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「汁無し豚野郎ラーメン(麺硬め)+大盛100円」@野郎ラーメン 町田店の写真12/1/14
◆二郎系チェイン店

先日街をブラついていると、この店の看板が目立っていた。
http://photozou.jp/photo/photo_only/286324/215406830?size=800#content

もう半年以上前に開店したのだが、未訪である。
まあ、理由は想像つくと思う。
半年も経つと、味の修正も済んでいるだろうし、肝心の豚の量が安定しているはずである。
ふつうこのような看板の写真は、ホントかい?と思うような立派なもの。
看板に偽りありなのである。特に豚。
二郎はかなり昔から食べてきたが、とにかく意外性、驚きが大事なマーケティングの要素だ。それが二郎の『味』なんだ。
今は本質的に理解している二郎も少ないのだが。

二郎系では豚の量が一番大事だ。
豚肉出汁が命だからだ。
このことは随分昔から書いていたが、いまや常識化した。
そこでラーメンを食べるかどうかは、豚の扱いによって決めている。
豚が中心ではなく、飾りの場合はまず食べないか、他のメニューにする。

ゆっくり看板を見ていると、客はいないようで、店の若いご主人が出てきて、説明してくれた。
汁無し野郎ラーメンがいい感じなので、質問してみた。
なかなか親切な説明なので、『今度きます』とかいってその場を立ち去った。

その後かなり気になっていたので、行ってみることにしたのだ。
チェイン店に行く時は、頭の使う所のモードをそれにセットしないといけない。
大きい企業の経営を勉強するいい機会だ。
ターゲットや、商品でもサービス系に着目したい。
もともとラーメン好きが求めている、最高の味を追求しているのではないことがポイント。
味は経営者の目で見ると、奥が深い。
『どのような経緯で、あえてこの味にたどり着いたか?』、という命題である。
価格設定も重要であろう。

混雑を避けて1時過ぎにしたが、店内は満員。
すぐ並びができた。
安定した人気のようだ。
誰でも気楽に入れるいい店じゃないか。

食券販売機。分かりにくい、参った。
後ろのかたに申し訳ないことをしたが、例の方が出てきて丁寧に説明してくれる。

写真を撮っていいかどうか聞くと、次のような感じの答えが返ってきた。
『全然遠慮しないで、気のすむまで撮ってください』、といった内容。
この返事は歴代ダントツの返事だった。気分がいい。

汁無し豚野郎ラーメン(麺硬め)+大盛100円:
http://photozou.jp/photo/photo_only/286324/215406839?size=1024#content
http://photozou.jp/photo/photo_only/286324/215406847?size=1024#content
よく混ぜてください、とのこと。
丼はまあまあの大きさでφ23cm位。

案の定、豚は薄めのチャーシュー。細切れ肉も写真より少ない感じ。
これ、ビジネスとして、損していると思う。
写真より多いとかなり通ってしまいそうなんだが。
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余計なことだが、ある会社の100円のチキンクリスプは、最初立派なTV画像で登場。その後チキンがどんどん小さくなって行くに連れて、ビジネスもシュリンクして行った。
安く売る時も、ケチケチしてはいけないのだ。
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どちらかと言えば油そば。

私は何回か書いたが、残念ながらまず混ぜない。
麺の濡れ具合、味が不均一なのが美味い。
箸で取り上げる毎に味のミックスが異なるのがいいのだ。
それが口の中で混ざることになる。
口の中で混ぜる食べ方は、日本人の食べ方の特徴かもしれない(米とおかず)。
食べ進むうちに、丼の中は自然に混ざっていくのであるが、その位の変化の方がよい。
http://photozou.jp/photo/photo_only/286324/215406852?size=1024#content

書く人はいないのだが、不均一のコクというのが絶対に存在する。
最初から最後まで同じ味、というのはこういう料理ではあまりいい手ではない。食べ進むほど、味が単調になり、最後には感動が少ない。
パスタ類も乳化均一系だが、同じ問題をかかえている。

野菜は炒めたもの。クドクはないのでなかなかいい。
麺も十分硬めで、このような料理に合う。
味付けは・・・・期待に反して・・・美味い。
全体におだやかな感じ。
味が濃くも薄くもない。旨みもほどほど。
濃いと感じれば野菜をうまく使えばいいし、薄いと思う人はテーブル上の調味料で調製できる。
脂も多くはない。すごく無難な味。

