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「らーめん」@ら~めん つけ麺 幸加の写真2023年3月12日(日)

一昨日は今月オープンしたばかりであるこちらの新店を初訪問。

こちらは「せたが屋」グループで長年務めた方が独立開業した店です。

尚、店主の「福盛靖明」氏はテナントビルの建て替えを理由に長期休業中である「ふくもり」で店長を務めていたそうです。

14時22分に到着すると、遅めな時間である事から店内には先客が2名のみの状況です。

着席すると共に「らーめん」を注文すると、待つ事7分ほどで待望のラーメンが到着です。

茶色く濁ったスープは想像よりサラリと仕上げられていて、艶やかな中太麺の上にはチャーシュー、メンマ、刻みネギが乗っています。

先ずはスープを飲んでみると、穏やかに効いた醤油の風味や塩味と共に、濃厚でいてスッキリとした出汁の旨味が口の中に広がります。

出汁は豚や鶏の動物系に乾物魚介と思われますが、動物の旨味が主体を占めながらも仄かな魚介の風味が奥底に介在している印象です。

尚、ベースの動物白湯は緩やかに乳化されてはいるものの、白湯出汁に有りがちな油分やゼラチン質の臭味は見事に抑えられています。

一方、乾物魚介からは旨味のみが丁寧に引き出されてはいるものの、慎重に味わうと魚介節から来ると思しき極微かな酸味を感じます。

構成面では「ふくもり」よりも明らかに動物寄りではあるものの、それでも尚「ふくもり」の面影が色濃く残されている様に感じます。

また、罪悪感なく飲み干せるほど優しく仕上げられてはいるものの、その部類のスープに有りがちな物足りなさは一切感じられません。

次に麺を食べてみると、多加水寄りの中太麺が適度な硬さに茹でられていて、ムッチリとした食感と共に鮮明な小麦の風味を感じます。

また、小麦の風味やコシのみでなく独特な肌艶が保たれていて、この点からも「ふくもり」の片鱗が存分に残されている様に感じます。

そして、艶やかな中太麺にはスープが過不足なく絡み込み、優しいスープの旨味が相乗する事で小麦の甘味が一段と膨らみを増します。

次にチャーシューを食べてみると、低温調理で仕上げられた豚肩ロースが薄めにスライスされています。

肉質はレアに偏り過ぎる事なく瑞々しい弾力を保っていて、赤身の緻密な旨味と共に脂身のコクや甘味が舌に極めて鮮明に伝わります。

食べ終えた感想ですが、決して今風の味わいではないものの、幅広い世代に愛されそうなシンプルでいて安心感を覚える味わいでした。

また、優しさと満足感をさり気なく兼ね備えた味わいからは「せたが屋」グループで長年務めていた福盛氏の高い技術が垣間見えます。

改めて訪れる機会があれば、次回は居合わせた先客が食べているのを見て気になっていた「つけめん」を是非試してみたいと思います。

ご馳走さまでした。

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