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「地鶏魚玉そば」@麺屋宗 -sou- 高田馬場本店の写真 高田馬場から明治通り方面は、「きっと学生さんが多くて……」などと思い込み、なかなか足が向きませんでした。しかし、ある方から「麺屋 宗」を勧められ、意を決して早稲田通りを東へ(22日)。
 月曜昼前、途中少し寄り道して「渡なべ」をのぞいてみましたが、先客ゼロ。他の店も意外に空いており、私の取り越し苦労でしたか。「麺屋 宗」には開店数分後に入店しましたが、先客ゼロ。もっとも、すぐに二人、三人とお客さんが入り、結構な人気のようです。注文は「地鶏魚玉そば」(880円)。
 黒く塗った畳表のようなカウンタートップ、壁面やテーブルのみならず、店内待ち用の椅子に至るまで、なんとも凝ったインテリア。まるで、麻布あたりのバーのような、洒落た雰囲気です。照明をグッとおとして薄暗くした店内に、紫色のペンダントライトが妖しく光を放ちます……丼は、約5分で到着。
 では、スープを一口……フワリと軽やかで、透き通るような鶏ガラの風味。これに、かすかに香ばしさがにじんで、味に微妙な立体感を加えます。どことなく、「フォン・ド・ヴォライユ」(鶏ガラ出汁)のような洋風の味わい、合鴨と大仙地鶏のガラをローストしてスープをとっていると聞きますが、やり方が似る「麺屋 空海」の味にも通じるものがありますな。塩にこだわる点も両者似ていますが、素材の旨みを生かす「塩梅」は、こちらの方が断然「繊細」。
 麺は中太縮れ、柔らかめのゆで加減で、ツルツル・ホクホクとした食べ応え。思うに、鶏白湯など鶏が主役のスープでは、その味わいの柔らかさに、柔らかめの麺の方が合うと思うのですが……その点、この店の麺は私好みの仕上がり。
 具材は、チャーシュー、メンマ、水菜に糸唐辛子、別皿で味玉に魚介ソースをかけネギをあしらった「魚玉」がつきます。特筆はチャーシューで、肩ロースを強くローストして仕上げ、肉の美味みを引き出しつつ柔らかく仕上げ、肉汁でスープを汚さないという、なかなかの一品。メンマも穂先のいい部分を使っており、サックリ・プリプリの食感で風味も十分。魚玉にかかった魚介ソースには節粉も混ざり、鰹のいい風味がします……このソースが黄身の甘味を引き立てて、他では味わえない「珍味」。
 しかし……問題は水菜と魚玉のネギ。水菜は、麺の食感を補うアクセントのつもりなんでしょうが……正直言って、スープと麺の「柔らか」コラボを邪魔してますな。さらに、魚玉のネギも、辛味がスープの優しさに合いません……ありきたりなようでも、ホウレン草なんかの方が合う気がしますが。
 ―――おそらく、多分に「若い女性」を意識したと思われる「繊細」な味わい。その完成度は素晴らしく、薬味ごときで減点するのも気が引けますが……「繊細」なバランスで成立する一品だからこそ、最後のツメが肝要ですな。ま、中年オヤジの控えめな意見ということで。ごちそうさまでした。

投稿 | コメント (1) | このお店へのレビュー: 1件

コメント

今年も宜しく御願いします!

もう行かれてたんですね。。。
早ッ!
なるほど~惜しかった~(笑)
同じ様な製法のところがあるのですね~、気になりますw
まぁでも、milesさんでこの点数はかなり高得点ですよね?(笑)

Liberty | 2009年1月9日 16:26