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今のところ中野より西は行動圏外のため、「えん寺」については指をくわえてブログを読むしかありませんでしたが……なんと中野に支店ができたとのこと。さっそく訪店(13日)。 以前「喜神」があった場所、店外にあった券売機を中に入れ、外装を少しいじった程度で、店内はほぼ居抜き状態。メニューにはすべて「ベジポタ」の名を冠していますが、構成としては「つけ麺」「煮干じめつけ麺」ほか3系統。「煮干じめつけ麺」は「二代目」店オリジナル・メニューとのことで、もちろん「ベジポタ煮干じめつけ麺」(790円)をポチッとな。中盛(330g)まで無料ですが、例によって並盛(220g)で。注文は二階の厨房に伝えられ、リフトで丼が降りてくるスタイルも「喜神」と同じ、丼は約9分で到着。 では、つけ汁を一口……いや、これまで食した「ペジポタ」系とは、完全に一線を画します。全体をおおらかに包み込むのは、野菜の自然な甘み。非常に懐の深い、穏やかで自然な甘みを、さりげなく前面に押し出しています。世の「ペジポタ」系は、場合によっては単にスープ粘度を上げるために米・芋粉を使っており、なんとも薄気味悪い「重さ」だけがスープに残る例もあるのですが……全く発想が違う。このおおらかな甘みを土台にしてはじめて、豚骨・鶏ガラの豊かな風味、魚介系の旨みが、活き活きと浮き彫りにされており、それぞれの味わいにキッチリ焦点を当てながら、全体としてキッチリ「予定調和」を構成するという……しかも、微かに加えた辛味によって、味へのフォーカスを補正してくるあたり、他の追従を全く許さぬ「緻密」さです。 麺は、屈曲した太麺ストレート。このメニューだけはデフォの胚芽麺とは違うそうですが、しなやかさと食べごたえを両立したコシの設定、歯切れ・歯応えを両立した質感で、稀に見る仕上がりです。さらに、国産小麦特有の透明感あふれる甘みを、風味を抑え旨みに絞り込んだ煮干出汁でやんわりと包み込んでおり、麺単体で食べても目を見張る美味さ。 コイツをつけ汁につけ、ズバァ~~ッとイキますと……なんというか、大空に突き抜けるような開放感。見はるかす広がる芝生の大地に、ゴロリと転がった干し草の塊、そこへ仰向けに身を投げ出して、空を見上げながら深呼吸するような……なんとも、至上の心地よさ。さらに加えて具材もいい。トロトロのバラ肉チャーシュー、固めのアクセントをつけたメンマ、ネギに加えてトドメのミツバという構成。つけ汁に麺をつけるほど、これら具材が必ず箸にからんできて、野に咲く花のように、大空を飛ぶ鳥のように、雄大な景色を彩ります。 ―――「料理は作り手の『世界観』、丼は一つの『小宇宙』」、なぁんて……そんな「ブラフ」が満ち溢れるこの時代。しかし、なんと中野の路地裏で、しかもたった790円払うだけで、立て横40cmほどの空間に詰め込まれた、本物の『小宇宙』を体験できます。驚きの体験を、是非。
どうもです!! 煮干じめという文言に妙に惹かれてしまいます。 中野区・・・ ほとんど所用のできないエリアなのですが何とか追随機会を作ってみたいですね。
以前「喜神」があった場所、店外にあった券売機を中に入れ、外装を少しいじった程度で、店内はほぼ居抜き状態。メニューにはすべて「ベジポタ」の名を冠していますが、構成としては「つけ麺」「煮干じめつけ麺」ほか3系統。「煮干じめつけ麺」は「二代目」店オリジナル・メニューとのことで、もちろん「ベジポタ煮干じめつけ麺」(790円)をポチッとな。中盛(330g)まで無料ですが、例によって並盛(220g)で。注文は二階の厨房に伝えられ、リフトで丼が降りてくるスタイルも「喜神」と同じ、丼は約9分で到着。
では、つけ汁を一口……いや、これまで食した「ペジポタ」系とは、完全に一線を画します。全体をおおらかに包み込むのは、野菜の自然な甘み。非常に懐の深い、穏やかで自然な甘みを、さりげなく前面に押し出しています。世の「ペジポタ」系は、場合によっては単にスープ粘度を上げるために米・芋粉を使っており、なんとも薄気味悪い「重さ」だけがスープに残る例もあるのですが……全く発想が違う。このおおらかな甘みを土台にしてはじめて、豚骨・鶏ガラの豊かな風味、魚介系の旨みが、活き活きと浮き彫りにされており、それぞれの味わいにキッチリ焦点を当てながら、全体としてキッチリ「予定調和」を構成するという……しかも、微かに加えた辛味によって、味へのフォーカスを補正してくるあたり、他の追従を全く許さぬ「緻密」さです。
麺は、屈曲した太麺ストレート。このメニューだけはデフォの胚芽麺とは違うそうですが、しなやかさと食べごたえを両立したコシの設定、歯切れ・歯応えを両立した質感で、稀に見る仕上がりです。さらに、国産小麦特有の透明感あふれる甘みを、風味を抑え旨みに絞り込んだ煮干出汁でやんわりと包み込んでおり、麺単体で食べても目を見張る美味さ。
コイツをつけ汁につけ、ズバァ~~ッとイキますと……なんというか、大空に突き抜けるような開放感。見はるかす広がる芝生の大地に、ゴロリと転がった干し草の塊、そこへ仰向けに身を投げ出して、空を見上げながら深呼吸するような……なんとも、至上の心地よさ。さらに加えて具材もいい。トロトロのバラ肉チャーシュー、固めのアクセントをつけたメンマ、ネギに加えてトドメのミツバという構成。つけ汁に麺をつけるほど、これら具材が必ず箸にからんできて、野に咲く花のように、大空を飛ぶ鳥のように、雄大な景色を彩ります。
―――「料理は作り手の『世界観』、丼は一つの『小宇宙』」、なぁんて……そんな「ブラフ」が満ち溢れるこの時代。しかし、なんと中野の路地裏で、しかもたった790円払うだけで、立て横40cmほどの空間に詰め込まれた、本物の『小宇宙』を体験できます。驚きの体験を、是非。