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「排骨拉麺」@コーヒーハウス オリガミの写真ワタシの中に突如訪れたブーム。

自分の場合、こういうものは一過性に終わらず、
長々と続くことになる場合が多いので注意が必要^^


まずは嬉々として、ネットサーフィン。
ターゲットはもちろん豚の唐揚を冠した汁そば。
そう、その名はパーコーメン。漢字を使えば排骨麺。

探せばいろいろあるものね~♪と
なんとなく主婦チックなセリフを口にしながら、
クリクリやってたら・・・あっちゃぁ..もしかして出会っちゃった?


何コレ、カナリ究極ニチカクネ?

ってRDBに戻って、検索かけたら・・・えぇーっ!まさかの未登録。
なおさら、ヤバイヨヤバイヨ、まじヤバイヨ・・・って一体何が・・・?^^


ということで、RDB初見参となるコチラ「コーヒーハウスオリガミ」は
もともと2006年に閉館したキャピトル東急ホテルの中にあったカフェレストラン。

今年秋にリニューアルOpenとなる新館にも、恐らく再び入るであろう由緒正しき名店だが、
ホテルの営業がブランクとなっている現在も、赤坂東急プラザのB1Fでこのレストランは営業されている。


なぜホテルのカフェに排骨拉麺・・・という疑問は誰しもが思うところだが、そのルーツは古く、
1970年代にキャピトル東急の総支配人だったリチャード・E・ハンデルさんっちゅーお方が放った
「日本のホテルは日本人の好きなメニューを出さにゃ!」という発案を受けて、
「んじゃ・・・日本人の好きなメニューって?」となった際に、当時のスタッフが口を揃えて「そりゃ、ラーメン」と^^

たださすがにそのままラーメンを出すわけにもいかんだろうということで、海外からのゲストもおもてなしできる
ホテルメニューを目指して試行錯誤が重ねられ、ようやく完成したのが、この「排骨拉麺」とのこと。

キャピトル東急といえば場所柄もあって、永田町関連や国内外のセレブにファンが多いことでも有名なのだが、
なんと、かのマイケル・ジャクソンの来日時のお楽しみが、ルームサービスで食べるオリガミの排骨拉麺だったそうな。
いやはや、まさしくマイコーが愛したパイコーは、オリアンティならぬオリガミだったわけで・・・うーん、THIS IS IT!

ハイ、すみません・・・ウマいこと書いたつもりです・・・^^;

いやーしかし、調べれば調べるほど・・・いろんなエピソードがあるわあるわで...もう大変。
なんか幻の・・・だとか、伝説の・・・みたいな冠号をつけたくなっちゃうような雰囲気なのだが、その割に今も
赤坂東急プラザに行けば、グランドメニューで食べられちゃうようなので、こりゃ、もうイクしかないでしょと。

...しかし1杯2,541円也のお値段には、いかにブルジョワジーの禅魔師さんとはいえ、一瞬怯む。
SMALLもあるんだ・・・と日和りかけるが、いやいや、やっぱりフルサイズでしょ!と気を取り直し、銀座線乗車。

赤坂見附駅を外堀通り口から抜けて、通りを挟んだ目の前の建物が赤坂東急プラザ。
レストラン街への入口は向かって右側。
こうこうと輝く店舗案内板に「オリガミ」の名前と排骨拉麺のお写真が・・・やっぱり看板メニューなのね^^

階段でB1Fへ下りるとすぐ目の前に入口が。
ホテルのラウンジというか、高級中華といおうか・・・なんとも落ち着いた店構え。
店名にちなんで、折り鶴のオブジェもぶらさがっている・・・ガイジンさんが記念撮影しそうな感じ。

様子をうかがうように店内へ入っていくと、ホテルスタッフ風な方々が心地よいトーンで「いらっしゃいませ」。
若干舞い上がり気味なのはひた隠し、さも落ち着き払った風に中央奥手のテーブルに着席。

ゆったりとしたフロアには、自分の他にあと2組。
そのうち1組は隣接した鉄板焼「源氏」のお客様らしい。
オリガミでは会社帰りOL風な2人組がフツーにお茶してる・・・そりゃそーだ、コーヒーハウスだもん。

こうなれば、せっかくのよい雰囲気を堪能しちゃいやしょう・・・と開き直り、
店員さんを呼んで、まずは生ビールとオリガミ特製春巻(3本入り)をオーダー。
あわせて、春巻食べ終わったくらいに排骨拉麺をよろしくね!と。

うーん・・・いっつもこんなムードじゃ、気疲れしちゃうだろーけど、
たまにはこんな落ち着いたラウンジのような場所で、麺をすするのも悪くないかも~とくつろいでいたら、
程なく、ビールと春巻ちゃんがお邪魔しまーすとばかりにサーブされた。

春巻は3本を気を遣って半分ずつにカットしてくれたようで、つごう6ピース構成に。
小さいガラスの小鉢に入れられて、マスタードがお供。
そのマスタードも街の中華屋で見る、いわゆるカラシ色のブツではなく、カプチーノのような色をしてる。
箸の先でチョロッとやったヤツをペロッとやってやると、うわ、なんか風味高けー!といちいち感心。

ビールをクピクピやりながら、つまむ春巻が美味しくないワケがないのであるが、
正直、取り立てて絶賛するほどの逸品ではなかったかなと。
ま、一皿900円というコストが評価上のハンデになってしまうことは否めないところですが・・・^^;
ただ優雅で贅沢な気分にひたれることは請け合いなので、そういう意味ではオススメかも。

ワタシの箸の進み具合を見ながら、担当の方が厨房へアイコンタクトで調理開始の指示。
食べるペースをわざと乱してやったらあわてるかな・・・とイタズラ心もよぎったが、四十路近くにもなって、
そんなことやってる場合か!と自戒の声がすぐさま脳裏に響き、ペースを守りつつ最後の春巻を口に運ぶ。

