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「ラーメン750円」@熊本ラーメン 火の国 改の写真6/12/16
◆復興支援を考える(熊本編)(町田の店シリーズ)

冷やし中華の季節である。
我がワイフの大好物である。
結婚する前に最初に作ってくれた手料理は冷やし中華であった。
この時は、料理開始から完成まで3時間フルにかかった。
今でも昼飯に最高の冷やし中華を作ってくれる。
(ちなみに私が最初に作ってあげたのは、マカロニグラタン超大盛+ビール飲み放題)
そのワイフによると、たしか火の国の冷やしが最高だったという。

町田駅のロータリー近くの火の国はしばらく閉店していたが、
バスから見るとまた復活していた。
さっそく日曜日にブラット寄ってみる。
店の前には、復興支援の張り紙だらけ。
http://photozou.jp/photo/show/286324/238538080
その中に、例のラーメンらしき、涼麺有りとある。
これだなと思う。
http://photozou.jp/photo/show/286324/238538088

が、
食品50圓増し。
それにしても復興支援の宣伝だらけで、何の店だかわからない。
・・復興支援で客から50円獲るとは・・なんとなんと驚きの一言に尽きる。
余計なことだが、こういうのはカンパ方式で、客の自由意思を尊重しないと。
1000円払いたい人もいることだし。
そこでしばらく考え込む。
・・・・・・
結局、冷やし中華はワイフとの話題作りに食べることにした。
店に入ってみると、皆静かにラーメンをすすっている。
それにしても最近のラーメン屋は、世間で一番静かなところだ。
世相の空気を反映している。長いものに巻かれている。

厨房を除くと、あのおやじが一人でやっていた。復活である。懐かしい。
まずカウンターのところに行き以前のように、『どこでもいいですか?』と、聞く。
もちろん写真のライティングを考えて席を決めるのだ。
今日はワイフに見せる写真が命。
店主殿『・・・・』見向きもしない。
そこで、敢えてカウンターに直接着席。
5分ほど黙ってカメラのセット。
店主殿振り向きもせず。

面白いので、一緒に遊んでみることにした。
『冷やし中華みたいのありましたよね?』(たぶん涼麺だが、敢えて冷やし中華にする)
そこで案の定、店主餌に食いつく。高い声で、
『うちは何の店か知ってるのか!!!熊本ラーメンを売っているんだ。販売機を見てみろ。そんな名前のはない』

続きは・・・・面白のだが、刺激的なので、中略・・・・興味のある方は、別途ブログで。

ここで本来700円もするラーメンが750円になったボタンを押す。
涼麺は食わない。そんなの食うか。
超ゆっくり。券をおもむろに出す。ここまで10分経過。

ラーメン画像:http://photozou.jp/photo/photo_only/286324/238538096?size=1024#content
http://photozou.jp/photo/photo_only/286324/238538102?size=1024#content

思っていた『あの』スープの味。
塩味が少し効いている豚骨スープ。
最高レベルに属する。
少し違うがアノ麺。
確認終了。

『ありがとよ』と、立ち上がっておやじに近いところに行く。
『ところで、おやじ。淵野辺の大石家が閉めたの知ってるかい』
おやじ驚いた様子で『・・・・・今・・・天草の・・・』なんか言ってるが聞く耳気持たない。
『よく大石家のおやじと、あんたのうわさ話をしてたんだ』
おやじ『・・・・』

出口に行き、背中を見せ
『熊本を応援してるぜ。50円位は自分で出せよな』
店を出る男。空を見上げる。

ここでフーテンの寅さんのテーマソングが流れる。  ♪~~♪~

熊本復興編、完

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補足説明;

淵野辺の大石家はKMの投稿の2番目。大石屋の投稿の3番目である。
最も愛着ある店だった。
いつも居座り、2時間以上店で話し込んでいた。
あのスープとは旧火の国のスープではなく、大石家のもの。
豚骨といっても100%豚の頭だ。

RDB大石家の旧ページ:http://ramendb.supleks.jp/s/1603.html

実際当時の超有名店で、テレビチャンピオンでも最高評価の店だった。
そのあたりの記載がnaps氏の投稿に見られる:http://ramendb.supleks.jp/review/76063.html

大石家のラーメンの画像に注目してほしい。
チャーシュー3枚から5枚、タマゴ一個、チーズ、その他あるもの。
麺は大盛並み。全部のせ大盛である。
これで600円だったのだ。
もし大石家が火の国のラーメンを出したら。
250円から300円クラスとなり、九州のスタンダードな価格である。
最低450円、多くて500円加算しているのである。
九州に戻った大石屋のおやじが、さぞ嘆いていることであろう。

家に帰ってからRDBの投稿の点数が妙に悪いのに気付く。
よく見たら、おやじの傲慢な態度にあきれていたのだ。
驚くべきことに3人中2人。

なんだいつものあの理由かい。
傲慢な理由は別途、映画評論家のKM氏の解説参照のこと。

東京の九州ラーメンは異常に高い。
これが九州ラーメンをあまり食べない理由になっている。
もともと大石家のおやじが関東で豚骨ラーメンの作り方を教えたのだ。
多くの豚骨ラーメン屋は手取り足取り教えてもったのである。

