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「味玉つけ麺」@杏樹亭の写真 久々に早めに仕事が片づいた金曜日(7日)、先日臨休に泣いた南砂町某店にテクテク向かいますが……なんとまたしても臨休。約1年の間に、4回訪れて3回臨休とは……よほど縁がないのか、ホントに休みが多いのか……ま、いずれにしろ、二度と訪れることはありませんな。トボトボ東西線に戻り、妙典の「杏樹亭」へ。
 暖簾をくぐり、右手の券売機で「味玉つけ麺」(850円)をポチッとな。厨房を見れば、おぉ、ガンダムフリーク・土田晃之似のご主人、お元気そうでなにより。奥さんも、閉店が近いせいか少しお疲れ気味ですが、ハキハキした声でご挨拶。残業もそこそこに食べ歩いている身としては、頭が下がります。丼は1ロット見送り、約10分で到着。
 では、つけ汁を一口……動物系のコクに、深く溶け込むように馴染んだ、サバ節の風味。カツオ節の鋭いエッジが効いた「らーめん」のスープとは、かなり印象が違います。こちらは、豚骨・鶏ガラとサバ節がタイマンはってバランスしているような……シンプルながら、一体感の強い味わい。そして印象的なのは、スープのほの甘さにグッと根ざすような「酸味」。酢で「外付け」した単純な酸味ではなく……サバ節は、強く煮出すと弱く酸味を帯びた味になりますが、その力を使っているような、そんな気がします。
 麺は「らーめん」よりかなり太めの中太で、弱くウェーブしたもの。そのまま一口いただきますと、モチッとした歯応えに、サクッとした軽快な歯切れ。ほどほどのシメ加減で瑞々しく、なんとも「透明感」を感じる甘みが好印象。では、つけ汁につけてズバ〜〜ッといきますと……麺の甘みの「透明感」が、スープの酸味でさらに研ぎ澄まされるようで、まるで「透き通る」ような味わい……豚骨・鶏ガラ・サバ節が織りなす褐色の「サバンナ」を、涼しげな風が駆け抜けていくような……う〜〜む、これはイケます。
 味玉は黄身トロトロの仕上がり、控えめな味付けで、黄身の自然な甘さがつけ汁によく合います。一方、スープに沈むチャーシューも控えめな味付けですが、豚本来の味わいがつけ汁に埋没して、存在感がイマイチ希薄。魚介系がキリリとした「らーめん」にはよく合いますが、同じ設定でつけ麺に使うには、少し無理があるようです。
 スープ割りをいただくと、「酸味」の強さがほとんど変わらないことに驚きます。つけ汁用の「味付け」なら、スープ割りで弱まるはず。やはり、スープの食材から引き出した酸味を生かした一品のようです。もっともスープ割りとしては、味わいの変化が小さい分、ちょっと面白味に欠けますが。
 多いと思った300gの麺も、まるで風のようにあっという間に胃の中に。ダイエット中で胃も縮小気味のおじさんにはちょっとヘビーでしたが……しかし、かなり満足の一杯でした。

投稿 | コメント (1) | このお店へのレビュー: 2件

コメント

どもです。
さすがの分析力ですね。
食材から引き出した酸味なんですか、そう言うのもあるんですね。
店主さん、自分には巨人の門倉(元横浜)に見えましたww。

エイチジー | 2007年12月16日 20:22