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「塩のフランキー中華そば + 絶妙半熟煮玉子」@我流旨味ソバ 地雷源の写真 「しまった、『塩』にしておけば」……2週前、醤油味「我流旨味ソバ」を食した時の感想です( http://ramendb.supleks.jp/score/244863 )。雨の月曜日(12日)、ウォーキングができない今日はどうせ「醤油・塩しばり」ですので、この際再訪することに。
 お昼時ド真ん中の12時半入店で、5割ほどの客入り。雨のせいもあるんでしょうが、有名店にしてはイマイチの客足ですな。券売機は入口右手、前回レビューにいただいたコメントを参考にさせていただき、「塩のフランキー中華そば」(750円)をポチッとな。前回好印象だった「絶妙半熟煮玉子」(100円)も追加しました。丼は約5分で到着。
 では、スープを一口……なんともなんとも「ナチュラル」で、のびやかな味わい。ゴテゴテ・チマチマした味の「装飾」は一切なく、丸鶏のような暖かみのある柔らかな風味を、シンプルな塩ダレとクリアな魚介系で、水彩絵の具のようにスラリとのばして……濁り・雑味の一切ない、「ピュア」な世界を描き切っています。無化調独特の透明感あふれる旨みと、鶏の優しい風味が一体となって、「ジワジワ」と舌にしみ込んでくるような、この「充実感」。「塩」としてはまず、「極上」と呼べる仕上がりですな。
 麺はかなり太めの中太ストレートを使用しており、スープのスタイルから考えると、ちょっと意外。しかし、加水率高めのモッチリした麺肌のため、スープ持ち上げに問題はありません。逆に、麺が太めのため十分な咀嚼を促され、スッキリとした中にひそむ微妙な甘みのニュアンスに思わず注意が引き込まれ、これを「ジワジワ」とスープが包み込む味の「ドラマ」を、否が応でも見せつけられます……観客の盛り上げ方を心得た、実に良く考えられた「シナリオ」で、これはどう考えても「確信犯」ですな。
 具材は、チャーシュー、メンマ、水菜に海苔、そして追加の味玉。バラ肉・チャーシューは注文のたびバーナーで炙る丁寧な仕上げ、弾けるような肉汁が、ちょっとこのスープには合わないんじゃないかと思いましたが……肉質がいいのか肉汁の味わいにも雑味がなく、スープに対して「アクセント」程度の「距離感」を保っています。また、「我流旨味ソバ」の薬味はネギですが、これを水菜にかえた点もナイス・チョイス。味玉は、加熱によるカラメル的な雑味がちょっと出ており、このブレは少し残念。ま、私が勝手に追加したものだし……
 ―――仕事でも、誰しも初対面の相手には警戒心が働き、気にしなくてもよいことも、なぜか気になるものですが……第一印象から「素性」の良さが感じられ、安心して交渉の本題に集中できる、そんな「ナチュラル」な「天職」の方もおられるもの。この一杯には、そんな才能を感じますな……「細麺ならどうかな」とも思いましたが、敢えて「ひっかかり」を与えることで、相手の注意を誘導するのも、「駆け引き」の一つ。まさに「佳品」という名に値する、才気あふれる一杯でした。

投稿 | コメント (1) | このお店へのレビュー: 3件

コメント

再訪ですね!
良いなぁ~

私はこの「フランキー」は未食なのですが
キラさんも美味しかったと言っていましたので
気になっています

ナチュラルな味わいを堪能してみたいです

Liberty | 2010年4月17日 09:37