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☆行け行け!庄野智治!☆ cf.庄ののつけ麺の美味しい食べ方嫌なことがあったとき、落ち込んだとき、前の日食ったラーメンが外れだったとき、私は、この店、「庄の」を訪れる。この店の主人、庄野智治氏の、若さに似合わぬセンスと、若々しい強い味の個性、強い個性とは逆の、謙虚な姿勢が、私を元気付けてくれる。14時半、カウンターに丁度一席空きがあるというナイスタイミングで入店。いつもの「特つけ」をオーダー。実は前々から、この店のつけ汁でご飯を食べたら絶対美味いと思っていた。だから、炙りチャーシュー丼と普通のつけ麺を頼んで、つけ汁を最後に丼にぶっかけて食べてやろうと思っていたが、朝飯が遅かったので、空腹具合に自信がない。(限定メニューでは、最後に「おじや」風に食べるスタイルのものもあった。)でも、いつもとまったく同じでは芸がないので、とりあえず水餃子もオーダー。すると、隣の席の先客が食べ終わり、帰りざまに、庄野くんに、「今日のスープはいまいちだね、塩加減が。」と捨て台詞。「この馬鹿メタボ!他の客に聞こえるように何言ってんねん!」と、ちょっとむかつく。客として主人に一言あるのはかまわないが、周囲を気遣う態度を持ってほしいよ。だいたい、お前の体調とか、好みとか、そういうものが左右してるかもしれんやろ!自分の好みに合わないものを何でもイマイチという言葉で切り捨て、場の空気も考えずシレッと言い放つ人間を私は信頼しない。しかし、庄野君、すぐさま若い店員に指示してスープチェックを始める。自分でも何度も点検している。「もしかして今日はハズレの日?」そんな考えさえ頭を過ぎるが、やがて注文の品が到着。では、(-人-)イタダキマス。一口目、ちょっと薄いのか、なんて気もしたが、すぐに舌が起床。さっきのチェックのおかげか否かは定かではないが、いつもの美味さだ。何度も書いて申し訳ないが、モッチモチの麺が汁のゼラチン質の波を立て、カツオを中心とする魚介の強烈な風味の船を浮かべ、BigWaveとなって舌の浜辺に打ち寄せてくる。多少の酸味、人によっては強すぎると感じるであろう塩気などお構いなし。これを食べさせたい、という主張と、井の庄や燦燦斗でもここまではできないほどの動物質と麺のハーモニーの天才的センスに、今日も心地よい船酔いだ。途中で汁に投入することで、ゼラチンWaveに強力な追い風を吹かせる炙りチャーシュー、途中で荒波Musicにひと時の間奏を入れる半熟玉子も優秀な脇役だ。水餃子は、もう少しジューシーなものが出るのかと思ったが、至極普通だった。あっという間に食べてしまった。後はスープ割りだけだが、なんだか胃袋も目覚めてしまった。ここは、汁とご飯の相性を確かめるという、先日までの目論見を実現するしかない。白いご飯を追加オーダー。さっきとは反対側の隣の客がオーダーしていたのを見て、小さい茶碗でそんなに腹に厳しい量ではないとわかっていたので、自信をもって頼む。割りとご飯が到着。ここの割りは、割ってもなお塩辛いのだが、それをご飯にかけながら食べる。おぉオォッ!美味い!思ったとおりだ。割って少しおとなしくなった動物ゼラチンは、たしかな旨味となってご飯に染み込み、ご飯の淡白な甘さによって、汁中の魚介成分が前面に浮かび上がってくる!とどめのカツオの群れがやってきた!塩気の強さはご飯によってほどよく薄められ、思ったとおり絶品の「雑炊」となった。もう少しゼラチンが浮かび上がるかと思ったが、これはこれで美味い。お腹もいっぱい、今日もおかげさんで元気が出た。謙虚な姿勢もよい。お客さんの声に耳を傾けるのも結構。しかし、このつけ麺に代表されるように、自分に自信をもって強力な個性を打ち出し続けてほしい。下手に小さくまとまった味にならないでほしい。いつもありがとう。俺にパワーをくれて。
