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「ラーメン(並)」@横浜家系ラーメン 両国 大和家の写真 肩すかしの連続で、仕事に疲れ果てた水曜夜(20日)、ブラリと両国の新店「大和家」へ。
 昭島・八王子あたりに店舗展開するチェーン店が、23区内に初出店。「家系最強」を謳っておりますが、マジで言い放っているなら大した度胸。券売機は入口右手、メニューは醤油系と塩系の2本立て、とりあえず醤油系から「ラーメン(並)」をポチッとな、「麺固め油少なめ」でお願いしました。
 L字カウンターに加えて壁際にも1本カウンターがあり、店内はそこそこ広め。赤々としたカウンター色も勇ましく、能書きにも「黄金」「極限」などと、勇ましい文字が並びます。丼は約5分で到着。
 では、スープを一口……ま、「まとまり」としては悪くありません。ベースの豚骨は「中濃」クラスで乳化度も高く、「ほどほど」の濃厚感とマイルド感で、歪みのない柔和な甘みが印象的。カエシは家系としては標準的かやや強めで、こちらも「ほどほど」のパンチ力。鶏油の香りにもイヤラシサがなく、ケミカルにもしつこさがありません。どちらかといえば「万人向け」のまとめ方で、パンチ力も「常識の範囲内」で適度に強化。
 麺は、家系としてはやや細めの中太ストレート。能書きには「加水率を極限まで下げ」たとありますが、基本的に加水率やや低めの家系の麺の中でも、さらに低めと感じます。ゆで上がりもキッチリ固めで、サックリとした歯応え、あとは狙い通りにスープを吸うかですが……終盤に少し手応えを感じる程度、加えて麺量もやや少なめ。
 具材は、チャーシュー、ウズラに海苔3枚、お約束のホウレン草は原発事故のせいか品薄らしく、キクラゲで代用されています。キクラゲはプリプリで、品質的に頑張っていますが、チャーシューは無表情で、海苔も標準的なもの。
 家系お約束の卓上調味料チェック、豆板醤とニンニクを入れてみたところ……豆板醤は金属的な風味の汎用品ですが、スープの乳化度・濃度に助けられて、全体に派手な味として上手くまとまり、悪くない後味です。
 ―――万人の「常識の範囲内」で、万人に分かりやすく濃さやパンチを打ち出して、マスプロ可能な「商品」として上手くまとめる、そんな「資本系の技」が感じられる一品。「家系最強」なるフレーズも、「セールストーク」ですから怒るのは野暮、軽く聞き流して上げましょう。マジで「最強」狙ってF1マシンを作るより、万人のスポーツ心をくすぐるスポーティーセダンを作る方が、よほど難しい場合だってあるのです。

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