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「らー麺」@京鰹節つけ麺 愛宕 ATAGOの写真 どうにも忙しく、昼は社員食堂、夜は移動しながら、おにぎりやゼリーの「瞬間補給」で済ます日々。例によって社食の定食メニューを眺めておりましたが……あまりに貧相なラインナップにブチキレました。泣き出しそうな空の下、上着羽織って新橋の新店「愛宕」へ(17日)。
 そもそも、サラリーマンばかりが集う街に、「美味い」店は現れない。理由は自明、美味くなくてもやっていけるからです。要は「シケ込み」やすく、「そこそこ安い」ことが最も大事。外装・レイアウト・回転率・価格が揃った店に客が群がるこの街に、味で勝負の新店は出来ないと踏んでいましたが……さて。
 「愛宕」に到着しますと、意外にも黒一色でスタイリッシュにキメた外装、派手な看板類もなく、おおよそこの街に似つかわしくない佇まいですな。さほど広くない店内に客席を詰め込んだようなレイアウト、実際の広さ以上に窮屈に感じます。昼メニューとしては、基本のラーメンにトッピングをセットした「愛宕」や「つけ愛宕」がオススメのようですが、とりあえず「らー麺」(700円)で。丼は約4分で到着。
 では、スープを一口……店名からカツオ節の使い方に注目していましたが、あくまで「出汁」に徹して旨みをにじませ、醤油のコクと動物系の味わいをフワリと引き立てています。ま、これといった「主張」は感じませんが、バランス重視の設定なのか……しかし、なぜか揚げネギが加えられており、ベースの主張が弱いだけに、揚げネギの風味のみが前面に突出、バランスをかなり崩しています。う〜〜む、意図がちょっと分かりません。
 麺は中細ストレート、プツプツとした歯切れが心地よく、単体としては味わいも上々。しかし、油分控えめで魚粉等も使用しないスープですので、この麺では持ち上げはイマイチ。具材で特徴的なのは、「炙焼チャーシュー」。バラ肉の両面を強くソテーしており、表面はカリカリ。肉汁を閉じこめるつもりなんでしょうが、残念ながらスライスが薄すぎて、ほとんど完全に火が通ってしまっています。表面の香ばしい風味も、このスープに合っているとは思えませんな……ただし、メンマは穂先を使っており、なかなか美味い。
 どうもこう、どんな「メッセージ」を伝えたいのか、イマイチ伝わってこない一品。使った食材、その組み合わせのどこが「美味しい」と感じて、私と共有したかったんでしょうな……それを感じさせるための「メリハリ」について、今一歩煮詰めて欲しい一杯でした。

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