レビューやランキングで探す、日本全国ラーメン情報
2011年11月23日訪問有朋自遠方来。不亦楽乎。東京から古い友人が出張のついでに訪ねてきた。出張で大阪に来たが、お気に入りであった天理ラーメンが閉店していて食べられなかったのが残念であると嘆いていた。以前は一乗寺とか大阪・難波とか神戸・三宮に出店していたのだが、ここ数年で撤退しているらしい。祝日で時間もあり、奈良方面なら難波から高速で1時間以内。ここは一気に天理ラーメン本店を目指すこととなった。高校時分にほぼ毎週のように通った天理ラーメンであるが、当時から二つの店が市内で屋台を出店。夜のみの営業であった。天理プールの石段に出店する彩華と、天理郵便局前に出店する天理スタミナラーメン(通称:天スタ)。当時は彩華の方が強烈なインパクトで、天スタはややマイルドな味わいであった。当時から双璧の人気を誇っていたが、昭和60年代に入りお互い店舗を出店して全国展開を始めた。今日は、自動車での移動でもあり、彩華を選択した。店はかなり繁盛しており、15分ほどの待ち時間であった。40半ばを過ぎたおっさん二人でスタメン大を注文するのは憚られるものがあったが、ここは敢えてスタメン大をコール。スタメン歴30年をアピールすると同時に自分を鼓舞させてみた。スタメン大、われわれの青春のキーワード。甲子園でヒットを打ったあいつも、花園のヒーローになったあいつも、エリート官僚になったあいつも、みんな「スタメン大」を合い言葉にがんばったのだ。到着したラーメンは、当時とかわらない大型の丼に盛られた白菜とニラを湛える赤を基調とするビジュアルは、我々を30年前の自分に戻してくれる。一口スープをいただく。当時とまったくかわらないニンニクの香り、白菜とニラという近代ラーメンには用いられない野菜をメインにしたスープは、このラーメンを分類不能ラーメンという特異なカテゴライズし、天理ラーメンという独特の分野を確立するに至っている。野菜の中心である白菜は、かなり甘めでシャキシャキ感の残る煮込み具合。ニラと相まってじつにすばらしい野菜スープ、というよりラーメンに絶妙に適合する仕上がりになっている。そこに豚肉からのエキスが十分に浸透し、ニンニクとともに独特の香味を引き出している。さらに細麺との相性がよく、スープの味を十分に引き出してくれる。無言のまま、ただひたすらにスタメン大を完食。大満足の一杯。京都にも再出店を望みたいところでありますが、天理詣でのお楽しみとしてとっておきたいと思います。得点は当然の満点。このラーメンは私が生涯でもっとも多くいただいているもので、すでに私のラーメン歴の数十%はこの味で占められている。そういった意味でも満点にせざるをえまい。まさに聖地巡礼の一日であった。
有朋自遠方来。不亦楽乎。
東京から古い友人が出張のついでに訪ねてきた。出張で大阪に来たが、お気に入りであった天理ラーメンが閉店していて食べられなかったのが残念であると嘆いていた。以前は一乗寺とか大阪・難波とか神戸・三宮に出店していたのだが、ここ数年で撤退しているらしい。祝日で時間もあり、奈良方面なら難波から高速で1時間以内。ここは一気に天理ラーメン本店を目指すこととなった。
高校時分にほぼ毎週のように通った天理ラーメンであるが、当時から二つの店が市内で屋台を出店。夜のみの営業であった。天理プールの石段に出店する彩華と、天理郵便局前に出店する天理スタミナラーメン(通称:天スタ)。当時は彩華の方が強烈なインパクトで、天スタはややマイルドな味わいであった。当時から双璧の人気を誇っていたが、昭和60年代に入りお互い店舗を出店して全国展開を始めた。
今日は、自動車での移動でもあり、彩華を選択した。店はかなり繁盛しており、15分ほどの待ち時間であった。40半ばを過ぎたおっさん二人でスタメン大を注文するのは憚られるものがあったが、ここは敢えてスタメン大をコール。スタメン歴30年をアピールすると同時に自分を鼓舞させてみた。スタメン大、われわれの青春のキーワード。甲子園でヒットを打ったあいつも、花園のヒーローになったあいつも、エリート官僚になったあいつも、みんな「スタメン大」を合い言葉にがんばったのだ。
到着したラーメンは、当時とかわらない大型の丼に盛られた白菜とニラを湛える赤を基調とするビジュアルは、我々を30年前の自分に戻してくれる。一口スープをいただく。当時とまったくかわらないニンニクの香り、白菜とニラという近代ラーメンには用いられない野菜をメインにしたスープは、このラーメンを分類不能ラーメンという特異なカテゴライズし、天理ラーメンという独特の分野を確立するに至っている。
野菜の中心である白菜は、かなり甘めでシャキシャキ感の残る煮込み具合。ニラと相まってじつにすばらしい野菜スープ、というよりラーメンに絶妙に適合する仕上がりになっている。そこに豚肉からのエキスが十分に浸透し、ニンニクとともに独特の香味を引き出している。さらに細麺との相性がよく、スープの味を十分に引き出してくれる。
無言のまま、ただひたすらにスタメン大を完食。大満足の一杯。京都にも再出店を望みたいところでありますが、天理詣でのお楽しみとしてとっておきたいと思います。得点は当然の満点。このラーメンは私が生涯でもっとも多くいただいているもので、すでに私のラーメン歴の数十%はこの味で占められている。そういった意味でも満点にせざるをえまい。まさに聖地巡礼の一日であった。