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「味玉つけ麺(並盛)」@麺や ポツリの写真 特にこの季節にはありがちですが、原因不明の体調不良……ついに約1週間、ラーメンから遠ざかっておりました。なんとか回復したと思われる金曜昼(26日)、復帰第一杯は気になっていた大門「ポツリ」へ。
 狙い目は「黄金中華そば」でしたが、いざ券売機と向かい合うと、最上段のイチオシ・メニュー、「濃厚煮干しつけ麺」ボタンの大きさに圧倒されます……取り敢えず、お店イチオシからいってみることに方針変更、「味玉つけ麺」(880円)をポチッとな。しかし、並盛(240g)に対して大盛(360g)はともかく、「追いつけ汁」もできる「W盛」(480g)まで同料金とは太っ腹ですな。
 平日午後1時半頃の入店でしたが、10席ほどのカウンターは2席を残してほぼ満員、厨房は比較的狭くロット2杯の製造態勢、入店タイミング次第では結構待たされます。私も1ロット見送り、約10分強でようやく配膳。
 では、つけ汁を一口……トロリとした黄土色のスープに背脂とくれば、どう見ても「豚骨魚介」と考えてしまいますが、実は動物系の主力は「鶏」。口あたりはポテッとしていますが、モミジを多めに使っているのかコラーゲン・タップリで、サラサラの「口溶け」感。これに煮干しをガツンと効かせるわけですが……これまで何度も書いたように、「鶏白湯」的な動物系に煮干しは合わない。しかしこのスープは、その難問を強めの「サバ節」で解決していますな……結構ありそうでない、大胆なアプローチ。動物系の甘みと、魚介系の旨み、そしてわずかな酸味が上手くバランスしており、なかなか美味なる一品です。
 麺は、小麦胚芽を使用するという太麺ストレート。モノ珍しさもあり、さっそく一本頬張って良く噛みますと……なるほど、ホッコリした穀類系の甘みが際立って、どこかこう、スナック的な親しみやすい味ですな。コイツをつけ汁につけ、ズバァ~~ッとイキますと……うん、こりゃかなりイケます。なんといっても、つけ汁の優しい甘みと麺の香ばしい甘みのコラボが面白く、かん水のイヤラシさが顔を出す前に、背脂とサバ節でまぁるく収めてしまおうというこの作戦は、結構イイ狙い。
 具材は、つけ汁に沈むサイコロ状チャーシューにメンマと味玉、そして麺皿に添えられた海苔。チャーシューは見かけによらずシッカリした味付けで、スープが「鶏」系だけに美味しさが際立って感じられます。券売機表示では「味玉赤ワイン風味」とされる味玉は、黄身がトロ~~リと仕上げられて、つけ汁・麺とは違う甘さを楽しませる趣向。白身は赤ワインのせいか少し紫がかっており、確かに独特のコクがあります。メンマも敢えて細切りにしてあり、麺と自然に一緒に持ち上がるよう、良く工夫されています。
 ―――つけ汁、麺の完成度、各具材の丁寧な仕上げから、「W盛」など料金設定まで、実によく練り込まれた味とサービス。ほとんど「文句なし」の領域ですが……敢えて難を言うなら、「サバ節」の単調さ。「鶏」「煮干し」の距離感を埋めるには、この「サバ節」の強さは致し方ないところですが、それ故味は「単調」に陥りがち。もう少し、いくつかの節系を絡めて変化を出してもいいような……ほんのわずかな、綻びに過ぎませんが。

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