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「カレーそば」@福建正の写真今月でお店を閉めることになっているこちらで、別れをしのぶオフ。
こうなるならもっと早くから来ておけば良かったと後悔するよりも、
今食べられるラーメンを美味しくいただくことが我々の使命です。

こういう地域密着のお店は常連さんに配慮し、昼時の混雑を避けてアイドルタイムに伺います。
お店の歴史を考えても新参の我々が安易に踏み込む領域ではないですからね。
そんななか私は時代背景が感じられる昭和を写すメニューということで掲題をオーダー。

間もなくして店内に漂うカレーの香り。
万物をあまねく包みこむ母の如き包容力を持つ、インド悠久の智慧から生まれた調味料カレー。
私は高度経済成長期にカレーが日本の食文化を変えたと言っても過言では無いと思っています。
カレーこそ今の日本を作った原動力であると!
今の時代、日本復興に必要なのは、他の何物でもなくカレーであると!
意識が宇宙の真理に差しかかろうかというところで、奥からお母さんがドンブリを持ってきましたよ。
ふぅ、あぶねェあぶねェw

スープ全体が満遍なくカレーで、上には各種野菜がのせられた具沢山なタイプ。
パッと見あんかけラーメンぽいですが、これこそラーメンonルーでは無い由緒正しい「カレーそば」でしょう。

スープをすくってグビリといけば、アッツアツで思わずビックリ。
完全にカレーとスープが一体になっており、インドから中国を抜けて、日本までの道筋がハッキリと見えます。
途中、数多の困難で多くのスパイスが無くなってしまったのでしょうがそんなことは気にしません。
昭和の食堂系カレーそばはカレーライスではなく、ライスカレーから派生したはずですから。
カレーライスとライスカレーの違いが分からない方はここでお引き取り願うか、
向田邦子の「昔カレー」でも読んで勉強なさってくだされ。
ともかく、そのままでなくアレンジして食べるのが流儀とばかりにブラックペッパーを一振り。
太麺指定の麺は自家製麺の強みか大量にドンブリに詰まっております。
つるつるとやさしい食感でどんどん胃の中に収めていけるのは、苦行を乗り越えたサドゥーにしか成し得ない技。
柔めの茹で上げにあわせてスープの熱で延びるのがはやいので、時間との戦いも必要。
カレーにより進化を遂げた野菜たちは甘味が強く、相性の悪そうなもやしでさえ美味しくいただけました。
特に玉ねぎの甘さときたら、スピードワゴンの小沢さん並でしたよ。

栃木の萬来軒に並ぶ、老舗カレーラーメンの王道でしたw
世間がカレーへの夢や希望を持っていた頃=こちらの創世記の頃の味だと思います。
お店の歴史とともに生まれ、消えていく味だと思うと、なんだか切ない気持ちになりますね。

うまい指数 1.00

投稿 | コメント (5) | このお店へのレビュー: 2件

コメント

レビお疲れ様です。
行かれましたか!コチラに。
訪問時間の配慮といい、レビの内容といい、さすが!脱帽です。
こういったお店が無くなってしまうのは残念ですね。
小生も再訪できるかどうかの瀬戸際外交中なので何とか達成させたい今日この頃。

麺麺 | 2011年9月25日 20:54

こちらの食べ収めができず、悔しいです。
チャーシューメン大盛り麺硬め・・・うう・・・

| 2011年9月26日 00:37

毎度です~^^
営業が伸びると分かり、急遽私のレビも伸びております。
静かに、静かに、その時を待つことにいたします。

あずさ | 2011年9月26日 12:25

お集まりいただき有難うございました。お母さんもとても嬉しそうでした。
美味しいと思った記憶に残すことはせめてものお礼だと私は思っています。

土建屋@まさ | 2011年9月26日 18:58

>麺麺様
時代の移り変わりの中で新しい店が出来れば
なくなっていく店があるというのも仕方が無いことだと思います。
きっとたくさんのお客さんが残念に思っているでしょう。

>・様
やはりこちらのイチオシはチャーシューメンですね。
写真失敗してレヴューしてませんが・・・
あのスープはスゴイw

>あずさ様
あと2日。
どんなにあがいてもその時はやってきます。
あと2日。

>土建屋@まさ様
梨旨かったですw
私のこちらでの記憶に残る一杯はチャーシューメンでした。
記録に残せなかっただけに、しっかりと胸に刻もうと思います。

スーパーくいしん坊 | 2011年9月28日 21:26