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「あら炊き塩らあめん」@麺屋 海神の写真 新宿方面の用事を済ませ、時計を見ればお昼前(12日)。またもや健康診断が近づき、ラーメンも「醤油・塩」シバリ態勢、できれば油分の少ない一品を……というわけで、南口の「海神」へ。
 「海神」の入る雑居ビルに到着すると、おぉっと1階はイケナイお店。「海神」は2階ですが、階段はイケナイお店のドア横。これはちょっと、女性は入りづらいかな……2階に上がると、エンジ色のシックな壁をバックに、しゃれた花瓶に生けられた胡蝶蘭がお出迎え。う〜〜む、イケナイお店の2階が銀座のクラブ風(入口だけ)とは……さすが新宿。
 カウンター席の前には、「本日のアラ」をデカデカと掲示。今日は「金目鯛・平目・鮭・鱈・鯛」とのことですが……え、そんなに使うの? この食材チョイスに、なにかポリシがあるんでしょうか……それとも、納入業者の都合かしら。ま、とりあえず注文は「あら炊き塩らあめん」(700円)。
 1ロット見送り、約7分で丼到着。「黄金色」に色づく透明なスープ。では、一口……「鮮魚系」ゆえ、まずは「生臭み」チェックですが、全く臭みはなく、「霜降り」処理に問題はないようです。淡泊でほのかな甘みを帯びたアラの味わい、非常に澄み切ったその味からは、低温で丁寧に煮だした工程がうかがえ、感心。ただし……この出汁、ほとんどアラ一本でとっているようで、旨みの「シナジー」があまり感じられません。「穏やか」というよりは、はっきりいって「旨み」が弱い。ま、こういうやり方もあるんでしょうが……やっぱ、昆布出汁とキッチリ合わせた方がよいのでは。
 麺は細麺ストレート。あっさりしたスープに、プツプツと心地よい歯切れがよく合います。甘みも強めで、なかなかの一品。具材では軟骨入り鶏つくねと、鱈とエビのつみれが特筆。何れも淡泊な味付けですが、スープはいっそう淡泊なために味のコントラストが引き立ち、なかなか美味い。白髪ネギによる食感の変化、針生姜・糸唐辛子・大葉によるアクセントもなかなか。具材がスープの味を変えないよう、細心の注意が払われている模様。
 しかし後半……スープの淡い味わいに神経を集中すると、麺からスープに溶け出した味が、気になります。具材の配慮が行き届いているだけに、これはちょっと残念。かといって麺の加水率を上げれば、食感が変わってしまうし……この永久ループを打ち破るのは、やはり旨みの「シナジー」じゃないかな。もっとも、この透明度を保つには、アラと昆布で別々に出汁を取る必要がありますが……さて、そこまで手間がかけられるか。ご主人の今後の工夫に期待したいところです。

投稿(更新) | コメント (1) | このお店へのレビュー: 1件

コメント

石神氏プロデュースのお店ですね。てっきり潰れたものかと思っていました^^;

鮮魚系の素材を使ったラーメンはなかなか難しいようですね。

みかん | 2007年11月15日 23:11