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週に一度の「御苑有名店巡り」、当初予定ではオーラスの「おくど」へ(26日)。 店内は長い一本カウンターが奥へ延びる、文字通りの「ウナギの寝床」。昼前で先客もゼロ。注文は「おくど拉麺」(600円)。有名店ゆえ本題ですが…… 差し出された丼、パラリと盛られた「もやし」の上で、海苔が一枚フワフワとムーンサルト。う〜〜む、なんの意味があるのやら……「もやし」は見るからにナマで、根っこをそのまま残しており、これは意図がありそうです。では、もやしに手を付けず、スープを一口……ミルクのようなソフトな口あたりと、ほのかな甘さ。匂いを抑えた、非常にマイルドなトンコツです。甘さで「尖り」を抑えていますが、塩加減は意外と強め、さりげなくスープにキレを加えています。 そして、レンゲの底で海苔ごと「もやし」をスープに沈め、そのまま一匙すくって、もう一口……おおぉ、もやしの香ばしい風味がスープに移って、なんともポップな味わいに。これはイケますなぁ……結構好みです。 麺は細麺ストレートで、粉っぽさもなく素直な味わい。小麦の香りは少ないかわり、もやしの微妙な香りを邪魔しません。トロトロのチャーシューは、箸でつまんでも型崩れしない、絶妙の柔らかさ。しっかりした味付けで脂身も少なく、なかなか美味。海苔も磯の香りが豊かな一品。 これを「宮崎ラーメン」というのか知りませんが、「もやしの風味でポップに味わうトンコツ」という、かなり新鮮な印象の一品。味わい、キレ、香りが微妙にバランスした、何とも繊細な「完成度」。あるいは……もやしの上で、湯気にあてられユラユラしていたあの海苔は、この「アクロバティック」なバランスを暗喩していたのかも知れません。ご主人のウルトラCに、この採点。(蛇足) 確かに量はイマイチ少ないですが……おじさんはダイエット中ゆえ、これでいいのだ。
店内は長い一本カウンターが奥へ延びる、文字通りの「ウナギの寝床」。昼前で先客もゼロ。注文は「おくど拉麺」(600円)。有名店ゆえ本題ですが……
差し出された丼、パラリと盛られた「もやし」の上で、海苔が一枚フワフワとムーンサルト。う〜〜む、なんの意味があるのやら……「もやし」は見るからにナマで、根っこをそのまま残しており、これは意図がありそうです。では、もやしに手を付けず、スープを一口……ミルクのようなソフトな口あたりと、ほのかな甘さ。匂いを抑えた、非常にマイルドなトンコツです。甘さで「尖り」を抑えていますが、塩加減は意外と強め、さりげなくスープにキレを加えています。
そして、レンゲの底で海苔ごと「もやし」をスープに沈め、そのまま一匙すくって、もう一口……おおぉ、もやしの香ばしい風味がスープに移って、なんともポップな味わいに。これはイケますなぁ……結構好みです。
麺は細麺ストレートで、粉っぽさもなく素直な味わい。小麦の香りは少ないかわり、もやしの微妙な香りを邪魔しません。トロトロのチャーシューは、箸でつまんでも型崩れしない、絶妙の柔らかさ。しっかりした味付けで脂身も少なく、なかなか美味。海苔も磯の香りが豊かな一品。
これを「宮崎ラーメン」というのか知りませんが、「もやしの風味でポップに味わうトンコツ」という、かなり新鮮な印象の一品。味わい、キレ、香りが微妙にバランスした、何とも繊細な「完成度」。あるいは……もやしの上で、湯気にあてられユラユラしていたあの海苔は、この「アクロバティック」なバランスを暗喩していたのかも知れません。ご主人のウルトラCに、この採点。
(蛇足) 確かに量はイマイチ少ないですが……おじさんはダイエット中ゆえ、これでいいのだ。