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コメント
どもです。
さくら井も移転後に行けてないので
そろそろ行ってみたいですよね。
これ食いたいです。
ラーするガッチャマン(通院中) | 2025年12月18日 07:15おはようございます!
お酒いくならつけ麺ですね、しかも肉もこの内容なら尚更お酒。
雨垂 伊砂 | 2025年12月18日 09:22こんばんはぁ~♪
今日行ってきましたよ。
チャーシューの美味しさに悶絶しました(*^-^*)
mocopapa | 2025年12月18日 21:54大台きました、というか、さくら井さんで赤星ぶちキメての昆布水、天国です。
麺肌がきらり、あーそのフラッシュ浴びたいなぁ。もう昇天するなあ、とゴリゴリに妄想止まりませんよ
スージーのなのなQ | 2025年12月18日 23:46これ食べたいです🤤
川崎のタッツー | 2025年12月25日 09:26

とまそん@ラーメン食べて詠います
とまそん@ラーメン食べて詠います

吉宗
しゃとる




とまそんのYouTube: https://youtu.be/ffne5sVwUSo
冷たい冬曇りの日曜昼下がり!灰色の空に背中を押されて「昆布水の海」へ漂流!日曜日の昼下がり。冬の曇り空は、青空みたいに背中を押してくれない代わりに、胃袋の“本音”だけを静かに増幅してきます。
「今日は温かいものに逃げるか、それとも……あえて冷たいもので勝負するか。」
そんな自問自答の末、武蔵野市西久保の静かな街並みに溶け込む名店「麺屋さくら井」さんへ。一見、無機質で端正な外観、玄関脇に整然と並ぶボトルたち、傘立てさえも“作品の一部”みたいで、入店前から心が整っていくのが分かります。そして、一旦戸を開けると、そこは実に拉麺好きが集まるハートフルな空間が広がる。
<サッポロ赤星> 曇天の冷たさの中で体温を一段上げる!最初の合図は赤い星の瓶ビール!
席についてまずは、サッポロ赤星。小さめのグラスに黄金が注がれ、泡が立ち、瓶の赤い星がこちらを見上げてきます。
ひと口。――うん、これです。冬の曇天が「まだ寒いぞ」と言う前に、喉の奥から「いや、今日は勝てる」と返事が返ってくる感じ。赤星はいつだって、ラーメン前の景気付けにちょうど良い“昭和のエンジン”です。
<全体> 昆布水に浸る細麺、煮干のつけ汁、五種の肉盛り——静かなのに情報量が多い芸術品!
やってきました、特上昆布水つけ麺(煮干)。まず器が良い。大きな鉢の中で、ストレート細麺が昆布水に優雅に横たわり、中央には刻み海苔がちょこん。脇には緑の薬味(柚子胡椒)が控え、こちらの味覚の迷いを先回りして断ち切ってくる布陣です。
そして別皿に、肉が五種。まるで“つけ麺の付録”ではなく、“主役がもう一人いる”みたいな存在感。つけ汁は煮干の粒子が表面に漂い、泡立ちすら旨味の気配。ここまで整うと、曇り空の憂鬱はもう席に座る余地がありません。
<つけ汁> 一見ライトな顔で実は芯が太い——煮干の旨味が低音で鳴り続ける一杯!
ひとくち啜ると、最初は「あ、さらっとしてる」と思わせておいて、すぐに“しっかり煮干”が後ろから追い越してきます。尖りではなく、厚み。苦味に寄りかかるのではなく、出汁の骨格で押してくるタイプです。
しかも、このつけ汁は「食い進めるほどに強くなる」仕掛けを持っています。昆布水が少しずつ麺から滴って混ざっていくことで、煮干の輪郭がぼやけるどころか、むしろ旨味が増幅して熱を帯びていくのです。静かに、でも確実に。
<麺> 昆布水がまとわせる“ぬめりの品格”、細麺の素地が際立つ喉越し勝負!
昆布水に浸ったストレート細麺は、触れた瞬間から“滑らかさ”が違います。つるり、すべり、するり。口当たりが絹で、喉越しが風。
そして、素地の味がきちんと伝わってきます。小麦の甘みが前に出過ぎず、引っ込み過ぎず、昆布水の旨味と手をつないで歩く感じ。箸で持ち上げると、麺肌がきらりと光って、曇天の世界にだけ現れる小さな晴れ間みたいでした。
<チャーシュー> 五種の肉が“味の役割分担”を完璧にこなして・・・つけ麺の物語を分厚くする!
