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「中華そば」@中華そば光の写真とまそんのブログ: https://www.ramentabete.com/entry/2025/12/07/000000
とまそんのYouTube: https://youtu.be/Dx9JJrMxET0

大企業城下町にとても居心地気持ち良く安心感あふれる旨さが爆誕!

なんと「竹末東京プレミアム」の元店長が独立開業とのことです。これは東京近郊の拉麺ラバーとしては見逃せません。すっかり師走で忙しくてたまらない・・・平日昼間のランチタイム。ダメ元で飛び込んでみたが、すんなりカウンターにつくことができてラッキーです。場所は、南武線・武蔵中原。日本を代表する会社の城下町みたいなロケーション。ただ線路を挟む反対側は、住宅街の静けさが広がります。そして狙い通りに「中華そば 光」を目指しますが・・・なんとお隣もラーメン専門店なのね!二店舗とも盛り上がってもらいたい!

さて本当にこの店に来て嬉しかったのは、2点。まず、「接客が元気よくて最高!スタフ同士のコミュニケーションよし!」と言う点。店主の指示の後に、ありがとう等の言葉が加わる。その後のちょっとした雑談も、客からしても心地良い次第。そして「E☆YAZAWA」の店主ユニフォームの背中あしらい。昭和生まれのおっさんとしては、嬉しい。しかも・・・・到底世代が違うお若い店主が、そのエンブレムを背負ってるってのがまた嬉しすぎる。いまだに若い世代にも、矢沢リスペクト受け継がれてる・・・・。

あ、ちなみに店内のBGMは、矢沢永吉や、キャロルではなく、いたって昭和50年代の歌謡でしたー。かつてラジカセでFM放送を録音ばかりしてた頃の思い出曲ばかりー。




<全体> ネオクラシックが一枚の丼に同居するノスタルジックで端正な中華そば!

カウンターに腰を下ろし、「中華そば」をお願いしてしばし待つ。湯気とともに目の前へ滑り込んできた丼を見た瞬間、思わず背筋が伸びました。朱・青・黄の雷文がぐるりと巡る、いかにも“中華そば”然とした器。その中に広がるのは、淡く琥珀に輝く清湯スープの海。その半分を埋め尽くすように細かく刻まれた白ネギの絨毯、中心には愛嬌たっぷりのナルト、その横に2種のチャーシューとメンマがきちんと整列しています。

懐かしいのに、どこか今っぽい。昭和の町中華が、令和の感性で磨き上げられたような“ネオクラシック中華そば”の麺顔に、着丼の瞬間から心をぐっと掴まれてしまいますー。




<出汁> 煮干香を軸に豚鶏の旨味が綺麗に纏める!じんわり染み入るネオクラシック醤油清湯!

レンゲをそっと差し込み、まずは一口。口元に近づけた瞬間、ふわりと立ち上がるのは、煮干しの香り。ガツンとした魚介ではなく、あくまで柔らかく、しかし芯はしっかりとした“香りの柱”として立っています。

最初の啜りで感じるのは、醤油ダレの丸みのある塩気と、豚鶏主体と思しき動物系のふくよかな旨味。そこへ煮干しのほろ苦さと風味が重なり、後味にかけてじわじわと広がっていきます。表面に浮かぶごく薄い油膜が、スープの熱と香りをきちんと閉じ込めていて、レンゲを口に運ぶたびに鼻腔から抜けていく香りが心地よいです。

「昔ながら」と言いつつも、雑味やえぐみはきれいに削ぎ落とされていて、今の感覚で飲み進められるクリアさ。飲み口は軽やかなのに、丼の底にたどり着く頃には、しっかりとした満足感だけが残る。まさに“ネオクラシック煮干し醤油”という言葉がぴたりとハマる、職人仕事のスープでした。




<麺> つるりとした喉越しと出汁の持ち上げが両立!やや加水高めのストレート細麺!

箸でぐっと持ち上げると、細麺でありながら一本一本にほどよい存在感があり、淡い黄色の肌がスープの油をまとってキラリと光ります。やや加水高めの設定らしく、啜り出した瞬間の滑りの良さは抜群。するすると口の中へと飛び込んできて、喉を駆け抜けていきます。

噛み締めてみると、表面はしなやかでありつつ、芯にはきちんとコシが残っていて、プツンと小気味よく歯を跳ね返す感覚が心地よい。煮干し醤油のスープをしっかりと抱き込みながらも、麺そのものの香りと甘みがふわっと顔を出してきます。

スープが主役の一杯でありながら、この麺の存在があるからこそ、全体が一段引き締まっている。昔ながらの中華そばの延長線上にありながら、現代的なブラッシュアップを感じさせる、完成度の高い細麺でした。




<チャーシュー> 釜焼き風ロースと煮豚バラ!性格の異なる二役が一杯の中で見事なアンサンブルを奏でる!