薄いチャーシューは意外にもモモ肉。
モモ肉の特徴であるイノシン酸の旨みが強い。
モモ肉なので、やや硬めで噛みごたえがある。
いわゆるバサに属するのかもしれないが、肉の美味さは、肉にある。

麺の量は意外に多く、350gから400gの間位。
この味付けだと丁度良い。

後味はやはりグルの味。それが分かって食べているので余計なことかもしれない。
ついつい一言言いたいだけの為に、書いてしまうことがあるのは、誰でも同じかもしれない。
これ、明らかにあらずもがなである。

いずれにしても、自分がチェイン店の経営者だったらどのような
店にするか、考えてみるのも面白い。


最後に一人になった。
ご主人に『どうでしたか?』と、聞かれる。
『美味かったです』と答える。
けしてウソではなく、美味いと思う。接客の良さも商品のうち。

投稿(更新) | コメント (11) | このお店へのレビュー: 2件

コメント

こんにちは!
こちら敬遠気味の店です。
ただこのレビューを拝見すると
行きたくなりました
というか
行かなくてはいけないのかな(笑)
という気分になりました(^_^)v

eddie | 2014年12月5日 12:52

新宿の店舗で
ラーメン食べましたが
なかなか楽しめました・

どこの店舗になるかは
タイミング次第となりますが
再訪はこの汁無し狙ってます。

YMK | 2014年12月5日 14:06

こんにちは。

野郎ラーメンは神田に本店が出来たときに行きました。
その頃は豚野郎を食べると豚が沢山乗ってていい店だな~と思ってましたw
最近はアチコチに支店が出来て行ってみると、どこも豚が薄くてショボいです。
なので最近は行きたくなくなっちゃいましたね~

ayashi | 2014年12月5日 16:40

こんばんは。
>チェイン店に行く時は、頭の使う所のモードをそれにセットしないといけない。
ですよね~。
それぞれに見るべきものがあるという感覚で見なければ、単なる採点でつまらなくなりますもん。

5656 (活動超停滞中) | 2014年12月5日 18:23

ご隠居、こんばんは。

うーん、今回も、深いですね。
色々と思索せざる得ない心境を察します。
高倉建さん、菅原文太さんがお亡くなりになり、昭和は四半世紀前になりましたが、
何か大きな者が無くなった気がします、となると色々考えさせられるところです。
落ち込みたくなる気分も無いわけではないです。
それでも、私はひとまず仕事に行かないと行けないので、
やや無神経に行動できる精神状態をすっかり会得しなんとかやれております。

まず、ラーメン屋で写真を撮る行。
私は、失礼な奴で、黙って撮ります、食べる前にて早く。
写真を撮ると怒られそうなお店、移転する前の学とかは撮りませんでした。
でも、少しは気にしたほうが良さそうですね。

さて、野郎ラーメン。
某店に4、5回行きました、ここにレビューしましたが、
正直懲りました。
私の結論は、資本系の二郎インスパイヤはろくなもんじゃない、
というところに達しておりまして、
町田にできた野郎ラーメンはスルーです。
ただ、別名、豚野郎なので、肉が好きな方は違うかもしれません。
絶妙に、値段が、高くなっていくところもちょっとという要素です。
野菜増し、お金とりますからね。
まぁ、味などでの感想も。
くどいかなぁと感じます。
肉っぽくくどいんですよね。
私は多分、草食系(^^;なので、肉はたんまりと食えないみたいです。
なので、こちらはやはり苦手かな。
せたがやグループは、この店で雑なことをしたかったのかな、
とも思っております。

しかし、ご隠居は郎郎郎などもお好きなようですし、
ここの汁無なしもそこそこくどいので、やはりお肉に強いんでしょうね。
そういえば、ジャンキーモンキーは閉店したようで、
その一方で、川崎のつけ麺玉ができたりします。
栄枯盛衰というか、玉はしばらく並ぶんでしょうかね…
私は好きなこと言ってますが、言われている方はとも思います。
まぁ、お店で失礼なことはしない、残さない。
それくらいで、後でなんか言っても許してもらえるかなと思っております(*^^)v

