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「老麺」@安福亭 柏町本店の写真新潟 3

長い長い信濃川にかかる橋を渡るのは気が滅入るので、イオン前からバスに乗る。
駅から店へはバスの行き先が様々なので調べなければならないが、帰りはほぼ間違いなく駅に向かうので使いやすいと、電車遠征を重ねるうちに分かってきた。
市街地に入ったところで途中下車。
そのまま西に向かう。
狙ったのは、背脂ラーメンの人気店であるこちら。
店舗情報には、「燕三条系っぽいラーメンだが、こちらは豚骨ベース」と書かれている。
どう違うのか確かめてみたかった。

店は、中華料理店!というような外観。
外待ちこそなかったが、駐車場はほぼ埋まっており、中にはたくさんの客がいるのだろうという雰囲気。
入店すると、想像通り、広い店内のほとんどの席が埋まっている。
券売機に向かうと、メニューは、基本1種で、大盛、チャーシュー増し、排骨のせ、メンマ増しなどがある。
基本の標記メニューの並盛ボタンをプッシュ。
これで「ラーメン」と読ませるようだ。
価格は850円である。
店内の雰囲気は、「広州飯店」さんとか、山形の「龍上海」さんとかを思い出す、大箱老舗人気店的。
長年働いてそうなベテランおばちゃんが、モタモタしてないで空いてるところに座れ的な雰囲気を醸し出す。
空いているカウンターに座り券を渡すと、半券を置いていった。
券売機には、「御用命ください ・油入り ・大脂 ・油ヌキ ・ネギヌキ」と書かれていたが、特に聞かれなかった。
一見さんには冷たい。
券をおばちゃんが持っていってから7分後に提供されたのは、たっぷりのねぎが真ん中に載せられているのが印象的な、背脂びっしりの一杯。
ねぎの緑がある分、「杭州飯店」さんでいただいた燕三条系より見た目がいい。

麺は中加水の平打ち太微ストレート。
うどんを思わせるようなもっちり食感に唸る。
自家製麺のようだが、これがまたメチャクチャ美味い麺だ。
麺をすすった途端にガツンとくる豚の旨味のアゴの香り。
おっと、すごいインパクト。
乾物臭さを感じるほど、アゴ煮干しをぶち込んでいるのだろう。
しかも豚の旨味が濃いし、塩分濃度もやや高め。
うーん、引きの強さは「杭州飯店」さんに匹敵……いや、それ以上かも。
これ、燕三条系に括っていいんじゃね?
確かに、アゴメインの分、鰮煮干とはちょっと香りが違うけど。
ちょっと調べてみたので、長くなるが書いておく。

「安福亭」さんは、この本店と同市内の「安福亭 神田店」さんがあり、ご兄弟でそれぞれの店をやっているようだ。
ご店主は、若い頃、燕市にあった「福来亭」で修業を積んだとのこと。
ここで「福来亭」を調べてみたが、既に閉店していた。
wikiさんで「燕三条背脂ラーメン」を調べてみると、「新潟県県央地域における背脂ラーメンは、1934年(昭和7年)に福来亭の前身となる屋台を浙江省出身の徐昌星が燕町(当時)で開業したのが発祥とされている。」と標記されている。
元祖として有名な「杭州飯店」さんは、徐昌星氏が開いた2号店で、後にそちらを本店としたようだ。
とすると、この店は燕三条背脂ラーメンの元祖の店出身ということになる。
と言っても、出前中心だったようなので、ほとんど味はイチから作り出したと言っていいとのこと。
亜流とか進化版とかと言うところなのだろう。

さて、メニューに戻る。
麺も、スープもとにかくメチャうま。
背脂の甘みもコクも素晴らしい。
具は、ねぎ、メンマ、チャーシュー。
燕三条の店は玉ねぎを使うことが多いが、こちらは粗めに刻まれたねぎの輪切り。
これがまたメチャクチャ引きがある。
背脂にまみれたメンマも美味い。
チャーシューは肩ロースのシンプルな煮豚。
スープが濃いめなので、薄めの味付けが何ともマッチしている。
厚みのあるのが2枚半ほど入っていた。
麺量はかなり多く、200g近くあるだろう。
大盛だと300gくらいになるのかな。
完食完飲。

いやはや、実に美味しかった。
杭州飯店」さんよりも、こっちの方が好きという方もけっこういるのではなかろうか。
やっぱり、こんなご当地系の方が、遠征では響くよね。
おばちゃんの雑な接客が平気なら、超オススメ。
弟さんがやっている「安福亭 神田店」さんは、こちらよりもシンプルで味は濃いめとの噂。
かなり違うようなので、そちらにも行ってみたいと思った。


