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「チャンポン」@元祖博多チャンポン ハカタノチカラの写真 いやぁ、暑い……ついに夏が来てしまった木曜日(23日)、会社帰りに寄り道する気にもなれず、近場でアッサリ系をと「ハカタノチカラ」へ。
 看板位置の白壁に、住所を英語表記で掲げるという、いかにも「ザギン」(銀座)っぽい店構え。ライトに照らされた暖簾が「メタリック・イエロー」的に輝きを放って、一見ちゃんぽん屋には見えません。券売機は入口右手、とりあえず筆頭メニューの「チャンポン」(780円)を、ポチッとな。
 対面カウンターを多用して、小グループを効果的に収容可能なレイアウト、こういう店づくりの「技術」は、さすが資本系(一風堂系)と唸らせます。丼は約8分で到着。
 では、スープを一口……見た目はオーソドクスですが、結構「新感覚」なチャンポン・スープ。一風堂自慢の豚骨に、鰹・昆布などでとった和出汁を合わせたというこのスープ、チャンポンの魚介系といえば、イカ・アサリなどの旨みを連想しますが、全く違った伸びやかな旨みが、結構意表を突いてきます。豚骨は一風堂系特有のスマートなコク、さらに塩ダレをかなり強めに効かせてキレを強調しており……「コク・キレ」をキッチリ強調した、メリハリの強い味わい。
 麺は中太ストレート。サックリとした歯応えが特徴のいわゆる「チャンポン麺」ですが、軽くスープで煮込んであると聞いており、確かにスープとの馴染みは抜群。さらに、スープの塩分に引き立てられて、甘みもハキハキと感じられ、非常に計算し尽くされたバランスです。
 具材は、モヤシ、キャベツなど野菜類と、キクラゲ、カマボコ、イカ、豚肉などなど。野菜類はシャキッと仕上がっており、スープの塩分が高めの分、モヤシなどとの相性が良い。ちなみに、卓上にはニンニク、ホットチリ、カレーパウダーなど、「味変」ツールが満載。絶対合うと踏み、ニンニクをクラッシュしてみましたが……案の定、実によく合う。魚介出汁の旨みも死なず、豚骨本来のコクが強調されて、言うことなし。
 ―――豚骨と和出汁を合わせるため、スープ粘度がやや落ちるところを、麺にスープを煮含めて、持ち上げの不利をカバー。さらに、塩分によりキレを強調して若い客層にアピールするなど、「味」「技術」「マーケティング」の三拍子そろった一品で、さすが「力の源」さんと唸らせます。しかし……残念ながら、個人的にはどちらかと言えば「まったり」と甘いチャンポンがお気に入り。このキレ味鋭い「スピード感」に、ちょっとドギマギしてしまい、シミジミ「歳」を感じてしまった、オジさんなのでした。

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