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「醤油燻玉のせ」@拉麺 ぶらいの写真2023年8月19日(土)

昨夜は名古屋まで移動して前々から気になっていたこちらの店を初訪問。

店主の出自は不明ではあるものの、約4年前に開業してから愛知県内で次々と新ブランドを展開する新進気鋭の人気店です。

開店の29分前に到着すると、店の前に待ち客は誰も見当たらない状況です。

開店と共に店内に案内され、先ずは目当てである「醤油燻玉のせ」の食券を購入しました。

そして、食券を渡して指定された席に着くと、待つ事僅か3分ほどでラーメンが到着です。

濃いめに色付いた醤油スープには薄らと鶏油が浮いていて、細麺の上には鴨チャーシュー、味玉、焼きネギ、三ツ葉が乗っています。

先ずはスープを飲んでみると、濃密でいて熟成感を帯びた醤油の風味と共に、シンプルでいて分厚い出汁の旨味が口の中に広がります。

出汁は鶏が主体との事ですが、丸鶏から出たエキスが大半を占める中で乾物と思しき風味が味わいにさり気ない奥行きを与えています。

ただ、鶏に負けじと醤油の旨味が前面に現れている事から、その背後に潜む気配のみから乾物の正体を暴く事は到底不可能な状況です(汗)

一方、醤油感が強めな割には塩味が適度に抑えられている事から、タレは間違いなく甘露醤油を基軸に構成されていると推測されます。

また、スープからは仄かでいてシャープな甘味が伝わるものの、慎重に味わっても尚加糖を匂わせる痕跡は至って希薄である印象です。

次に麺を食べてみると、低加水寄りの細麺が適度な硬さに茹でられていて、幾分張りを保った食感と共に鮮明な小麦の風味を感じます。

尚、麺には焙煎された全粒粉が練り込まれている様ですが、その割には焙煎で帯びる筈の香ばしさに著しく欠けている感が否めません。

そして、粗めな肌にはスープのみならず鶏油が潤沢に絡み込み、それらが小麦の甘味と重なる事で味わいに更なる膨らみが生まれます。

次にチャーシューを食べてみると、低温調理で仕上げられた鴨胸肉が薄めにスライスされています。

肉質は鴨ならではの強靭な弾力を保っていて、噛み締めると癖の無い赤身の旨味と共に脂身のコクや甘味が舌に存分に映し出されます。

食べ終えた感想ですが、間違いなくハイレベルな一杯ではあるものの、水鶏系に慣れた関東人には些か既視感が否めない味わいでした。

因みに、隣の客が食べていたつけ麺からはトリュフオイルと思しき鮮烈な香りが放たれていました(笑)

改めて訪れる機会があれば、次回は私も個性に満ち溢れていそうな「濃厚鶏つけ麺」を是非試してみたいと思います。

ご馳走さまでした。

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