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10月11日に訪問。オープン当初から気に入っていた「佐世保小淀」が店主さんの体調不良などもあったようで残念ながら今年の4月に閉店してしまい、その店主さんに代わって小淀のスープを作り続けていたスタッフの方にお店を譲る形で誕生したのがこの「横道屋」だそうです。小淀は家系の豚骨醤油がメインでしたが、こちらは鶏白湯を売りにしています。初訪問の今回は看板メニューである濃厚鶏白湯ラーメンを頂きました。価格は800円です。スープは出汁に有田鶏と野菜を使用し、カエシの醤油ダレにも魚介やしいたけ等を加えているとのこと。「濃厚鶏白湯」を謳っているお店は、鶏の旨味を前面にガツンと押し出している分かりやすい味のところが多いですが、こちらのスープは口にした瞬間に鶏の旨味と合わせて野菜の甘味も感じられ、徐々にカエシの醤油や魚介のビターな旨味が優勢になっていく複雑な味わいです。麺は角のある中太とも中細とも言えそうなサイズの麺が使用されています。京都の老舗製麺所「麺屋棣鄂」さんの国産小麦を100%使用した特注麺だそうです。もっちりとした食感が良く、スープとの絡みも申し分ありません。具材は鶏と豚のチャーシュー、青ねぎ、白ねぎ、水菜、かぼちゃのスライスがトッピングされています。豚チャーシューは提供前に七輪で炙って仕上げており、こだわっているようだったので期待していたのですが、脂が多い部位にも関わらず身がパサっとしていて、肉の旨味もカエシの味もあまり感じられませんでした。七輪の火力も弱かったのか、特に焼き目もついておらず香ばしさもありません。鶏チャーシューは低温調理された厚みのある胸肉で、身はしっとりしています。味は周りにまぶされた黒胡椒の風味がするくらいで、とても淡白です。水菜は食感が非常に良いのですが、風味が強すぎます。こんなに味が強い水菜は初めて食べました。単品で見れば風味が強い方が良いものなのかもしれませんが、ラーメンのスープとは全く合っておらず、口にして暫くは風味が後を引いてとても邪魔です。過ぎたるは猶及ばざるが如し、ですね。かぼちゃのスライスは油で揚げてあり、甘みがあって味は美味しいのですが、口にした瞬間の油臭さと重たさが気になります。ただでさえスープがこってりしていてチャーシューも大きめですから、野菜まで重たくする必要はないかと思います。総じて、麺とスープだけを見れば、前身の小淀にも劣らないレベルにあると言えなくもないです。しかし具材は現状「映え」重視になってしまっているようで、味やバランスに改良の余地が多く残されており、一杯のラーメンとしての完成度はまだまだ小淀に及ばないなと感じます。まだオープンして日は浅いので、今後の更なるブラッシュアップに期待しています。
オープン当初から気に入っていた「佐世保小淀」が店主さんの体調不良などもあったようで残念ながら今年の4月に閉店してしまい、その店主さんに代わって小淀のスープを作り続けていたスタッフの方にお店を譲る形で誕生したのがこの「横道屋」だそうです。小淀は家系の豚骨醤油がメインでしたが、こちらは鶏白湯を売りにしています。初訪問の今回は看板メニューである濃厚鶏白湯ラーメンを頂きました。価格は800円です。
スープは出汁に有田鶏と野菜を使用し、カエシの醤油ダレにも魚介やしいたけ等を加えているとのこと。「濃厚鶏白湯」を謳っているお店は、鶏の旨味を前面にガツンと押し出している分かりやすい味のところが多いですが、こちらのスープは口にした瞬間に鶏の旨味と合わせて野菜の甘味も感じられ、徐々にカエシの醤油や魚介のビターな旨味が優勢になっていく複雑な味わいです。
麺は角のある中太とも中細とも言えそうなサイズの麺が使用されています。京都の老舗製麺所「麺屋棣鄂」さんの国産小麦を100%使用した特注麺だそうです。
もっちりとした食感が良く、スープとの絡みも申し分ありません。
具材は鶏と豚のチャーシュー、青ねぎ、白ねぎ、水菜、かぼちゃのスライスがトッピングされています。
豚チャーシューは提供前に七輪で炙って仕上げており、こだわっているようだったので期待していたのですが、脂が多い部位にも関わらず身がパサっとしていて、肉の旨味もカエシの味もあまり感じられませんでした。七輪の火力も弱かったのか、特に焼き目もついておらず香ばしさもありません。
鶏チャーシューは低温調理された厚みのある胸肉で、身はしっとりしています。味は周りにまぶされた黒胡椒の風味がするくらいで、とても淡白です。
水菜は食感が非常に良いのですが、風味が強すぎます。こんなに味が強い水菜は初めて食べました。単品で見れば風味が強い方が良いものなのかもしれませんが、ラーメンのスープとは全く合っておらず、口にして暫くは風味が後を引いてとても邪魔です。過ぎたるは猶及ばざるが如し、ですね。
かぼちゃのスライスは油で揚げてあり、甘みがあって味は美味しいのですが、口にした瞬間の油臭さと重たさが気になります。ただでさえスープがこってりしていてチャーシューも大きめですから、野菜まで重たくする必要はないかと思います。
総じて、麺とスープだけを見れば、前身の小淀にも劣らないレベルにあると言えなくもないです。しかし具材は現状「映え」重視になってしまっているようで、味やバランスに改良の余地が多く残されており、一杯のラーメンとしての完成度はまだまだ小淀に及ばないなと感じます。
まだオープンして日は浅いので、今後の更なるブラッシュアップに期待しています。