも言えませんが、アゴ・アジの風味が豪放に「解き放たれて」おり、イワシも「たけちゃんにぼしらーめん 調布店」のように成魚の煮干しを使っているのか、結構強烈なインパクト。残る独特の甘みと「臭み」を帯びた部分がタラ干しなのか……いずれもかなりの「クセ者」ぞろいで、食材としてはかなり大胆なチョイスと言えましょう。これをラードと適量のカエシで「受け」ている訳ですが、ちょっと役不足の感あり。
 麺は「切歯16番平打ちの縮れ麺」ということで、やや太めの中太麺。力強く屈曲した麺が、力強く汁ハネし、その分スープ持ち上げも言うことなし。さらに、小麦の味を主張させるこの店独特の味わいで……いや、さすがに美味い。
 具材は、チャーシュー、メンマ、ネギ・海苔に、追加の味玉。やはり特筆は海苔で、核酸系の旨みにガツンとアミノ酸を加えて、このスープ構成に対しては目の覚めるような効果。メンマも相変わらず実に風味の良いもので、味玉の味付けにもメリハリがキッチリ効いてます……ま、肩ロース・チャーシューの持って行き方が、もうひとつ曖昧でしたが。
 ―――「クセ者」ぞろいの焼き干し・煮干しの持ち味を、大胆にも「全解放」させて、麺でまとめてみたような、そんな構成。解き放たれた力を、敢えて抑えないというそのやり方が、なんとも「豪放」ですが……誤解をおそれずに言えば、仕上がった味は、この店に似合わずやや「うるさい」。アゴにはアゴの、アジにはアジの良さがそれぞれあるのですが、「全解放」の喧噪のなかでそれぞれ打ち消し合い、「喧噪」だけがのこっているようなそんな印象。この騒がしさ、おそらく羅臼昆布あたりで受け止めると、小野リサの曲のように少しシットリした雰囲気も加わるような、そんな気がしたオジさんでした。

投稿 | コメント (0) | このお店へのレビュー: 5件

コメント

まだコメントがありません。