ここからは肉の時間です。特上の名にふさわしい“五重奏”でした。
①鶏もも肉:皮は見事にパリッと香ばしく、噛むと小さく音が鳴ります。ブラックペッパーのスパイスがジューシーさを引き上げ、もも肉が「主役も張れます」と名乗り出る強さ。
②豚肩ロース:低温火入れのしっとり感はそのままに、香草の気配ともろみ麹の奥行きがふわり。柔らかくほどけて、鼻に抜ける上品さで場を整えてきます。
③豚モモ肉:吊るし焼きを思わせるような、燻香に似た仄かな香ばしさ。噛むほどに赤身の旨味がじわじわ湧き、他の部位にはない“野趣”がいいアクセント。
④鶏胸肉:もろみ麹の力で、しっとり感が極まっています。淡白を超えて、静かな甘みと旨味が深く浸透し、箸が止まらない“優しい強さ”。
⑤豚ばら肉:脂は甘く蕩け、赤身はジューシー。炭火由来の香りがふっと立ち、旨味の二重奏が口内に広がります。
肉皿中央の刻み玉ねぎや、縁にある柚子胡椒も名脇役で、脂や出汁の余韻をスッと切り替えてくれる名采配でした。
<メンマ>つけ汁の中で“コリッ”と鳴る歯触りが、煮干の濃密さに抜け道を作るかのよう!
つけ汁の中にはメンマも潜んでいて、箸で引き上げると、コリッとした音が気持ちいい。濃い旨味の海の中で、食感がある具材は酸素みたいなものです。煮干の重厚さを楽しみながら、口をリセットして次のひと口へ――この循環が、食べる速度を上げてきます。
<味玉> 昆布水と煮干の余韻にとろけ出し全体として揺るぎない感動を与える完全無欠の存在!
数々の豪華な具材が並ぶ中で、この味玉は王道にして究極の存在感を放ちます。つけ汁の醤油ダレがじんわりと染み込み、美しい褐色に輝く完璧なフォルムの白身です。箸で割れば、中から現れるのは、まるで夕焼けを閉じ込めたかのような、濃厚で鮮やかなオレンジ色の黄身です。
流れ出す寸前で絶妙に留められた、とろりとした半熟加減はまさに芸術の域です。口に運べば、ぷるんとした弾力の白身と、ねっとりと舌に絡みつく濃厚な黄身のコクが一体となり、至福の味わいが広がります。昆布水と煮干の旨味が芯まで染み渡りながらも、卵本来の優しい甘みは失われていません。そして、この溶け出した黄身をつけ汁にそっと溶かし込む瞬間、つけ汁は一瞬だけクリーミーな表情を見せ、まろやかさの極致へと誘うのです。
麺をくぐらせるたび、黄身のコクが煮干の厚みを丸く包み、昆布水由来の旨味とも手を取り合って、後半の“旨味の熱”をさらに加速させていきます。一杯のつけ麺における、揺るぎない安心感と感動を与えてくれる、名バイプレイヤーです。
<味変化> 麺→藻塩→つけ汁!そして最後は昆布水スープ割——進むほど旨味が熱くなる快感!
案内の通り、まずは麺をよく混ぜて昆布水を全体に絡ませます。これが大事。麺だけで啜ると、昆布水の旨味がじんわり広がり、そこへ塩を少し当てれば、小麦の甘みが立ってきます。
そして、つけ汁へ。ここで煮干が本気を出すのですが、面白いのが後半です。食い進めるほど、麺から落ちる昆布水がつけ汁に加わり、旨味が“重厚なのに丸くなる”。濃くなるのに、嫌じゃない。むしろ、熱を帯びてくる。
最後は、残った昆布水をつけ汁へ――スープ割の完成です。煮干の余韻に昆布の旨味が重なって、気づけば丼の底を覗き込んでいました。
総じまして・・・「冷たい冬の曇りの憂鬱さも霧散!静かな熱量の“昆布水×煮干”最高到達点!」
特上昆布水つけ麺(煮干)は、肉感あって充実感あれど、きっちりとした全体のまとまりを感じます。食べ終わる頃には「自分の中の旨味メーター」が確実に更新されてる感覚。麺の滑らかさ、煮干の重厚さ、昆布水の増幅装置、五種の肉の説得力。赤星で景気をつけて、最後はスープ割で静かに着地。冬の昼下がりに欲しい“整い”が、全部ここにありました。麺・つけ汁・昆布水・肉・薬味がそれぞれ単独で強いのに、後半に向かって一つの大きな旨味の塊へ収束していくのが見事でした。寒い曇り空の日ほど、この“じわ熱”が染みますよ!激しくオススメ!。旨し!なので・・・とっとと詠って、いつものように締めたいと思います!。
冬曇り
昆布水澄み
煮干し濃く
赤星喉に
旨み灯りて
お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!