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「塩つけめん大盛(麺400g、野菜マシ)」@ラーメン Oの写真例えばインドで一番美味しいと言われているカレーを食べるチャンスをもらえたとして、私はきっとその美味しさを受容できない。インド人じゃないし、カレーを長く食べ続けてきたわけじゃない。何種類も食べ比べたこともなければ、料理人の気持ちもわからないから。でも今食べたものが“美味しいんだろうな”くらいはわかるはず。でもそこで「美味しいですね」と言うのは軽いし違う気がして。素直に美味しい時はいいんだけれど。インド人と同じ舌の持ってんだね。


私が好きなラーメンのジャンルは、ラーショ・家系・二郎系。ちょっと待って、それぞれの違いは詳しく説明できないけれど。グルメ評論家ではないし、味の分析もできない、研究の方法さえもわからない。でもやっぱりなんとなく好きで食べると満たされる。そもそも“なぜ美味しいか”なんてわからなくたっていい、もっとラーメンって気軽なものでもいい思う。


でもー、でも、本当は厨房に潜り込んで鍋の中を見せてほしいし、なぜ特定の店に通ってしまうのか、ラーメンの秘密を教えてほしい。そんで大声で「美味しい」って伝えたい。


つまりラーメン素人なんだけれど、もっと美味しく味わえるようになりたくて。出された一杯のラーメンを無理とはわかりつつそれを作った店主の味覚やセンスに近い形で体得したい。らーめんOさんは品質向上の意欲をビシビシと感じるので特にそう思う。向上してると思うので、通う頻度も向上している。(味や茹で方や豚の柔らかさの変化など。個人的な印象です。)ヒットソングがあるのに新曲書くのやめないみたいな、青春っぽさや人間くささがファンにさせる。


今回G系つけ麺を食べて、「あー私がG系のお店を好きな理由はこれだ」ってようやくわかった気がして。対比。豚の脂とそれに負けないニンニクと塩分、そしてそれをまとう無垢な素材たち。こういう構造でしょ?



塩だから余計にわかったのかも。醤油って優秀すぎる調味料だから、料理を上手にまとめちゃうのよ。醤油は万能すぎて本当にズルイ。食を豊かにしてくれてありがとうなんだけど。塩つけめん復活ということだったので試してみてよかった。


あとつけ麺って分解されてるから。つけ汁・麺・豚・野菜、それぞれの味がわかりやすいし、組み合わさった時の変化も確かめられる。塩気のない状態でも美味しいってすごいことで、それを上手に調理、口内調味したら間違いないさ。


らーめんOさんの麺は少し長め細めですすりやすい。つけ麺だとひんやりしていて。つけ汁はしょっぱいので日本蕎麦のように半分沈めれば充分いただける。でもせっかくG系に来たんだから健康は明日の自分にあずけてさ、どっぷりつけちゃおう。


つけ汁には真珠のような細かい光沢があった。豚骨で白濁しているのとはちょっと違う質感。イタリアンドレッシングのガラスボトルを4回くらい振った分離具合。ギラギラじゃなくマットなキラキラ。世のつけ麺の中では、だいぶ脂率が高い方だと思う。食べた瞬間はもう《豚!》って感じ。豚骨というよりは脂のうまさ。豚感が攻めてきて《神》。もしかしたらだけど、11月29日いい肉の日に合わせてより良い豚を仕入れたからかも(妄想)。


壺ニンニクを投入すればさらに攻めの味へ。かなり表情が変わる。覚悟して受容したい。つけ汁にはおそらく一味唐辛子が入っているし、動物感強め、ニンニクを足すことで、元々とがった☆スープがさらに尖る★★


らーめんOさんは、ラーメン・まぜそば・つけ麺・辛いの、一つだけが秀でているということはないと思っていて毎回違う食券を手にしてしまう。ただ塩つけめんはシンプルだからこそよりOさんらしさを味わえるのかもしれない。何より素材それぞれの良さを確認できた。キャベツが単一盛のところからもこだわりが見える。青系の器も盛り付けも美しい。


日本蕎麦ってつゆより蕎麦が主役の感じで、逆につけ麺ってつけ汁の方が主役のイメージがある。でも、このつけ麺は両者ということなんだろうな。間違えたか?たぶん豚が主役だ。


つけ汁は酸味も甘みも付いてないタイプだと思う。そういう場合普段は終盤お酢を入れるんだけど、絶品すぎてもったいなくてやめました。


麺400g、野菜マシにしたけど、それ以上の量あったんじゃないか?らーめんOさんってなんかいつもお腹いっぱいになっちゃうんだよな。


まぁ次はラーメンかな。温かくて醤油でひとつの丼の中で。絶対美味しいに決まってるんだわー。


塩つけめん大盛(麺400g)
税込1000円
野菜多め、麺の硬さ・油の量・味の濃さは普通でお願いしました。

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