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「特製青山ら~麺」@麺場 花火の写真 清々しい秋の風吹く日曜日(29日)、今日も今日とて休日出社。お昼はちょいと足をのばして青山一丁目「麺場 花火」へ。
 美味いと評判だった「麺屋武蔵 青山」の元店長により、27日にオープンしたばかりのこの店、昔の味も再現するとのことで、未食だった私も興味津々。12時半に現地に着くと、黒を基調に赤をあしらったお洒落な店構え、内装も同じトーンで仕上げています。券売機は入口左手、メニューは「青山ら~麺」「花火ら~麺」「つけ麺」の三本立てですが、店員に聞くと「青山」は「麺屋武蔵 青山」時代の復刻版でアッサリ系、「花火」はコッテリ系なんだとか。それでは、「特製青山ら~麺」(900円)をポチッとな。
 この二つ、どう調理し分けるのか眺めていましたが、丼で合わせる魚介系スープと動物系スープの比率を変え、カエシ・油の量、さらに香味油風の液体がちょっと違うような……それにしても、魚介系スープのなんとも美しいこと。深い琥珀色の透き通った液体で、魚介だけではああいう色になりません。1ロット見送り、丼は約7分で到着。
 では、スープを一口……ほほぅ、これは凄い。魚介系特有の淡い酸味を帯びた旨みが「ドン!」と口の中に広がり、優しい豚骨・鶏ガラが、魚介系の余韻と混じり合うようにシナジーしていきます。この魚介系、野太い昆布の風味にガツンと椎茸が効いており、節系はむしろヤンワリと効かせる程度。これに似た配合を私も試したことがありますが、椎茸の風味を気にしなければ、旨みを極度に上げられるシナジー・バランスなんですよね……この一品の場合、動物系で余計な風味を上手くカバーしていますので、問題なし。いずれにしろ、丁寧に仕上げた「魚介出汁」のみを使い、魚粉・節粉は一切使わないとは、私のストライクゾーン「ド真ん中」、これなら柚子も合おうというもの。
 麺はカネジン食品製の中太ストレート。小麦ギッシリ感がありながら、ソフトな口あたりで適度なモチモチ感、ノド越しもしなやかで、いかにもカネジンらしい一品です。お味の方は中性的なクリアなもの、旨みで押し出してくるスープに対して、ちょっと微妙な存在感かしら……しかし、いかにも元「武蔵」といったトーンです。
 具材は「特製」ゆえ豪華、大判チャーシュー2枚に、メンマ、味玉半個と海苔にネギという構成。白眉はこのチャーシューで、敢えて動物的なコッテリ感を強調するような味付けが、魚介優位のスープに実によく合う。序盤はちょっと冷たくて脂身の演出が不足気味ですが、後半ドンドンよくなります。
 ―――店内に流れるブルースを聞きながら食す、クールな一杯。麺の味わいのか弱さが少し気になりましたが、この程度のバランスが「草食系」の青山の雰囲気には合うのかも。ただし、一つ難を言えば……スープの旨みでカエシの塩分が強調され過ぎているキライがありますな。ここまで旨みが強いと、この辺の調整はなかなか難しいと思われ……店員の応対も「武蔵」譲りの潔いもの、好印象の一杯でした。

投稿(更新) | コメント (1) | このお店へのレビュー: 2件

コメント

こんにちは!
えっ?!と思ったのは麺屋武蔵 青山の元店長が始めたお店なんですね。
麺屋武蔵 青山の一杯は美味しかったのは良く覚えてます。
こちらの麺場 花火は機会があったら食べに行ってみますね。

どんぐり | 2009年12月9日 09:39