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久々の広島、それなりの量を飲み、フラフラと江波山目指して南へ(22日夜)。山を西から回り込むと、そこは人通りもなく暗い街角。しばらく進むと闇の中、ポツンと灯る赤い提灯……「すずめ」と「古き良き広島ラーメン」の双璧をなす店、「陽気」だ。 街灯も少ない通り沿い、外があまりに暗いせいか、暖簾をくぐると蛍光灯が眩しい。入店は22時半頃で先客1名、しかし続々と後客が到着し、あっという間に10名以上の客入り。メニューは「中華そば」(600円)のみ故、注文は「一つ」。 この日、厨房は女性店員二名で切り盛り、だが後客で混んでくると店奥から先代登場。二人の手際をじっと見守りながらも、しかし決して手は出さない。丼は3分ほどで到着。 スープを構成する豚骨・鶏ガラのバランスは、「すずめ」よりは鶏ガラが強め、さらに野菜の旨みで全体を覆うやり方で、非常に「優しい」味。カエシは弱めに効かせて醤油を突出させず、いきおいコクも抑えめ。このスープには、わずかながら酸味があり、後味をスッキリとさせて、シメ系としては上々の仕上がり。強いて例えれば……「剛」の「すずめ」に対してて、「柔」の「陽気」といったところか。 麺は丸細ストレート、コシを残すためか、わずかに粉っぽさを感じるゆで加減。加水率の関係で、のびは結構早い。しかし名物「細もやし」が、まるで麺の一部のようにしなやかに絡んで、最後まで食感の変化を楽しめる。モモ肉チャーシューは中型が4枚入り、歯応えを楽しめる硬さで、アッサリ目の味付け。 野菜の味わいが、胃中のアルデヒドを優しく包み込むような、「いたわり」の一杯。「すずめ」より深夜までの営業、シメ用に焦点を合わせた構成だが……野菜の旨みの優しさに、もう一つ鶏ガラの旨みとのシナジーが欲しいところで、ちょっと「旨み不足」か。ま、所詮「もと地元」の「すずめ」を身贔屓してしまう私、少し手心を加えてこの採点。
街灯も少ない通り沿い、外があまりに暗いせいか、暖簾をくぐると蛍光灯が眩しい。入店は22時半頃で先客1名、しかし続々と後客が到着し、あっという間に10名以上の客入り。メニューは「中華そば」(600円)のみ故、注文は「一つ」。
この日、厨房は女性店員二名で切り盛り、だが後客で混んでくると店奥から先代登場。二人の手際をじっと見守りながらも、しかし決して手は出さない。丼は3分ほどで到着。
スープを構成する豚骨・鶏ガラのバランスは、「すずめ」よりは鶏ガラが強め、さらに野菜の旨みで全体を覆うやり方で、非常に「優しい」味。カエシは弱めに効かせて醤油を突出させず、いきおいコクも抑えめ。このスープには、わずかながら酸味があり、後味をスッキリとさせて、シメ系としては上々の仕上がり。強いて例えれば……「剛」の「すずめ」に対してて、「柔」の「陽気」といったところか。
麺は丸細ストレート、コシを残すためか、わずかに粉っぽさを感じるゆで加減。加水率の関係で、のびは結構早い。しかし名物「細もやし」が、まるで麺の一部のようにしなやかに絡んで、最後まで食感の変化を楽しめる。モモ肉チャーシューは中型が4枚入り、歯応えを楽しめる硬さで、アッサリ目の味付け。
野菜の味わいが、胃中のアルデヒドを優しく包み込むような、「いたわり」の一杯。「すずめ」より深夜までの営業、シメ用に焦点を合わせた構成だが……野菜の旨みの優しさに、もう一つ鶏ガラの旨みとのシナジーが欲しいところで、ちょっと「旨み不足」か。ま、所詮「もと地元」の「すずめ」を身贔屓してしまう私、少し手心を加えてこの採点。