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土曜日 晴天 13:00 先待ち5名 後待ち10名午前11時の一杯目の前食を終えて帰京道中にて連食先を探していると、気になる店を見つけた。そこで本日は今年になって初となる〝第21回 RDBの超高性能スーパーコンピューターが算出したオススメ店は本当に私に合うのか!〟を急遽、開催する事にした。このイベントはRDB PC版のオススメに挙がる六店舗から、その店のオススメでは無く、自分の好きそうなメニューを食べて採点し、超高性能スパコンとの勝敗を決めるものである。採点基準は90点以上付いたなら私のKO負け、80点以上ならば判定負け、70点台なら引き分けとし60点台なら判定勝ち、59点以下の点数ならば私のKO勝ちとする。過去20戦の対戦相手は「風雲児 」「麵屋一燈 」「煮干しつけ麺宮元 」「竹末東京プレミアム 」「さんじ 」「麺処 晴」「燦燦斗」「神田 勝本」「中華そば屋 伊藤」「麺処 ほん田」「煮干中華ソバ イチカワ」「麺屋 和利道 warito」「らーめん 芝浜」「らーめん かねかつ」「狼煙〜NOROSHI〜」「ラーメン大至」「中華ソバ 伊吹」「麺処 朧月」「Bonito Noodle RAIK」「中華蕎麦 とみ田」と名だたる有名店や人気店が並ぶが、対戦成績は20戦11勝4敗4分7KO 1没収試合と現在は私の勝ちが大きくリードしている。その大きな勝因としては清湯醤油系が好みの私に対してスパコンはガッツリ系や、つけ麺系を推し続けてくるのが問題ではないかと思う。前回の松戸のボスとの対戦を終えて、新たにオススメ店に挙がってきた店がこちらなのだ。お店情報をみると得意ジャンルではない煮干し系の店のようで、またもやスパコンのオススメに不信感が募るが、このライバルを攻略しないと先へと進めないと思い初訪問を決意した。前食の初石駅から東武アーバンパークラインと常磐線を乗り継いで綾瀬駅に着いた。予想外の前食の遅れから空腹スペースが出来ず、1時間ほど時間をつぶしてから対戦会場へと向かった。綾瀬駅からジグザグに歩くこと10分足らずで、大きな看板の下の行列が目に入ってきた。そこに連結し店頭にて本日のお題を品定めする。すると、先に店内の券売機に案内させて食券を購入し並び直して待機するシステムのようだ。店先にある換気扇の排気口の下に立っていると、店内の煮干しの香りが降り下ろしてくる。ここに立ち、滝行のように香りを全身に浴びる事で、自身の脆弱なニボ耐性を少しでも上げようと荒行に立ち向かう。この修行の最中に心の支えとなってくれたのが店内から漏れ聴こえるK Jこと降谷建志の勇ましい歌声だ。円熟味を増しながらも常に進化し続けるDragon Ashの最新アルバムを聴きながら待つこと10分で入店となった。そしてカウンターに腰を下ろし店内を見渡す。やはり屋号や店内のポスター、BGMからも分かるように、若き店主さんはD.A.CREWのようだ。いい歳した私も以前はD.A.CREWの一員で北海道から四国までライブに出向き、爆音に身を任せて騒ぎ楽しんでいたものだ。そんな事 昔を思い出し、懐かしんでいると突然に曲調が変わった。最新アルバムでは落ち着きをみせるKJの楽曲が終わると、デビュー当時のライブでのキラーチューンである Icemanが流れ出した。今の楽曲にはないシンプルなDBGと1DJで構成されたナンバーに、心の中でハンズアップした。マイク一本でラップを、がなっていた健ちゃんも良かったが、やっばりギターを抱えた健ちゃんの方が好きである。