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「牛すじラーメン(セット)」@うつみ家の写真 ドタバタ仕事もひと段落、初夏の日差しの金曜昼に、新橋「うつみ家」へ(4日)。
 立派な一枚板に、小学生のような文字で店名を大書、それを金色で塗りたくるという、このセンス。さらに暖簾も、雑然とした模様の入った布地に、「牛すじ」と風情のない字を縫い付けるという……まるで学園祭の模擬店のようで、私のような新橋オヤジでも、ドン引きしそうな店構え。本業は夜の商売の「二毛作店」、13時頃の入店で先客ゼロ。
 早速、ランチ・メニューとニラメッコですが……もっとも高いもので「牛すじ味噌ラーメンセット」で810円、「牛すじラーメン」なら550円と、異例のCP。「コリャ量が少ないか」といぶかり、とりあえずミニ丼がつく「牛すじラーメンセット」(750円)で。さらにセットのミニ丼は、「牛すじ丼」の醤油味か味噌味、日替わり丼(この日は「牛すじカレー」)から選べますが、おじやで食べることを意識して、ラーメンスープと同じ醤油味の「牛すじ丼」をオーダー。接客も実に丁寧、丼は約6分で到着。
 では、スープを一口……おおぉ、個人的には真ん中ややインコースの「ストライク」。これまで食べた牛すじ系のラーメンとは一線を画す、かなり「ワイルド」な味わいです。茶濁したスープには牛肉のコッテリしたコクが充満しており、無数に浮かぶ細かな脂肪粒が過度なコッテリ感を和らげながら、口に広がる「マイルド&ワイルド」な「牛すじ風味」……牛の持つ過度なコッテリ感を嫌って、牛すじを使いながらサッパリ仕上げるラーメン店が多い中、イヤミのないレベルまでコッテリ感をギリギリ上げて見せるあたり、さすが「牛すじ専門店」、食材の扱いは一枚上手ですな。
 麺は中太の平打ち縮れ。しなやかに舌の上でそよぐような食感はマズマズですが、歯切れ・噛み応えは弱々しく、このあたりは「二毛作店」の限界ですかな……しかし、スープがドッシリしているだけに、この程度の足腰の弱さは、十分カバーされてしまいます。
 具材は、タップリの牛すじに、モヤシとネギ。肉を多めにまとう牛すじは食べ応え十分、世のラーメン屋が「牛スジ」と称す、「脂肪の塊」にしか見えない一品とは大違いです。モヤシもシャキシャキで、麺の「足腰」を的確にカバー、その他余計な具材を入れないところにも、「牛すじ専門店」らしい「自信」を感じますな。量はやや少なめですが、女性やオジさんには、カロリー的にこの程度でよいのかも。
 ―――採点に入れられないのが実に残念ですが、「牛すじ丼(醤油味)」をレンゲですくい、スープに浸して頬張れば……その美味さに言葉はいらない。久々に、網膜に飛び散る「花火」を見ました。ま、旨みに少しケミカルな補強が見られること、さらに麺のクォリティを考えて、ラーメン単体ではこの点数ですが……セットで評価すれば軽く80点は越えるでしょう。店構えのせいか、結局店を出るまで他客はゼロでしたが、実力は上記の通り折り紙つき。絶対に、近日中に再訪しますぜ。次は味噌!

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