この理先輩 | 2014年12月5日 23:21

ラーメン店に限らず料理店で写真を撮るのは
もう珍しくありませんが。
法律的には店側には拒否する権限はありません。
作った料理に著作権は認められないからだそうです。
ただし、ルールには従うべきではあるかと思いますが、
今の時代に撮影拒否というのは自分の首を絞めるような
気もします。
まっとうなものを出しているという自負があれば
拒否はしないはず、と言うのがボクの意見ですが、
ネット社会では何書かれるか解かりませんから・・・

野郎さんには、幕張店が出来たときお世話になりました。
いつも汁なしばかりでしたが。
インスパイアというより、独自路線がおもしろいチェーン店ですよね☆

☆GIMOSU | 2014年12月10日 08:00

◆eddieさん
コメントありがとうございます。

>行かなくてはいけないのかな(笑)
という気分になりました(^_^)v

ありがとうございます。
自分が経営する企業だったら、どのような店にするのか
いい例題だと思います。

◆YMKさん
コメントありがとうございます。

>再訪はこの汁無し狙ってます。

今年は和え麺・汁無し系が随分普及しましたね。
麺の食べ方としては古典的です。
太い麺を楽しむのにはいいと思います。

KM | 2014年12月11日 17:41

◆ayashi さん
コメントありがとうございます。

>最近はアチコチに支店が出来て行ってみると、どこも豚が薄くてショボいです。

二郎系は皆この方向ですね。
豚肉価格の影響でしょうか。確かにコストがかかりそうです。

金儲けも、人が来てくれる必然性がないと。

◆5656さん
コメントありがとうございます。

>>チェイン店に行く時は、頭の使う所のモードをそれにセットしないといけない。
ですよね~。

今日のテーマの一つです。
物事を見る角度はどんどん変えてみるべきです。
能力の一つだと思います。

KM | 2014年12月11日 17:51

◆この理先輩さん
コメントありがとうございます。

いつも長文、ありがとうございます。
結論からいいまして、言いたいことをジャンジャン書いてください(笑)。
ご隠居は暇をもてあましていますので、楽しみにしてます。
いつもニヤニヤしながら読んでます(笑)。

>でも、少しは気にしたほうが良さそうですね。

コソコソ撮るのが嫌なだけです。
本当は事前に言うと、少しはチャーシューが大きくかもしれないからです(笑)。

>正直懲りました。
>私の結論は、資本系の二郎インスパイヤはろくなもんじゃない、
>というところに達しておりまして、

今回これを書いたのは、逆の立場で考えることが大切だと思ったからです。
自分ならどうするか、なぜそのような味に設定しているかです。
結構人が入るのは何故でしょうか。

肉が好きなのは育ちのせいかもしれません。家庭環境ですね。
両親とも肉やクドイものが好きでした。

>しかし、ご隠居は郎郎郎などもお好きなようですし、・・・

好き嫌い、美味い不味いは100%脳の働きです。
どのように脳が働いいるかです。

家でつくるタンメン、美味しいと思います。
これを超高級店で食べて、同じ味がしないとしたら、おかしくないですか?同じものです。
味のほとんどは舌ではないのです。脳の思考傾向なんですね。
そんなことが書きたいのです。味について書いているようでも、実は自分の脳の中身のことを書いているのです。
RDBに対する挑戦状ですね(笑)。

郎郎郎が不味いと書くのは簡単です。
この良さがどこにあるのかを考えるのが大切だと考えています。
これ、意外に難しいと思いますが。

KM | 2014年12月11日 18:39

◆塩ニボをたくのぶるじっちゃん~・・さん
コメントありがとうございます。

撮影拒否されたのは3回位ありますが、その時の感じることは貴殿とほぼ同じです。
撮る時は、できるだけ奇麗に撮って、店にプラスになって欲しいと思っています。書く内容もです。

>ネット社会では何書かれるか解かりませんから・・・

問題はここですね。
書くと凄く長くなりますので止めておきます(笑)。

要は、愛しているのは、ラーメンかそれとも自分か、ということだと
思います。
それがコメントに如実に表れます。

◆☆GIMOSUさん
コメントありがとうございます。

>いつも汁なしばかりでしたが。

おお、そうですか。同じですね。
こういうのは直観が働くのです。

>インスパイアというより、独自路線がおもしろいチェーン店ですよね☆

そうなんです。
興味深いのはマーケティングなんです。

KM | 2014年12月11日 18:52