若くして亡くなったベースのIKÜZÖNE氏のSHIBUYA-AXで行われたファン葬にも参列させてもらった程に、年齢の近い馬場ちゃんに勝手な親近感を持っていた私には、馬場ちゃんのハジキ出す当時のベースラインが気分を上げてくれる。そんなテンションマックスでノリノリの、中、待つ事5分で我が杯が到着した。小さめな白磁の切立丼の中の姿は、店内に溢れる煮干しの香りから想像していた表情とは違い、随分と大人しく映った。煮干し系と言うと、どうしても混濁したセメントスープを思い描いてしまいがちな私だが、良い意味で裏切られた。まずはスープをひとくち。レンゲの入りもスムーズなニボ淡麗スープ。最初の口当たりはビビットな煮干しの苦味が先行するが、余韻は控えめで煮干香だけを残して苦味は消えていく。苦味は背黒のようだが、スープの見た目には背黒っぽさは強く出ておらず、クセも少ないので片口イワシよりも平子イワシが主体だろうか。その奥には、かなり強めの甘味も感じるが白口イワシ由来の優しい甘味と言うよりは、直接的な糖類の添加と非天然由来の旨味によるものだろうと思った。その割には塩分は抑えてある印象を受けたが、スープだけでも塩っぱくはなく、甘味が主導している。人の味覚を刺激する、かなり中毒性のありそうなスープに思えた。麺は中細ストレート麺で麺上げまでは実質65秒。箸先で触れても煮干系にしてはコシが弱く柔らかめな感じだ。いざ口に運ぶと滑らかな麺肌とスープの相性が良く、この麺の柔らかさは計算されたものなのが分かる。煮干系によくある低加水麺よりは加水率も高く感じた。それによってポソッとした食感ではなく、しっかりめのモッチリした歯応えを生んでいる。噛めば小麦の風味も感じるスープに頼らなくても美味しい麺だと思う。具材は、かなり薄切りの豚肩ロースの低温調理が一枚。調理工程を見ていたが、ワンロット3杯のオペレーションのミスで他の客とのラーメンの焼豚の盛り直しがあった。それで時間がかかってしまい提供前には美しいロゼ色だった焼豚は加熱され変色して届けられた。あまり生っぽい焼豚は苦手なので良しとするが、薄切りなのに力強さがあるのはハッキリとした下味の強さがあるからだろう。追加の味玉は、噛み切ると中から煮干しの香りがフワッと立ち昇る。スープの移り香かも知れないが醤油味よりも出汁の旨味で食べるタイプ。流れ出すほどの黄身の柔らかさと温度の冷たさが、少し気になるが追加してよかったと思える味玉だ。薬味の〝玉ねぎアッシェ〟は〝ドラゴンアッシュ〟との韻を踏んだのだろうか。そんな訳はあるはずもないが、スープを飲むときに〝特攻隊長〟(D.A.CREWならば、お馴染みのライム)となって先陣を切って飛び込んでくる。辛味が程よく抜けた玉ねぎは食感の良さを与えてくれる。青みの小松菜も業務用の冷凍食品を使ってないのが有難く、ほのかな苦味と食感でアクセントを付ける。しかし海苔は残念ながら高品質とは言えない安価な海苔で保存状態も悪く、香りは飛んでしまっていた。最終的には大部分に素材の良さを感じながら固体は平らげたが液体は残してしまった。かなり良質な煮干しを使用してそうなので、謎の調味料がもったいなく思えてしまう。しかしニボ耐性の弱い私でも食後の不快な臭みは感じることなく席を立つ事が出来た。店を出て見上げた看板の「陽はまたのぼる」の文字を見て、屋号の由来でもあるDragonAshの「陽はまたのぼりくりかえす」のライブステージ上で涙をこらえるKJより先に、もらい泣きしてしまったIKÜZÖNE氏を思い出した。自宅に帰ったら、久しぶりにライブDVDでも観てみようかなと、少しだけ懐かしい昔に戻れた。今回は70点て引き分けで終えた。これで通算対戦成績は21戦11勝4敗5分7KO 1没収試合となった。次は、どんなオススメが挙がってくるのか楽しみな一杯でした。
