なんとかデータベースラーメンカレーチャーハンぎょうざうどんそば
 

「竹」@総本家 好来道場の写真2022年6月1日(水)

昨日は名古屋出張のついでに念願であったこちらの店を初訪問。

創業63年を迎える名古屋の老舗であり、この店から独立して同様のラーメンを提供する店を総じて「好来系」と称するそうです。

尚、私は嘗て長らく名古屋に住んでていたものの、好来系の存在は日本に帰国してラーメンの食べ歩きを始めてから知りました。

開店の24分ほど前に到着すると、店の前には待ち客が誰も見当たらない状況です。

開店と共に店内に案内され、デフォルトの「竹」を注文すると待つ事6分ほどでラーメンが到着です。

半濁したスープには一切の油分が浮いておらず、緩やかに波打った中太麺の上にはチャーシュー、メンマ、刻みネギが乗っています。

先ずはスープを飲んでみると、至って軽微な醤油の風味や塩味と共に、淡麗でいて酸味を帯びた出汁の味わいが口の中に広がります。

出汁は豚や鶏の動物系に魚介や根菜類との事ですが、飲み始めた段階では鰹節に由来すると思しき酸味が主体を占めている印象です。

ただ、飲み続けるに連れて舌が酸味に慣れると共に、動物の旨味や根菜の甘味が徐々に輪郭を現します。

一方、塩分はラーメンとしては極めて軽微ではあるものの、その割には不思議と塩味不足から来る物足りなさは殆ど感じられません。

尚、好来系は別名で「薬膳ラーメン」と呼ばれてはいるものの、自ら味わう限りでは薬膳的な素材の気配は皆無である様に感じます。

次に麺を食べてみると、多加水寄りの中太麺が適度な硬さに茹でられていて、モチモチとした弾力と共に仄かな小麦の風味を感じます。

淡麗なスープと中太麺の組み合わせではあるものの、麺に薄らと絡んだスープの塩味が重なる事で小麦の甘味が一段と際立つ印象です。

次にチャーシューを食べてみると、豚バラ肉の煮豚が厚めに切られてはいるものの、何故かロール状とそうでない物が混在しています。

肉質は一切パサ付く事なく瑞々しく仕上がっていて、噛み締めると染みた醤油の風味と共に脂身のコクや甘味が舌に存分に伝わります。

食べ終えた感想ですが、極めて優しい味わいでありながらも充分満足感が得られる不思議な魅力を感じさせる味わいでした。

尚、開店直後から常連客がチラホラ訪れていて、素朴でいてさり気ない魅力を持つこの味わいが今でも支持されている様子が伺えます。

改めて名古屋を訪問する機会があれば、次回はこちらに次ぐ好来系の老舗である「好陽軒」を是非訪れてみたいと思います。

ご馳走さまでした。

投稿 | コメント (0) | このお店へのレビュー: 1件

コメント

まだコメントがありません。