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「エビワンタンメン」@支那ソバ きたがわの写真2023年10月9日(月・祝日)

昨日は名古屋まで移動して課題であったこちらの店を初訪問。

こちらは「かづ屋」出身の店主が昨年末にオープンした店との事です。

開店直後に到着すると、店内では4名の先客が順次注文をしている状況です。

着席して「エビワンタンメン」を注文すると、待つ事21分ほどで待望のラーメンが到着です。

燻みを帯びた醤油スープには油分が適量浮いていて、中細麺の上にはチャーシュー、ワンタン、メンマ、笹切りのネギが乗っています。

先ずはスープを飲んでみると、適度でいて丸みを帯びた醤油の風味や塩味と共に、重厚でいて円やかな出汁の旨味が口の中に広がります。

出汁は恐らく鶏や豚の動物系に乾物魚介や昆布と思われますが、出自に比べて動物寄りであると共に濃度が飛躍的に増している印象です。

また、スープからは生姜と思しき仄かな風味を感じるものの、出汁ではなく寧ろラードベースの香味油で与えられている様な気がします。

一方、タレは加糖感を伴う事なく醤油の素直な風味を与えている反面、塩分の角は豊富に溶けた動物の油分で徹底的に丸められています。

次に麺を食べてみると、艶やかな細麺が若干硬めに茹でられていて、噛み締めると靱やかなコシや張りと共に清々しい小麦の風味を感じます。

尚、風味の強さに加えて歯触りに微かに残る粘り気を勘案すると、加水率は出自に比べて若干低めにチューニングされている様な気がします。

そして、嫋やかな細麺にはスープが潤沢に絡み込み、噛み締めると小麦の甘味に脂質のコクが重なる事で味わいに豊潤な膨らみが生まれます。

次にチャーシューを食べてみると、小振りな豚腿肉の焼豚がかなり厚めにスライスされています。

焼き上げられた赤身は靭やかな弾力を帯びていて、噛み締めると甘めな醤油ダレの風味と共に凝縮された肉質の旨味が舌に存分に伝わります。

因みに、チャーシューは吊るし焼きで仕上げられている気がするものの、吊るし焼きで浴びがちな燻煙の香りは至って控えめである印象です。

次にワンタンを食べてみると、小振りな海老の剥き身数匹が薄めな皮で緻密に包み込まれています。

海老は弾ける様な食感を保っていて、尚且つ味付けは軽めに留められている事から、噛み締めると素材の淡白な旨味が舌に素直に伝わります。

食べ終えた感想ですが、自ら味わう限りでは出自の「かづ屋」ではなく寧ろ同門である「おさだ」を彷彿とさせる味わいでした。

老舗の一杯が現代風に研き上げられてはいるものの、出汁の濃度で味わいが丸められ過ぎていて些かキレに欠けている感が否めませんでした。

改めて訪れる機会があれば、次回は14時以降と夜営業でのみ提供されている「つけソバ」を是非試してみたいと思います。

ご馳走さまでした。

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