きっも
こちらの煮干しそばは無化調だと思いますが。
午前11時の一杯目の前食を終えて帰京道中にて連食先を探していると、気になる店を見つけた。そこで本日は今年になって初となる
〝第21回 RDBの超高性能スーパーコンピューターが算出したオススメ店は本当に私に合うのか!〟
を急遽、開催する事にした。このイベントはRDB PC版のオススメに挙がる六店舗から、その店のオススメでは無く、自分の好きそうなメニューを食べて採点し、超高性能スパコンとの勝敗を決めるものである。
採点基準は90点以上付いたなら私のKO負け、80点以上ならば判定負け、70点台なら引き分けとし60点台なら判定勝ち、59点以下の点数ならば私のKO勝ちとする。
過去20戦の対戦相手は「風雲児 」「麵屋一燈 」「煮干しつけ麺宮元 」「竹末東京プレミアム 」「さんじ 」「麺処 晴」「燦燦斗」「神田 勝本」「中華そば屋 伊藤」「麺処 ほん田」「煮干中華ソバ イチカワ」「麺屋 和利道 warito」「らーめん 芝浜」「らーめん かねかつ」「狼煙〜NOROSHI〜」「ラーメン大至」「中華ソバ 伊吹」「麺処 朧月」「Bonito Noodle RAIK」「中華蕎麦 とみ田」と名だたる有名店や人気店が並ぶが、対戦成績は20戦11勝4敗4分7KO 1没収試合と現在は私の勝ちが大きくリードしている。その大きな勝因としては清湯醤油系が好みの私に対してスパコンはガッツリ系や、つけ麺系を推し続けてくるのが問題ではないかと思う。
前回の松戸のボスとの対戦を終えて、新たにオススメ店に挙がってきた店がこちらなのだ。お店情報をみると得意ジャンルではない煮干し系の店のようで、またもやスパコンのオススメに不信感が募るが、このライバルを攻略しないと先へと進めないと思い初訪問を決意した。
前食の初石駅から東武アーバンパークラインと常磐線を乗り継いで綾瀬駅に着いた。予想外の前食の遅れから空腹スペースが出来ず、1時間ほど時間をつぶしてから対戦会場へと向かった。綾瀬駅からジグザグに歩くこと10分足らずで、大きな看板の下の行列が目に入ってきた。そこに連結し店頭にて本日のお題を品定めする。すると、先に店内の券売機に案内させて食券を購入し並び直して待機するシステムのようだ。
店先にある換気扇の排気口の下に立っていると、店内の煮干しの香りが降り下ろしてくる。ここに立ち、滝行のように香りを全身に浴びる事で、自身の脆弱なニボ耐性を少しでも上げようと荒行に立ち向かう。
この修行の最中に心の支えとなってくれたのが店内から漏れ聴こえるK Jこと降谷建志の勇ましい歌声だ。円熟味を増しながらも常に進化し続けるDragon Ashの最新アルバムを聴きながら待つこと10分で入店となった。そしてカウンターに腰を下ろし店内を見渡す。
やはり屋号や店内のポスター、BGMからも分かるように、若き店主さんはD.A.CREWのようだ。いい歳した私も以前はD.A.CREWの一員で北海道から四国までライブに出向き、爆音に身を任せて騒ぎ楽しんでいたものだ。そんな事 昔を思い出し、懐かしんでいると突然に曲調が変わった。最新アルバムでは落ち着きをみせるKJの楽曲が終わると、デビュー当時のライブでのキラーチューンである Icemanが流れ出した。今の楽曲にはないシンプルなDBGと1DJで構成されたナンバーに、心の中でハンズアップした。マイク一本でラップを、がなっていた健ちゃんも良かったが、やっばりギターを抱えた健ちゃんの方が好きである。
