なんとかデータベースラーメンカレーチャーハンぎょうざうどんそば
 
58

「味玉らー麺」@麺屋武蔵 武仁の写真 薄曇りの日曜日(5日)、今日も今日とて休日出社。遅めのランチは秋葉原の新店「麺屋武蔵 武仁」へ。
 14時頃の入店でしたが、満席の上店内5人待ち。しかし、何人か席を立ちそうな雰囲気でしたので、券売機に向かうことに。移転前は浅草「江戸きん」だったこのお店、名物のカレー系も気になりますが……とりあえず、「味玉らー麺」(880円)をポチッとな。
 他の「武蔵」系列と同様、シックにまとめた内装。カウンターには日本刀の鍔(つば)の模様があしらわれ、照度を落としたペンダントライトで、落ち着いた雰囲気を醸しています。客席の間隔も新宿本店ほどは狭くなく、名物の湯切り時の掛け声も控えめ。製造は1ロット6, 7杯、1ロット見送ると結構時間がかかります……約10分後に丼到着。
 では、スープを一口……「武蔵」系列では珍しく、魚介系がメイン。「主役」の魚介出汁はカツオ節・煮干しが中心と思われますが……正直言って、「主役」を務めるには実力不足。おそらく温度管理に問題があるらしく、加熱により旨みが失われ、味の彩りをカツオ節の「渋み」がくすませて、どうにも「地味」な押し出し。もともと、濃厚な動物系の「脇役」として仕立てた味だと思われ、それをそのまま「主役」に据えても、広い舞台の真中でオドオド……頼みの動物系は、「武蔵」系の他店と違いサラリとした薄味で、どうにも「逃げ道」のないバランスの悪さ。
 麺は、「武蔵」系共通の中太ストレート。しかしチョイとゆで過ぎで、この系列独特の「パン」とした麺肌の「張り」がありません。味はさすがに良いのですが、モッチリ感も弱めで、食感的にはちょっと残念。具材は、チャーシュー、メンマ、味玉にネギ。チャーシューはバラ肉をブロック状に切った分厚いもの、パリッとした表面の濃い味と、中の肉汁がフュージョンして、なかなかの味わい。もっとも、チャーシューの存在感が「突出」してしまうのが、この系列の悪い癖ですが……メンマは塩抜き後の煮込みを控え、薄味にしてパリッとした食感、風味と鼻に抜ける香りが心地よい一品。味玉も薄味に仕上げて黄身のネットリした甘みを上手く活かしており、上々の仕上がり。なにがなし、スープの「くすみ」に対して、具材の出来の良さだけが「突出」した一杯ですな。
 ―――ま、新店ゆえの「ブレ」と見るのが穏当なのかな……しかし、魚介出汁をメインにするのなら、あの「実力」では修行不足、素材の構成からして「ブレ」以前の問題と思われます。魚介出汁メインに感じたのも「ブレ」のせいだとすると、それはあまりにも「ブレ」すぎですな……要するに、カレーがメインのお店なのかしら。なんだかよくわからない「武蔵」系でした。

投稿 | コメント (0) | このお店へのレビュー: 2件

コメント

まだコメントがありません。