cf.庄ののつけ麺の美味しい食べ方
嫌なことがあったとき、落ち込んだとき、前の日食ったラーメンが外れだったとき、
私は、この店、「庄の」を訪れる。
この店の主人、庄野智治氏の、若さに似合わぬセンスと、若々しい強い味の個性、
強い個性とは逆の、謙虚な姿勢が、私を元気付けてくれる。
14時半、カウンターに丁度一席空きがあるというナイスタイミングで入店。
いつもの「特つけ」をオーダー。
実は前々から、この店のつけ汁でご飯を食べたら絶対美味いと思っていた。
だから、炙りチャーシュー丼と普通のつけ麺を頼んで、つけ汁を最後に丼にぶっかけて
食べてやろうと思っていたが、朝飯が遅かったので、空腹具合に自信がない。
(限定メニューでは、最後に「おじや」風に食べるスタイルのものもあった。)
でも、いつもとまったく同じでは芸がないので、とりあえず水餃子もオーダー。
すると、隣の席の先客が食べ終わり、帰りざまに、庄野くんに、
「今日のスープはいまいちだね、塩加減が。」と捨て台詞。
「この馬鹿メタボ!他の客に聞こえるように何言ってんねん!」
と、ちょっとむかつく。客として主人に一言あるのはかまわないが、
周囲を気遣う態度を持ってほしいよ。だいたい、お前の体調とか、好みとか、
そういうものが左右してるかもしれんやろ!自分の好みに合わないものを何でも
イマイチという言葉で切り捨て、場の空気も考えずシレッと言い放つ人間を私は信頼しない。
しかし、庄野君、すぐさま若い店員に指示してスープチェックを始める。
自分でも何度も点検している。「もしかして今日はハズレの日?」
そんな考えさえ頭を過ぎるが、やがて注文の品が到着。では、(-人-)イタダキマス。
一口目、ちょっと薄いのか、なんて気もしたが、すぐに舌が起床。
さっきのチェックのおかげか否かは定かではないが、いつもの美味さだ。
何度も書いて申し訳ないが、モッチモチの麺が汁のゼラチン質の波を立て、
カツオを中心とする魚介の強烈な風味の船を浮かべ、BigWaveとなって舌の浜辺に打ち寄せてくる。
多少の酸味、人によっては強すぎると感じるであろう塩気などお構いなし。
これを食べさせたい、という主張と、井の庄や燦燦斗でもここまではできないほどの
動物質と麺のハーモニーの天才的センスに、今日も心地よい船酔いだ。
途中で汁に投入することで、ゼラチンWaveに強力な追い風を吹かせる炙りチャーシュー、
途中で荒波Musicにひと時の間奏を入れる半熟玉子も優秀な脇役だ。
水餃子は、もう少しジューシーなものが出るのかと思ったが、至極普通だった。
あっという間に食べてしまった。後はスープ割りだけだが、なんだか胃袋も目覚めてしまった。
ここは、汁とご飯の相性を確かめるという、先日までの目論見を実現するしかない。
白いご飯を追加オーダー。さっきとは反対側の隣の客がオーダーしていたのを見て、
小さい茶碗でそんなに腹に厳しい量ではないとわかっていたので、自信をもって頼む。
割りとご飯が到着。ここの割りは、割ってもなお塩辛いのだが、それをご飯にかけながら食べる。
おぉオォッ!美味い!思ったとおりだ。割って少しおとなしくなった動物ゼラチンは、
たしかな旨味となってご飯に染み込み、ご飯の淡白な甘さによって、汁中の魚介成分が
前面に浮かび上がってくる!とどめのカツオの群れがやってきた!
塩気の強さはご飯によってほどよく薄められ、思ったとおり絶品の「雑炊」となった。
もう少しゼラチンが浮かび上がるかと思ったが、これはこれで美味い。
お腹もいっぱい、今日もおかげさんで元気が出た。
謙虚な姿勢もよい。お客さんの声に耳を傾けるのも結構。
しかし、このつけ麺に代表されるように、自分に自信をもって強力な個性を打ち出し続けてほしい。
下手に小さくまとまった味にならないでほしい。
いつもありがとう。俺にパワーをくれて。