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台場方面の用事を終え(8日)、お昼は「ラーメン国技館」へ。ゆりかもめ「台場」駅を降りると、修学旅行生や観光客の方々がワラワラ。こりゃ「国技館」も超満員かと思いきや、ちょうど12時30分過ぎは客の入れ替えタイミングなのか、どの店もスムーズに入れそう。 札幌から福岡まで計6店舗がひしめいていますが、自分の仕事でもっとも出張が入りそうにないのは……富山かな。富山ブラック「いろは」は「国技館」の一番奥まったところ、隣店の引きで客を奪われるせいか一番空いており、行列・混雑嫌いの私としては、迷わず決定。入口左手の券売機で「黒(醤油)らーめん」(780円)をポチッとな。 カウンターにはずいぶん詳しい能書きがあり、有名な本店の女将の記事も載せています。ざっと読んでいるうち、約5分で丼到着。 では、スープを一口……グッと前面に感じるのは、残念ながらケミカルと胡椒。かなり細かく挽いた胡椒を使っているようで、チリチリと舌を刺します。ケミカルのボンヤリした旨みの向こうには、確かにまろみを帯びた魚介の旨みと、優しい丸鶏の風味も感じられなくもありませんが、なにせ焦点が合いません。さらに、カエシに使用していると思われる甘味料がかなり強く、醤油・ケミカルのナトリウム分と合わさって、かなり「甘じょっぱい」。強いて例えれば、ざる蕎麦のつゆを鶏スープ少々で割り、調味料と胡椒をドバッとかけたような味。ま、庶民的と言えなくもなく、甘くて日本人には受け入れやすい味ですな。 麺は、やや平打ち形状の中太縮れ。配膳された段階で、すでに醤油で少し黒く染まっています。やや柔らかめのゆで加減、麺肌も多少ザラついていて、スープ持ち上げもまずまず。スープがかなり甘めゆえ、麺の素直な甘さが逆に引き立つという、一風変わったコントラストでおもしろい。 具材で特筆はチャーシュー。バラ肉を濃いめの醤油ダレでしっかり味付けており、生姜をキリリときかせた一品。醤油の濃いスープゆえ、薄味で攻めた方がよさそうですが……ま、単体としてかなり美味しいのでOK。一方メンマは、少し風味の落ちるもの、これは一考の余地ありですな。海苔の風味も醤油にかき消されています。 あくまで想像ですが、本来はもう少し魚介の旨みを効かせた一品じゃないのかな……店を出れば、狭い「国技館」を埋め尽くす、修学旅行生や観光客の方々。旅先での刺激を求める皆さんには、鶏・魚介の旨みだけでは足りませんか……「お台場」仕様となってしまった一品に、ちょっと切なさを感じるおじさんなのでした。
札幌から福岡まで計6店舗がひしめいていますが、自分の仕事でもっとも出張が入りそうにないのは……富山かな。富山ブラック「いろは」は「国技館」の一番奥まったところ、隣店の引きで客を奪われるせいか一番空いており、行列・混雑嫌いの私としては、迷わず決定。入口左手の券売機で「黒(醤油)らーめん」(780円)をポチッとな。
カウンターにはずいぶん詳しい能書きがあり、有名な本店の女将の記事も載せています。ざっと読んでいるうち、約5分で丼到着。
では、スープを一口……グッと前面に感じるのは、残念ながらケミカルと胡椒。かなり細かく挽いた胡椒を使っているようで、チリチリと舌を刺します。ケミカルのボンヤリした旨みの向こうには、確かにまろみを帯びた魚介の旨みと、優しい丸鶏の風味も感じられなくもありませんが、なにせ焦点が合いません。さらに、カエシに使用していると思われる甘味料がかなり強く、醤油・ケミカルのナトリウム分と合わさって、かなり「甘じょっぱい」。強いて例えれば、ざる蕎麦のつゆを鶏スープ少々で割り、調味料と胡椒をドバッとかけたような味。ま、庶民的と言えなくもなく、甘くて日本人には受け入れやすい味ですな。
麺は、やや平打ち形状の中太縮れ。配膳された段階で、すでに醤油で少し黒く染まっています。やや柔らかめのゆで加減、麺肌も多少ザラついていて、スープ持ち上げもまずまず。スープがかなり甘めゆえ、麺の素直な甘さが逆に引き立つという、一風変わったコントラストでおもしろい。
具材で特筆はチャーシュー。バラ肉を濃いめの醤油ダレでしっかり味付けており、生姜をキリリときかせた一品。醤油の濃いスープゆえ、薄味で攻めた方がよさそうですが……ま、単体としてかなり美味しいのでOK。一方メンマは、少し風味の落ちるもの、これは一考の余地ありですな。海苔の風味も醤油にかき消されています。
あくまで想像ですが、本来はもう少し魚介の旨みを効かせた一品じゃないのかな……店を出れば、狭い「国技館」を埋め尽くす、修学旅行生や観光客の方々。旅先での刺激を求める皆さんには、鶏・魚介の旨みだけでは足りませんか……「お台場」仕様となってしまった一品に、ちょっと切なさを感じるおじさんなのでした。