なんとかデータベースラーメンカレーチャーハンぎょうざうどんそば
 

GW中、あちこち観光し、うどんやらじゃこ天やら四国の
名物を食べまくり、本州に帰る前ふらっと立ち寄ってみたのがこの店。
どうしても嫁御が徳島ラーメンを食べてみたい、とのたまうので、
半分仕方無しに入店した次第。

仕方無しにというのは、経験上徳島ラーメンをあまり快く思っていないからだ。
過去二度食べててみて、二度とも「ふーーん」という感想しか無い。
まずくはないがうまくも無い。
これでは博多ラーメンや札幌ラーメンのように
全国区にはなりようがないなあ、というのが率直な感想。

しかし、嫁御が食べたいという以上逆らうとあとが怖い。
前回二回はたまたまレベルの低い店だったのかもしれない、とも思う。
その店の評判も知らずに「徳島ラーメン=たいしたことない」と
断罪してしまっては徳島ラーメンに失礼ってものだ。

ということで、どうせ食べるなら評判のいい店に行き、
これを以て徳島ラーメンはうまいのかうまくないのかを判断しよう
と思ったのである。
幸い、王王軒はラーメンデータベースで高評価であり、
食べログでも話題の店らしい。
(食べログの評価は割と共感できるのでそこそこ信頼している)
王王軒の味で「平均的な徳島ラーメン」を判定するのならば、
徳島ラーメンとしても異存はあるまい。


さて、実際に食べてみてうまいかまずいか。
結論を先に言おう。
やはり、徳島ラーメンはたいしたことが無い。
マズくないがうまくない。
徳島県民および徳島ラーメンファンのみなさん、申し訳ない。

まず香りが良くない。
店内、店外とも不快でない程度の豚骨臭がただよっており、
むしろ食欲をそそる良い香りだ。
しかしどういうわけか私たちが通された角の席は
熊太郎の臭いが充満している。
熊太郎とは実家の飼い犬である。
四国に観光に来て実家の飼い犬の臭いを嗅ぐとは思わなかった。
豚骨醤油なのだから臭いのは我慢しろという意見もあるだろうが
私としては豚骨臭がない美味しい豚骨ラーメン屋を見習えといいたい。

麺は普通。スーパーで簡単に手に入りそうな麺。
まあ、それが悪いとは言わないけれども、
製麺屋さんと折衝してもっと美味しい麺を作った方が
いいんじゃないの?と思う。

問題なのがスープ。濃い。濃すぎる。
というよりも塩辛すぎる。
他の客もことごとくスープを残していることから見ても、
皆、飲み干せるレベルではないらしい。
生卵を溶いてみて少しまろやかになったが、やはり塩辛い。
そしてやはり犬の臭いがある。
犬臭いスープの中で半熟になった白身をすすった瞬間、
若干の吐き気を催してしまった。

これが徳島ラーメンだ!というなら、
私には徳島ラーメンが合わないのだろう。
いや東京でも、そして徳島に近い大阪ですら
徳島ラーメンの店を殆ど見かけないのは、
日本人の味覚の平均値から見て
料理としての徳島ラーメンに特筆すべきことが無い、
ということなんだろうな、と思う。

徳島ラーメンには申し訳ないが、ご当地ラーメンとしては
平均以下の点しか差し上げられないというのが、
三度目の徳島ラーメンを食した後の感想である。
四国観光の中で話のネタに食べるという程度。

ただ動物臭が充満する角の席で、
実家の熊太郎に久しぶりに会いたくなり、
少し優しい気持ちになれたことには感謝しておこう。

投稿(更新) | コメント (0) | このお店へのレビュー: 1件

コメント

まだコメントがありません。