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コメント
どうもご無沙汰です!
>「冷やし」特有の「無理矢理」感がありません。う~~む……驚くべき完成度。
⇒このお言葉に全てが凝縮されてる気がします・・・・同感ですわ~!
勝田店で食べましたが、作り手のみが違う様で、同一の一杯ですよ~!
基本的には、日本人には不味いはずのない旨さですよね。
サッパリ系、ワタクシも好きなので、トッピングと共に違和感の微塵も無く堪能しました~!
今後も目が離せませんね!
茨城ラーメン発展願い人(休止) | 2010年8月13日 09:00

miles
チャーチル・クロコダイル
はち ~減量中~
三日月
この理先輩
めんくい





券売機は入口右手、夏限定の「冷やしらぁ麺」(850円)をポチッとな。「塩」か「醤油」を選べるそうですが……個人的には、冷やしは醤油の方が難しいと思っています。冷えたスープでは甘・辛・酸などの味覚が鈍るため、ついつい調味料を入れすぎますが……醤油では塩分と一緒にコクが深まってしまう分、難しい。濃口では「やりすぎ」るし、薄口では塩っぱくなってしまうし……という訳で、敢えて「醤油」で注文。どう処理するのか楽しみ。
ゆで上げた麺は氷を使ってキッチリ冷やし、スープも厨房の奥に保管したものを投入、このあたりはナカナカ丁寧な製造ですが……やはり、カエシはかなり思い切った量を入れており、ますます楽しみ。1ロット見送りで、丼は約7分で到着。
では、スープを一口……ファースト・インプレッションは「蕎麦つゆ」。この店特有の淡麗な鶏スープがベースのようですが、温度のせいか落ち着いた風味に感じられ、むしろ前面に出てくるのは魚介出汁。冷ました魚介出汁がそうであるように、まず節系が前面に出てきますが、程よい宗田節の風味が「蕎麦つゆ」を連想させるようです……さらに、煮干しだけとは思えないアクセントを感じますが、あるいはアジ節などでアレンジしたものかも。醤油は濃口を使いながら、透明感の美しさと塩加減・コクを絶妙にバランスさせたもので、「冷やし」特有の「無理矢理」感がありません。う~~む……驚くべき完成度。
麺は細麺といってよい太さのストレート。冷えてもフンワリとした甘みを感じさせ、味としては悪くありませんが……歯切れよりはコシを重視した設定で、「冷やし」用としては好みが分かれる。日本人としてはどうしても、冷えた麺には蕎麦や冷麦の「脳内補完」がはたらくために、この「蕎麦つゆ」に対して、グニッと歯切れの悪い麺との取り合わせは、なんとなく抵抗感がありますな……
具材は、鶏チャーシューに味玉・メンマ、カイワレ・白髪ネギに糸唐辛子、さらに別皿でワサビと梅肉が付いてくるという、なんとも涼しげな構成。鶏チャーシューはささ身の表面を軽く焼いたもので、コイツにワサビをつけスープに浸していただけば……いやぁ、たまらないサッパリ感。一方、麺に梅肉のせて頬張れば、気分は京都・鴨川の納涼床といったところ。
―――魚介出汁の風味、醤油カエシの調整と、高度なワザのオンパレードですが、「冷やし」として他店の追従を許さないレベルにこの一杯を持ち上げているのは……やはり基本となる「鶏」の力なのかも。麺のチョイスにはちょっと首をかしげますが……まさに作り手の「予定調和」を体現した一杯、十分この点を差し上げられます。