若くして亡くなったベースのIKÜZÖNE氏のSHIBUYA-AXで行われたファン葬にも参列させてもらった程に、年齢の近い馬場ちゃんに勝手な親近感を持っていた私には、馬場ちゃんのハジキ出す当時のベースラインが気分を上げてくれる。そんなテンションマックスでノリノリの、中、待つ事5分で我が杯が到着した。
小さめな白磁の切立丼の中の姿は、店内に溢れる煮干しの香りから想像していた表情とは違い、随分と大人しく映った。煮干し系と言うと、どうしても混濁したセメントスープを思い描いてしまいがちな私だが、良い意味で裏切られた。
まずはスープをひとくち。レンゲの入りもスムーズなニボ淡麗スープ。最初の口当たりはビビットな煮干しの苦味が先行するが、余韻は控えめで煮干香だけを残して苦味は消えていく。苦味は背黒のようだが、スープの見た目には背黒っぽさは強く出ておらず、クセも少ないので片口イワシよりも平子イワシが主体だろうか。その奥には、かなり強めの甘味も感じるが白口イワシ由来の優しい甘味と言うよりは、直接的な糖類の添加と非天然由来の旨味によるものだろうと思った。その割には塩分は抑えてある印象を受けたが、スープだけでも塩っぱくはなく、甘味が主導している。人の味覚を刺激する、かなり中毒性のありそうなスープに思えた。
麺は中細ストレート麺で麺上げまでは実質65秒。箸先で触れても煮干系にしてはコシが弱く柔らかめな感じだ。いざ口に運ぶと滑らかな麺肌とスープの相性が良く、この麺の柔らかさは計算されたものなのが分かる。煮干系によくある低加水麺よりは加水率も高く感じた。それによってポソッとした食感ではなく、しっかりめのモッチリした歯応えを生んでいる。噛めば小麦の風味も感じるスープに頼らなくても美味しい麺だと思う。
具材は、かなり薄切りの豚肩ロースの低温調理が一枚。調理工程を見ていたが、ワンロット3杯のオペレーションのミスで他の客とのラーメンの焼豚の盛り直しがあった。それで時間がかかってしまい提供前には美しいロゼ色だった焼豚は加熱され変色して届けられた。あまり生っぽい焼豚は苦手なので良しとするが、薄切りなのに力強さがあるのはハッキリとした下味の強さがあるからだろう。
追加の味玉は、噛み切ると中から煮干しの香りがフワッと立ち昇る。スープの移り香かも知れないが醤油味よりも出汁の旨味で食べるタイプ。流れ出すほどの黄身の柔らかさと温度の冷たさが、少し気になるが追加してよかったと思える味玉だ。
薬味の〝玉ねぎアッシェ〟は〝ドラゴンアッシュ〟との韻を踏んだのだろうか。そんな訳はあるはずもないが、スープを飲むときに〝特攻隊長〟(D.A.CREWならば、お馴染みのライム)となって先陣を切って飛び込んでくる。辛味が程よく抜けた玉ねぎは食感の良さを与えてくれる。青みの小松菜も業務用の冷凍食品を使ってないのが有難く、ほのかな苦味と食感でアクセントを付ける。しかし海苔は残念ながら高品質とは言えない安価な海苔で保存状態も悪く、香りは飛んでしまっていた。
最終的には大部分に素材の良さを感じながら固体は平らげたが液体は残してしまった。かなり良質な煮干しを使用してそうなので、謎の調味料がもったいなく思えてしまう。しかしニボ耐性の弱い私でも食後の不快な臭みは感じることなく席を立つ事が出来た。
店を出て見上げた看板の「陽はまたのぼる」の文字を見て、屋号の由来でもあるDragonAshの「陽はまたのぼりくりかえす」のライブステージ上で涙をこらえるKJより先に、もらい泣きしてしまったIKÜZÖNE氏を思い出した。自宅に帰ったら、久しぶりにライブDVDでも観てみようかなと、少しだけ懐かしい昔に戻れた。
今回は70点て引き分けで終えた。これで通算対戦成績は21戦11勝4敗5分7KO 1没収試合となった。次は、どんなオススメが挙がってくるのか楽しみな一杯でした。