丼の片側に寄り添うように盛り付けられた2種のチャーシュー。まず目を引くのは、縁がほんのり桜色に染まった豚ロースの釜焼き風。箸で持ち上げると、表面にはうっすらとした照りと香ばしさが漂い、噛みしめれば肉の繊維に沿ってじわりと旨味がにじみ出ます。ほどよく締まった肉質で、スープに浸すことでしっとり感が増し、噛むほどにロースならではの上品なコクが広がっていきます。

対して、やや厚めにカットされた豚バラの煮豚は、見た目からして穏やかな癒やし担当。脂身と赤身の層が美しく、箸を入れるとホロリと繊維がほぐれる柔らかさ。口の中で脂がふわりと溶け、スープの醤油ダレと混ざり合って、思わず目を閉じたくなるような多幸感を生み出します。
タイプの異なるチャーシューがそれぞれ主張しながらも、どちらも決して重たすぎない塩梅に抑えられているのが「光」らしいところ。最後の一切れまで飽きることなく楽しめる、実に贅沢な二枚看板でした。




<メンマとナルト> 定番のトッピングコンビ!スリムでしなやか!噛むほどに旨味が滲み出るメンマと王道のナルト!

メンマは、見た目からしてオーディナリーでややスリムなフォルム。箸でつまむと表面にタレの照りがつやつやと輝きます。一口齧ると、まず緩いコリッと小気味よい歯ごたえ。その後すぐに、繊維に沿ってホロホロとほどけていき、口の中にじんわりと甘じょっぱい味わいが広がります。味付けは濃すぎず薄すぎず、スープとの一体感を大切にした塩梅。

またナルトも中華そばのアイコン的存在で、素朴さとユーモアと安寧感を小さな一枚で表現しているようです。中央にちょこんと座るナルトの存在感。純白の輪郭にピンクのぐるぐる模様、これが一枚乗っているだけで、不思議と「中華そばを食べている」という幸福感がぐっと増します。どこか遊び心さえ感じるビジュアルが、丼全体の世界観をやわらかくまとめ上げていました。メンマと一緒に合わせて食らうと楽しく旨しです。




<その他具材> 細かく刻まれた薬味ネギと愛嬌あるナルトが、中華そばの世界観をキリッと引き締める!

この一杯を語る上で欠かせないのが、丼の半分を覆い尽くすほどにたっぷりと散りばめられた刻みネギ。一般的な小口切りよりもさらに細かく刻まれており、一粒一粒がまるで白いサイコロのようにスープの上で揺れています。

スープを啜るたびに、このネギが一緒に口の中へと流れ込み、シャキッとした食感と爽やかな辛み、そして後から訪れるほのかな甘みを添えてくれます。煮干し醤油の出汁との相性も抜群で、飲み進めるうちに、ネギがじんわりとスープに溶け込んでいく変化もまた楽しいポイントです。




総じまして・・・「武蔵中原の街角で出会った、日常をそっと照らす“ネオクラシック中華そば”の一杯!」

派手なインパクトやSNS映えを狙った奇抜さとは無縁。しかしこの一杯には、日常の中にそっと差し込まれる小さな光のような温もりがありました。煮干しの香りを軸に据えた澄んだスープ、つるりと喉を駆け抜ける細麺、性格の違う2種のチャーシュー、噛むほどに味が染み出すメンマ、そして丼の半分を覆う細かい刻みネギ。どの要素も主張しすぎず、しかし確かな存在感を持って、ひとつの物語を紡いでいます。平日ランチタイムにふと飛び込んだが、この一杯が静かに迎え入れてくれる。食べ終えたあと、胃袋だけでなく、身体の疲れや忙しさに潰れる心がふっと軽くなるような感覚。「あぁ、またここに戻ってきたい」と自然に思わせてくれる、そんな懐の深さがありました。武蔵中原というローカルな街に、こんなネオクラシック中華そばを供してくれるお店があること。その事実自体が、ラーメン好きにとってのささやかな“光”なのかもしれません。次はぜひ、違う時間帯の表情も味わいに、またこのカウンターへ戻ってきたいと思います。激しくオススメ!旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思いいます!



   師走駆け
    息つく間なく
     飛び込みて

    湯気のひと照り
     中原の光



 お粗末様!ということで今日も家族に感謝しながら合掌!今日も本当にごちそうさまでした!

投稿 | コメント (4) | このお店へのレビュー: 1件

コメント

どもです。
奇をてらわず真っ向勝負、竹末出身ですから
行きたいですが中原は遠いですね。

おはようございます!
竹末さんといえばYAZAWAってイメージです、そして店員さんの威勢の良さ。
他の方のレビューでも見ましたが、スープも麺もキラキラしててキレイですよね!
点数からして味も良いでしょうね♪

雨垂 伊砂 | 2025年12月7日 10:20

どこ??と思ったら新店でしたか。
竹末東京プレミアムの元店長なら間違いなく美味しい品々を出される
もう確信できるブランドですが、とまそんさんの「ぬくもり」この一言に
こちらのラーメンが詰まっていた気がします。
中々縁のない場所だけど食べてみたいなぁ

スージーのなのなQ | 2025年12月7日 10:39

新店レポお疲れ様です。

相変わらずのフットワークですね。
竹末東京サンは二度行きましたが、とても美味しかったので気になりますね。

バスの運転手 | 2025年12月8日 23:32