コメント
大変ご無沙汰しております。
ご不幸があったのですね。良い言葉が見つかりませんが、ご冥福をお祈り申し上げます。
世相的にまだまだ予断を許さぬ状況が続いていますが、今年も何処かで、お元気なNSASさんにお会いしたいものです。引き続き宜しくお願い致します。
Dr.KOTO | 2022年1月4日 10:46Dr.KOTOさん、こんにちは。ご無沙汰いたしました。
昨年は、個人的にいろいろと転機になる出来事があった一年でした。
何となく、世間はまたきな臭い方向に行きかけているように見えますが、麺に限らず、美味しくいただけるうちに食べておかないとですよね。
ぼちぼちとになると思いますが、今後ともよろしくお願いします。
NSAS | 2022年1月6日 12:29

NSAS
千年


A.U






白い無地の切立ち丼に透き通った黄金色のスープ、水面上に顔を出す緩いウェーブの中細ストレート麺、鶏のムネ肉と皮付きの鶏モモ肉のチャーシュー、メンマ、海苔、刻みタマネギに三つ葉。水面に浮くキラキラ光る液体油は鶏油でしょうか。丁寧に盛り付けられ綺麗にまとまり、上品な鶏の香りが立ち上ります。娘の方は琥珀色の煮干醤油スープが上品に香る一杯。ではいただきます。
スープは、雑味のない上品な鶏清湯塩スープ。鶏出汁メインであることは明らかですが、昨今流行りの水と鶏だけで・・みたいな鶏全面推し仕様ではなく、何となく押えに魚介が居るような、じんわりと胃の腑に染みて行く飲み口には安心感があります。しっかりした出汁感と油分から、決してあっさり方向ではなくポテッとした円みと厚みのある口当りです。美味しい。
麺は、角断面のエッジの立った三河屋製麺の中細麺。茶色いふすまを練り込んだような麺は全粒粉を使用。箸の動きにはしなやかに従い、それでいて破断時にザクザクとした食感が小気味良く、小麦の香りの高い麺です。スープとの相性も良好。
トッピング関係。ムネ肉の鶏チャーシューは、パテを思わせる滑らかな舌触りながら少し薄味で、一塩足りないかなと思うくらいの塩梅。もう一方のモモ肉のチャーシューは芳ばしい薫香を纏ったもの。全部こちらの方で良かったのにな。メンマはサクッと軽い食感で好印象でした。卓上には最低限のカスタム用アイテムがありましたが、それらを使おうと思う暇もなく終盤戦。そのまま完食完飲で食了。
今年、夏に母を送りました。自身のことも含め何かと慌ただしい日々がここに来てようやく一段落。一緒にラーメンを食べに行ったのは、3年前まだ寒い季節のこちらが最後。あの日、いま娘が座る私の目の前の席、ジャケットを着たままの母がちょこんと座っていました。注文もこの日の娘と同じもの。あのとき私が頼んだ辛味噌そばはすでにメニュー落ち。相対した息子の私に向けられた3年前の眼差しが思い出され、チクッと胸が痛んだ一杯でした。