皿を下げつつ、ビールのおかわりはいかがと来たが、今日のメインはあくまで排骨だもんで!とばかりに手で制す。
入れ替わりで、別の店員さんが「排骨拉麺の薬味になります・・」と、また落ち着いた声でのご案内&サーブ。

冒頭の写真にも写っているが、右手奥にある2つの椀には青ネギと白ネギがたっぷりと。
左のカップには、ラー油と七味が別々に・・・と、なんかもうこれだけですっかり禅魔師テンションUpである^^

さーそして、なにか大陸系の歴史ドラマで皇帝あたりの登場シーンに使われる
ジョワァァーン♪みたいなBGMが流れてきそうな勢いで排骨拉麺が眼前に現れた。

丼と言うよりはボウルといった方がしっくりきそうな広口の器の中を覗けば、
そこにはまさに琥珀色としか表現できないスープと、そこにゆったりと佇むくすんだ乳白色の麺、
そして香味色とでも名付けたくなるような艶々しいパーコーとまさに御三家揃い踏みの様相で。

まずは、琥珀の液体を啜ってみる。
ブイヨンベースと紹介には書かれているが、まー言ってみれば、丁寧に濾し取られた清湯スープ。
レシピうんぬんはいつも通り、詳細を述べるスキルがないので、印象だけしか切り取れないけれど、
まーじっくりコトコトやったのか、素材がいいのか知らないが、とにかく上質のスープであることは明白。

八角?シナモン?五香粉?といったあたりの中華エッセンスが軽めのアクセントで使われてる?ような
気もしたけれども、その辺当たってるかどうかは、まるで自信なしなので念のため^^
今まで飲んだスープで表現するなら、これも定かではないが、麻布の「かおたん」に一番近いかもな・・・と。

麺は箸使いの苦手な外国人の方でも伸びにくいようにと、配慮されて作られたものだそうだが、
箸使いの苦手な日本人代表、禅魔師の私見としてはその辺の効果はイマイチわかりにくいような気が・・・。
ボディの割に少しモタっとした感があって、あまり抵抗なくスルスルと入っていくタイプといえそう。

そしてパーコー♪♪♪・・・美味しいわ~やっぱり。
衣の味付けは比較的プレーンなタイプだが、ちょうど一口サイズにカットされた手頃な厚みの
ブタさんが誇るジューシーな柔肉が・・・と書いてるだけで鉄板でしょ、これは。

途中、白ネギ、青ネギをシングル・ツインで加えてみたり、ラー油をちょぴっと垂らしてみたりと
いろいろなアレンジを試してみたが、それぞれに表情を変えつつも、凛とした気品を失わぬところもさすが。

パッと見、結構デカっ!とたじろいだのだが、粛々と味わいつつ、
啜り込んでいくうちにあらら・・・もう終わり?みたいな感覚で完食。

現在は「いちごフェア」開催中らしく、あわよくばスイーツまで手を伸ばしてやろうかとも思っていたが、
そこは思いとどまり、ナプキンで口元を軽く拭き、おもむろに手を合わせて「ごちそうさま」と呟き、席を立つ。

しめてお勘定、¥4千6百ナンボ・・・まーなかなか結構なオテマエである^^

ちなみにサービス料も発生しているので、こういったお店で万一、変な接客されちゃったりした時こそ、
現場はともかくレビュー上で接客がなってないだの、言葉遣いがどーだだのとギャーギャー吠えてみましょう^^

・・・ま、コチラに限ってそんな粗相はないでしょうが。


しかし、ホテルシェフが作った排骨拉麺・・・長年のファンが多いこともやはりうなずけるなと。

基本的に淡麗系に属する味なので、個人的にド真ん中ではないのは、くじら軒と同様なのだが、
ロケーションやお値段の部分で、バイアスがかかった状態になっていたことを差し引いても、
たまには贅沢して、また寄ってみたいな~と思わせてくれる至高の一杯だったように思う。


マイケルも愛した一杯を堪能し、思わず浮かれてムーンウオークで赤坂を後にした禅魔師だった・・・嘘つけ^^

投稿(更新) | コメント (3) | このお店へのレビュー: 1件
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コメント

KMです。
イヤー・・・・楽しいお話でした。

こういうのをたまに読ませていただくと、
一日がいい気分で始まります。
ありがとうございます。

こんな由緒正しい排骨麺があるとは、
思いませんでした。
中華料理店には、知らない名店が沢山あります。
そういうところで麺というのもいいですね。

こういうところに行って排骨麺を食べるのは
大人の遊びですね。
楽しそうです。

KM | 2010年3月12日 07:15

どもです!

先ずは、新規登録&初採点乙~

KMさん同様、非常に楽しく読ませていただきました。

貴殿は、プロのグルメリポーターでしょうか?(笑)
いや、相変わらずの素晴らしい!
魅力あるレポ内容にどんどん吸い込まれますよぉ~
タメになりました。

>ハイ、すみません・・・ウマいこと書いたつもりです・・・^^;
=>座布団一枚ス♪(笑)

飲み会を一回減らして、こちらで優雅にラーメンを啜るのも
よいかもしれません♪

YMK | 2010年3月12日 08:08

>禅魔師さま

こんにちわ^^
桃の木へのコメントありがとうございました。

ホテルで排骨麺とは、目の付け所が違いますねw

>何コレ、カナリ究極ニチカクネ?
この感覚、店舗登録せずにはいられませんね~^^

THIS IS ITな排骨麺を世田谷でも探したいと思いますw

フリーダム | 2010年3月13日 12:25