実は火の国のおやじもその弟子の単なる一人に過ぎない。
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映画評論家KM氏の辛口解説

テレビチャンピオンのラーメンシリーズは大変な人気で多くの有名人を輩出した。

色々な形式があったが、チャンピオンを争う各参加者が自分のナンバーワンの店を紹介する。
それを有名なラーメン屋の主人などが5人位で評価して回る。
ある時の参加者はあの若き石神秀幸氏であった。
彼のリコメンデーションは大石家であった。
そしてみごと石神氏がチャンピオンとなったのだ。
もっと詳しく言うと、石神を作ったのは大石屋のおやじである。
石神氏はラーメンの本を出版しているが、見てはいないが、大石家は相模原の店として紹介されているはずである。

評価するメンバーには、あの故佐野氏、大勝軒のおやじさんなどそうそうたるメンバーだった。
アノ佐野は当時超生意気で傲慢。皆が皆驚いたものである。
その程度のことが彼の売りだったのだ。
いつもの理由とは、その人の影響を受けた店主が、町田でも結構な人気店になっていることに関係する。詳しくは別途。

いい話もしないと。これももう過去なのが残念だが。

一方話は違うが、テレビに出た大勝軒のおやじさんは、文字通り対照的で大変紳士的で人気があった。
他のラーメン屋のラーメンにケチをつけたことが無い。
そして必ずいいところを指摘する。
だからラーメンは人柄なんだ。神様と言われる所以である。
ぜひ真似してほしい。

私もラーメン評価はそうあるべきと思う。

自分の能力、資格を認識する謙虚さが必要だ。

サヨナラ、サヨナラ、サヨナラ
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おまけ

火の国の新店舗で故佐野氏の町田での活躍に触れたら、やっぱりその一番弟子の勘違い野郎のことを思い出しだした。
くれぐれも言っておくが、勘違い・・といったのは私ではなく、我が尊敬すべきワイフである。
店内で禁止張り紙を見て、禁止されている携帯を堂々といじっていたのは、彼女で、静かな店内で、一人大きな音で勢いよくラーメンを啜っていた。
なんという反骨精神の持ち主か。

さて、その69である。懐かしくもあり、心配していたのである。
最初に69の前を通ったのは、たしか18:10ころ夫婦で。
この店の前を偶然通り、ラーメン屋であることは、事前に確認しておいた。
店の前に車で通ると、ちょうど店主がシャッターを閉めているところだった。そこで夫婦で、特別にラーメンを作ってもらえるか聞いたところ、一つ返事でOKしてくれたのである。
当時の店主は、気さくで、純粋で、実に穏やかだった。
人懐っこく、3人で一時間位話し込んだ。
テレビに出たいと本気で願っていた、良き青年であった。
その後、超有名店になり、行列が絶えない店になってしまった。
喜んでいたら、その店をたたんで、二人も雇い、家賃の高い旧東急ハンズの場所に店を出したのである。
開店はとても華やかだった。手伝いで、あの湯河原の飯田商店の店主もきていた。かれは69で修行したのである。
そして私を見ると、よく覚えていたようで、話し込んでくれた。

さて、私は会社ではマーケティングも勉強していたので、とても心配だった。
駅から離れた、地味なラーメン屋にはわざわざ行く、必然性があったのである。
繁華街のそばの立派な店は、ぜんぜん珍しくないのである。それも二人も雇って。いつでも行ける普通の店に変身したのである。
店を広げ、効率を上げると、行列が無くなるのである。


開店当初は順調で、夕方6時位にはリーゼントをタナビカセた、超目立った彼は、きれいな若い女性を二人くらい侍らして、夜の町田のネオン街に消えていったのである。これは多くの人が何度も目撃した。
その後、私の懸念は的中し、人の足は途絶えた。一日中暇そうで並びは無くなった。そうするとますます人が遠ざかっていく。

基本はまずPlace,Promotionである。
近くの胡心房に何故行列が絶えないのか。勉強した方が良い。
行列を演出するのは、比較的簡単なPromotionである。
そして、敢えて繁華街を避け、並びやすい所を選ぶのである。
街中の店では人目に付きにくい場所で、安心して携帯でもいじりながら並べるのを、女性が求めているのかもしれない。
彼氏と一緒に並び、楽しめる店なのである。店内でも女性が自由に振る舞えるのである。

そして、今度はなんと、あの赤坂に移転したのである。それも大変高価なラーメンで始めた。
ここでも、またもや大変な勘違いをしていたのである。
これでは時間の問題だと思っていた。最初の話題性だけであろう。
そしてすっかり忘れていたのであるが、今調べていたら、案の定一年足らずで閉店していた。
最初ユニークですごかった彼の鶏のラーメンも、簡単にコピーされる時代なのである。
もう一度田舎の辺ぴな相模原に店をだし、一人で黙々とスープを焚き、昔の純粋さを取り戻してほしい。

さて、はたして火の国の新店舗の行方はいかに。

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