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「わんたん中華そば ¥850」@柴崎亭の写真平日 晴天 13:10 先待ち1名 後待ち 6名

また昨夜もW杯イングランドvsチュニジア戦を観てしまい寝不足気味なのでさっぱりと醤油か塩の選択を考えながらこちらへ向かう。まだまだ昼時ということで行列を覚悟しながら到着。

線路沿いに佇むその店はマップを持ってしても中々わかりづらい立地。しかも日除けのヨシズが外待ち用の長椅子を隠して入口が見えなくなっている。

先にお待ちの客も後から並ばれた方も私より先輩に見える。中年向き拉麺の期待が高まる。五分ほどでまもなく入店。中にいるお客さんも渋谷、新宿界隈より高齢に思う。

券売機の前まで醤油か塩かで悩んでいたがまずは醤油に挑戦。欲張ってわんたんを追加注文する。

着席してからの店内の様子はJAZZが流れほのかな煮干しが香るツーオペ営業。効率はかなり良さそうだが店主の湯切りの甘さが気になった。

すぐに到着したラーメンは一目惚れしそうな顔立ちで食べずともそれとわかる。素朴ではないが華美過ぎない器に丁寧に盛り付けられたそれぞれが美しい。

興奮を押し殺してスープをひと口。暑化粧に見えた油はしつこくなくさっぱりとしてスープの熱さを逃さない。しかも鶏醤油系のにありがちな濃い甘みが全くなくキリッとしたカエシの角を削ぎ落としていてこれまたタイプ。塩分もちょうど良く湯切りの甘さも計算済みなのか。

わずかに縮れた中細ストレート麺は加水が低めなのかもっちり感は少なく歯切れの良さが印象的。それがスープをすくい上げてドンドン胃袋に収まって行く。

具材の豚ロースの低温焼豚は目の前でスライスされ切りたてが楽しめる。薄くスライスされているためレアを楽しみたいなら避難さすべき。味は薄味で筋切りと調理温度が素晴らしく筋が当たらない。

勢いよく食べたせいでわんたんが幾つ入っていたか数えてないが7個はあったはず。かなりのボリュームだが最近食べた中で餡が一番柔らかくふわっとして皮との相性も良くうまかった。

メンマはやや濃いめの味付けで、その内のひとつだけが太かったせいか固く筋張っていたのが残念。

あっという間の完食で最後にスープを飲む時にようやく気がついたことがある。多目だがあっさりした油分がカエシを丸くしているのではなくカエシの醤油ダレ自体がまろやかに仕込まれていることに。スープが後半になる頃にようやく野菜などの甘みが顔を出してきた。

全くの持論だが天然素材だけで余分な物を添加せず作られたラーメンには作り手の答え(商品)に導かれる方程式(仕込み)が何となくではあるが見える気がする。だがそこに科学由来の旨味を足してしまうと方程式がわからなくなり楽しみが無くなる。出来るだけ身体に優しいもので満たされたいと思うのは年齢のせいだが。

ひとつ勝手わがままを言うなら店主の仕込む味玉が食べてみたいと思うこと。それとメンマが細切りなら人生最高の一杯に出会えたかも。必ずや近々で再訪すると誓う一杯でした。

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