蛇足;
夜に続く

投稿(更新) | コメント (19) | このお店へのレビュー: 1件

コメント

おはようございます

アブラギッシュですね💦ガツンと来る豚の旨味とアゴの香り頂いて見たいです。
スープは完飲出来そうもないですけどね…
麺も最高です➰私的好みです(^^)

黄門チャマ | 2022年3月23日 07:25

RAMENOIDさん、
新潟ラーメンツアーですか。優雅ですねえ~。
これは、見た瞬間にそそる一杯ですね。背油がいいです。

まなけん | 2022年3月23日 07:48

おはようございます^^
杭州飯店よりもこちらの方が良かったようですね。
見るからに旨そうです!
こちら方面に伺う際の参考になりますね。
地方は交通手段が限られで本数少ないのが大変ですよね。😓

mocopapa(S852) | 2022年3月23日 07:49

モッチリ食感のうどんの様な麺と

豚骨ベースで燕三条系ぽいスープ

おばちゃんもなかなか味がありそうですね(笑)

虎ん黄色 | 2022年3月23日 07:59

こんにちは。

燕三条系の流れをくむ店のようで。
珍来シリーズのように腰を落ち着けてめぐる・・・なんてできたら最高ですね。

glucose | 2022年3月23日 09:09

こんにちは☆

トッピングがシンプルで燕三系とはちょっと差別化してる感じでしょうか。
細かな背脂とスープのテカりに新鮮そうなネギがいい感じですね。
ここは行ってみたいのでBMさせていただきました。

ノブ(卒業) | 2022年3月23日 11:26

こんにちは
神田なら!と思ったら東京じゃないんですね、早とちり(笑)
食べてみたいなぁ、冷たくされるのは好きじゃないんですけどね(^^;

がく(休養中) | 2022年3月23日 13:51

長岡遠征でも、ガッツリ召し上がってますねェ~
ココだとハードル高いんで、神田の方を狙ってみます。

あれっ?
何年か前にコチラにお邪魔したときは、卓上に刻んだフレッシュなネギが使い放題だった様な…
ポンコツのアタマなので記憶違いかもしれません🙏
妻が『映え狙い』で大脂を注文、
写真撮影後、表層の背脂をマルッとワタシの器にレンゲでパスしてきた事だけは、間違いなく記憶しておりますwww

角海屋 | 2022年3月23日 19:02

どもです。
長岡の花火大会の時ならあの橋最高ですけどね💯
昔は長岡に年に4、5回は行ってたんですが😅
あの頃、もっと開拓しておけば良かったです😆

こんばんは。

杭州飯店も豚骨じゃね?と思いながら拝見してましたが、
スープも麺もかなりインパクトあるようですね。
この長岡三連発で最高スコアですから気になりますよ。

としくん | 2022年3月23日 23:28

こんばんは。うどんの様なめちゃくちゃ旨い麺は気になりますね。インパクトあるスープにも興味あります。関東に有ればと思ってしまいますね。

xxxx | 2022年3月23日 23:37

こんばんは

おばちゃんとの戦い乙でした✋

お店の雰囲気も良さそうだし

ラーメンも背脂ビタビタでそれに負けない麺が美味しそうですね🤓

シノさん | 2022年3月24日 01:54

おはようございます。
遠征ならではの醍醐味を楽しめましたね。

おゆ | 2022年3月24日 07:47

こんにちわ~!

また、シブいお店を見つけて行きましたね~!
この手の一杯は大好きなので、いつか奥さんの実家に帰省した時の為にBMしました。
レポを読んで何となくお店の雰囲気は分かりましたよ。

バスの運転手 | 2022年3月24日 12:26

おはようございます、ども。
こちら、あひる会長さん のレビを何度か見させていただきBMですが、いつ行けるかです。
杭州飯店、龍上海 さんの感じということで雰囲気わかりました。食べたいですねー。

村八分 | 2022年3月25日 04:08

どもです!
おおお…ここはかなり強めに行ってみたいですよ!!
燕三条の真の本店の出身という出自
ローカルありつつインパクトある味構成
素晴らしいですな

さぴお | 2022年3月25日 19:07

どうも~

こちら燕三条系にルーツを持ちつつも、別の進化を遂げられたようですね。
ラーショからの家系みたいなものでしょうか?
新潟はご無沙汰なので久々に遠征したいですねぇ…

ペンギン軍曹 | 2022年3月26日 10:17

こんにちは。実に美味しかったんですね。通し営業なのも食べ歩きにはありがたいですね。

あらチャン(おにぎり兄) | 2024年9月4日 15:11