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「こうや」を目指し、四谷駅から新宿通りをブラブラ(29日)。途中、記憶を辿って看板を探すと、なんと思い出のジャズ喫茶「イーグル」がまだ健在。学生時代、当時既に激減していた「ジャズ喫茶」を訪ね歩いて、何度かお世話になりましたな。大型のスピーカーを擁し、真暗な中ひたすら神経を研ぎ澄ます「道場」のような店が多い中、中型スピーカー(注)で気楽に聞けて、明るくお洒落な雰囲気が印象的なお店でした…… などと感慨に耽っているうちに、お店に到着。暖簾をくぐってまず驚いたのは、店員の数。厨房に6名、接客係も3名ほど。挨拶、客席への誘導、お茶出しなど、懇切な接客も好印象、注文は名物「雲呑麺」(900円)。 厨房のオペレーションを眺めていると、どうやら製造ラインが二つあるようです。ご主人が担当するラインでは、丼を11個もならべて「流れ作業」……店が広いせいか、凄い「量産体制」ですな。私の丼は入口に近いもう一つのラインで製造、約4分で到着。 では、スープを一口……なんともジンワリとした豚骨・鶏ガラ。野菜を多めに使っているのか、かなり薄味には感じますが、穏やかで優しい味わいです。塩分も非常に控えめ、豚骨主体にしては油分も少なく、非常にスッキリした飲み口です。 麺は中細の弱縮れ、かなり柔らかめのゆで加減でコシも弱めですが、ズズッと一口ほおばると……ホノボノした麺の風味が、スープを背景にジワリと引き立って、いかにも「ラーメン」らしい、麺・スープのシナジーが感じられます。敢えて味の輪郭線を引かず、淡い色の塗り重ねだけで表現した「水彩画」のようなやり方は、昨今の「インパクト」系とは、まさに「対極」。しかし、これはこれでアリですな。 よく知られている通り、名物のワンタンは大きな肉餡が特徴。ただし、大きさの割にゆで時間が短いせいか、肉の臭みを少し残した仕上がりで、これはちょっと賛否あるかも知れません……個人的には、もう少し加熱して肉の旨みを出した方がよいと感じました。チャーシューは小型が2枚、バラ肉のようですがほとんど脂身。ただし、薄味ながらスープとよく馴染む味わいで、まずまずかな。 ま、二日酔いのランチには、こういうジンワリ系はたまらんでしょうな……結局こういう食べ手を選ばないラーメンが、広く永く愛されていくのでしょう。ジャズ喫茶もラーメン店も、客に肩肘張らせないのが、「長寿」のコツかも知れません。(注)四半世紀も昔の話。当時はJBL4343だったような……今は何使っているか知りません。
などと感慨に耽っているうちに、お店に到着。暖簾をくぐってまず驚いたのは、店員の数。厨房に6名、接客係も3名ほど。挨拶、客席への誘導、お茶出しなど、懇切な接客も好印象、注文は名物「雲呑麺」(900円)。
厨房のオペレーションを眺めていると、どうやら製造ラインが二つあるようです。ご主人が担当するラインでは、丼を11個もならべて「流れ作業」……店が広いせいか、凄い「量産体制」ですな。私の丼は入口に近いもう一つのラインで製造、約4分で到着。
では、スープを一口……なんともジンワリとした豚骨・鶏ガラ。野菜を多めに使っているのか、かなり薄味には感じますが、穏やかで優しい味わいです。塩分も非常に控えめ、豚骨主体にしては油分も少なく、非常にスッキリした飲み口です。
麺は中細の弱縮れ、かなり柔らかめのゆで加減でコシも弱めですが、ズズッと一口ほおばると……ホノボノした麺の風味が、スープを背景にジワリと引き立って、いかにも「ラーメン」らしい、麺・スープのシナジーが感じられます。敢えて味の輪郭線を引かず、淡い色の塗り重ねだけで表現した「水彩画」のようなやり方は、昨今の「インパクト」系とは、まさに「対極」。しかし、これはこれでアリですな。
よく知られている通り、名物のワンタンは大きな肉餡が特徴。ただし、大きさの割にゆで時間が短いせいか、肉の臭みを少し残した仕上がりで、これはちょっと賛否あるかも知れません……個人的には、もう少し加熱して肉の旨みを出した方がよいと感じました。チャーシューは小型が2枚、バラ肉のようですがほとんど脂身。ただし、薄味ながらスープとよく馴染む味わいで、まずまずかな。
ま、二日酔いのランチには、こういうジンワリ系はたまらんでしょうな……結局こういう食べ手を選ばないラーメンが、広く永く愛されていくのでしょう。ジャズ喫茶もラーメン店も、客に肩肘張らせないのが、「長寿」のコツかも知れません。
(注)四半世紀も昔の話。当時はJBL4343だったような……今は何使っているか知りません。